ECH代表 廣田正俊のコラム

Hirota column

会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。

どんな仕事にも120%でやる

最近、社会人1年生になった人と話す機会があり、仕事の相談を受けることがあったのでブログにその事を書いてみます。

社会人になり仕事に向き合った時に、「この仕事はここまででいいだろう」という思いで仕事をすることがあるそうです。
学生時代の勉強も、6割取れば単位が取れる、80点取れば資格試験に合格といった目標でやってきた習慣がそうさせるのかもしれません。

ただ、社会人が仕事に向かう時、そう思った瞬間に成長は止まります。

私はこれまで多くの現場で、色々な人を見てきましたが、成長している人には共通点があります。
それは、どんな仕事でも「120%でやる」という姿勢です。

100%は「求められていることをきっちりやる」状態です。
しかし120%とは、その先です。

・もう一歩踏み込んで考える
・相手が気づいていない価値を提供する
・期待を少し超えて返す

この積み重ねが、社会人としての仕事の能力を引き上げていきます。

80%や90%で仕事をしていても、その場は何となく回るかもしれませんが力は積み上がりません。
むしろ「中途半端な仕事しかできない」という自分を作ってしまいます。

仕事の大きさや難しさに関係なく、小さなタスクでも、資料1枚でも、メール1通でも、そこで120%をやり切るかどうかがその人の成長を決めます。

また、もう一つ大事なことがあります。
「120%でやる人は、周りから信頼される」ということです。

「あの人に任せれば、必ず期待以上で返ってくる」

そう思われるようになると、チャンスが集まります。
仕事は、人が運んでくるものだからです。
私は経営者として、この「120%を出し切る文化」を大切にしたいと思っています。

誰かに言われてやるのではなく、自分で仕事の基準を上げていく。
その積み重ねが、個人の市場価値を高め、会社の力となります。

ぜひ一つひとつの仕事に、「あと20%できることはないか?」と自分に問いかけてみてください。
成長は、特別な場ではなく、日々の仕事の中にあります。

2026/6/10

2026/06/10

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上、三年にして下を知り、下、三日にして上を知る

今回は、実業家 伊藤忠商事会長であった瀬島龍三氏の言葉、「上、三年にして下を知り、下、三日にして上を知る」を紹介します。
この言葉は、上司が部下の能力や性格を理解するには三年かかるが、部下が上司の器や人間性を見抜くのは三日あれば足りるという意味です。

上に立つ人にとって常に忘れてはいけない格言です。
上に立つ人は、多くの部下を理解するのに時間がかかる一方で、部下は、上司の人間性や能力をわずか数日で見抜いてしまうということを言っています。
私自身、この言葉を強く意識するようになったのは、会社の規模が大きくなり「組織」になったと感じた頃からです。

人は、言葉ではなく“振る舞い”を見ています。
社員は、リーダーの日々の一つ一つの判断、態度、言葉、そして「危うさ」すら見ています。

・都合のいい時だけ理念を語っていないか
・厳しい場面で逃げていないか
・言っていることと、やっていることは一致しているか

こうした事をはっきりと見ています。

組織の上に立つと直接注意してくれる人が減ってきます。
気をつけないと、自分の行動が危ういものになったりします。
経営とは「見透かされている」中で行うもので、この言葉を突き詰めるとリーダーが取るべき行動はシンプルです。

・ごまかしは通用しない
・一貫性がない経営は続かない
・本気でやっているかどうかは必ず伝わる

本気の努力、誠実、覚悟を持って経営を行っているかは必ず組織に伝わります。
リーダーとしての経営者は、「どう見えているか」にはいつも気をつけて行動しなくてはいけません。

・挑戦する文化をつくりたいなら、自分が挑戦する
・厳しい環境にしたいなら、自分が一番厳しくある
・プロフェッショナルな組織にしたいなら、自分がプロである

言葉ではなく、行動で示す。
それしか、組織には伝わらないと考えています。

「上、三年にして下を知り、下、三日にして上を知る」
この言葉は、上に立つ人への戒めであり、同時に行動の指針でもあります。
社員は、しっかり見ている。
だからこそ、誠実であればその誠実さもきちんと伝わります。
私自身、経営者として「三日で見抜かれても恥ずかしくない経営」を行いたいと思います。
ECHを言葉ではなく、行動で信頼される組織にしていきたいと考えています。

2026/6/4

 

2026/06/04

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フィードバック文化

今回は、「NO RULES 世界一「自由」な会社、NETFLIX」という本を読み、フィードバックについて気づく点があったので書いてみたいと思います。

NETFLIXはみなさんも知っている世界最大級の「動画配信サービス企業」です。
NETFLIXは「テクノロジー × コンテンツ × 組織文化」で成長してきた会社です。

NETFLIXといえば、動画配信のイメージが強いと思います。
しかし、彼らの競争力の根源は「テクノロジー」や「コンテンツ」だけではありません。
成長の本質は「組織文化」にあります。

その中心にあるのが、徹底したフィードバック文化です。
NETFLIXのフィードバック文化とは「相手の成長のために、率直に本音を伝え合う文化」です。
フィードバックは特別なものではなく、日常業務の一部として常に行われているそうです。

例えば、
・上司が部下にフィードバックする
・部下が上司にフィードバックする
・同僚同士でも率直に伝え合う

こうした「双方向・全方向」のフィードバックが行われています。
さらに特徴的なのは、遠慮しない率直な意見です。

・良いことだけでなく、改善点もはっきり伝える
・遠回しではなく、ストレートに伝える
・ただし、相手の成長を本気で考えていることが前提

「気を使って言わない」ことの方が、チームにとってはマイナスだと考えられているのです。

なぜそれが成長につながるのかというと、この文化があることで、NETFLIXには次のような状態が生まれています。

① 問題がすぐに見える
小さな違和感も即座に共有されるため、問題が大きくなる前に修正できます。

② 学習スピードが圧倒的に速い
リアルタイムでフィードバックがあるため、「やりながら改善」が可能になります。

③ 組織全体で成長する
個人の改善がすぐにチームに波及し、組織としての強さが上がっていきます。

④ 上下関係に依存しない
良いアイデアや改善は、役職に関係なく上がるため意思決定が速くなります。

ただし、前提があり、重要なことはフィードバックは「信頼」があって初めて機能するという点です。

Netflixでは、
・相手を尊重する
・相手の成長を願う
・陰で言わず、本人に直接伝える
といったルールが徹底されています。

つまり、「本音を言っていい会社」ではなく、「本音で成長させ合う会社」なのです。

私はこの考え方は、ECHにとって非常に重要だと考えています。
私たちは、SAPという変化の激しい領域で活動しており、人の力がそのまま価値になる会社です。
だからこそ、組織の成長スピードが競争力になります。

そのためには、フィードバックを「仕組み」ではなくECHの「文化」にする必要があると考えています。

いきなりNETFLIXのような文化を作る必要はありませんが、まずは以下を意識してみてください。

・「良かった点」を具体的に伝える
・「改善点」を曖昧にせず伝える
・相手の成長を前提に会話する
・自分もフィードバックを受け取る

特に大事なのは、フィードバックは「評価」ではなく「支援」であるというお互いの認識です。
人は、自分では気づけないことが多くあります。
だからこそ、他者からのフィードバックが成長を加速させるのだと思います。
そして、強い組織とは、フィードバックが自然に流れる組織です。

ECHも、そのような組織にしていきたいと考えています。
ぜひ、日々の業務の中で、「一歩踏み込んだフィードバック」を意識してみてください。

2026/5/27

2026/05/27

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無人の山中で木が倒れたとき、音はするのか

「無人の山中で木が倒れたとき、音はするのか」

これは、有名な禅問答です。
この問いかけは、古くから哲学や禅の世界で語られてきた、非常に意味深いテーマを持っています。
質問をそのまま受け止めると「音はしない」となりますね。


「音はする」という答え

科学的に考えれば、答えは「音はする」となります。
木が倒れて空気が振動し、音が発生する。
つまり「音はする」です。

「音はしない」という答え

一方で、違う考えもあります。
音は単なる空気の振動でなく、それを「聞く」人がいることで初めて成立するという考えです。
つまり、誰もその音を聞いていなければ、それは単なる「振動」であって「音ではない」という考え方です。

この問いかけが言いたい事は、「音」にあるのではありません。

・ものの価値とは何か
・存在するとはどういったことか
・意味とはどこで生まれるのか

こうした本質的な問いを、私たちに投げかけています。
私たちの生活する社会で、非常に重要な示唆を持つものだと思います。

例えば、
・どんなに正しいことを言っても
・どんなに相手を思っても
・どんなに優しい言葉を使っても

それが相手へ伝わらなければ存在していないのと同じなのです。
なぜなら、言葉は「受け手が感じて初めて成立する」からです。

コミュニケーションは聞き手がいて初めて成立します。
「正しく話している」ではなく「正しく伝わっているか」が大事です。
重要なのは「相手にどう届いているか」です。

無人の山で木が倒れても誰も聞かなければ意味を持たないように、コミュニケーションも「伝わってこそ価値」になります。

AIやDXが進むこれからの時代においても、最後に差がつくのは「コミュニケーション能力」です。

・相手がどう受け止めるか
・どう感じるか
・どう評価するか

つまり「自分の発した言葉に意味と力を生み出す能力」です。
言葉は、誰かに届いたときに初めて価値になります。
ただ「話す」のではなく、「伝わる」コミュニケーションをしていきましょう。

2026/5/20

2026/05/20

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変化に対応しながら、変化を創る

昨日の全体会で話した内容を改めて社長ブログに書いてみます。

現在、私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。
DXの加速、AIの進化、そして人材不足といった構造的な変化は、企業の在り方そのものを大きく変えています。
特にAIは、単なる業務支援のツールではなく、経営判断を支える存在へと進化しています。

このような時代において重要なのは、「変化に対応する」することはもちろんの事、変化を前提に価値を創り続けることです。

その中で、ECHの方向性は明確です。
教育事業の拡大、攻めの保守の安定成長、新領域のプライムビジネス強化。
この3つの柱を軸に、成長と安定を両立しながら企業価値を高めていきます。
これは単なる戦略ではなく、「人材育成」と「ストック型ビジネス」によって持続的に成長するという、私たちの意志です。

SAP業界は大きな変化が起きています。
S/4HANAへの移行は、単なるシステム導入にとどまらず、業務改革そのものへと進化しています。
これからは技術力だけでなく、業務理解や提案力を持ち、顧客の変革を支援する存在が求められます。
つまり私たちは、「技術者」ではなく「価値を創るパートナー」へと進化していく必要があります。

ここで皆さんに伝えたいのは、私たちは変化に追いつく会社ではなく、変化をリードする会社を目指すということです。
そのためには、一人ひとりの主体的な行動が不可欠です。
小さなことで構いません。新しいことに挑戦し、自ら価値を生み出す意識を持つことが会社全体の成長につながります。

みなさんに、ぜひ意識してほしいことがあります。
それは「日々の中で、成長につながる時間を作る」ということです。
一歩一歩の積み重ねが未来をつくります。

ECHは、挑戦する人を応援する会社です。
私たちは明確な方向性と成長基盤を持っています。
一人ひとりの成長が会社の大きな成長へとつながります。
社員全員で次のステージへ進んでいきましょう。

2026/5/16

2026/05/16

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「何をしたいか」ではなく「何ができるか」

日々仕事をする中で、私がよく感じることがあります。
それは、成長していく人ほど「何をしたいか」よりも「何ができるか」を大切にしています。

社会人になって初めの頃は、「将来何をやりたいか」や「自分にはどんな仕事が向いているか」とよく考えます。
ただ、仕事の現場では「この人は何をやりたいか」ではなく、「この人は何ができるか」で仕事や役割が決まっていきます。

・この人なら安心してこの仕事を任せられる
・この分野ならあの人に聞けば大丈夫だ
・この場面ではあの人が必要だ

そう思われる存在になると、自然と仕事が集まってきます。

このような状態なるのは、その人に特別な才能があったからではありません。
その人が、一つ一つ「できること」を増やしてきた結果です。

「できること」は、日々の積み重ねで増えていきます。
この「できること」をどうやって増やしていったかは、毎日の仕事の中にあります。

・分かったつもりで終わらせない
・人に説明できるところまで理解する
・昨日できなかったことを、今日できるようにする

こうした小さな積み重ねが、半年後、1年後には大きな差になります。

私たちの周りにいる「頼られている人」は、最初から優秀だったわけではありません。
一つ一つコツコツと「できること」を増やしてきた結果です。

この「何ができるか」を考えて行動していると、自然と「この分野が好きだ」「これを続けたい」という思いが生まれてきます。

できることが増える

任されることが増える

自信がつく

選択肢が広がる

この流れの中で自分の進む道が自然と見えてきます。
最初から「やりたいこと」が明確でなくても大丈夫です。
過去からの「できること」の積み重ねで「やりたいこと」が見えてきます。

ECHは「人を育て社会に貢献する」という理念を大切にしています。
「できること」を増やそうと努力する人を応援します。

今日より明日、一つでもできることを増やす。
その積み重ねが、皆さん自身の価値を高め、結果として仕事のやりがいや人生の選択肢を広げてくれます。

もし今、「自分は何がやりたいのか分からない」「このままでいいのか不安だ」と感じていたら焦らなくて大丈夫です。
まずは、「今日、自分は何ができるようになったか」を意識しながら行動してみてください。
その積み重ねた先に、皆さんそれぞれの道があります。

会社としても、皆さんが「できること」を増やせる環境をこれからも用意していきます。
一緒に、少しずつ前へ進んでいきましょう。

2026/5/1

2026/05/01

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変革

― 衆知で、変わり続ける会社へ ―

最近、高野正行さんの著書、「いい経営者は「いい経営」ができるのか」を読みました。
その中で、改めて「いい経営」ということについて考えさせられました。

この本の中に、「いい経営とは、変革が持続する状態をつくること」と書かれています。
一度に大きく変えることが「いい経営」ではなく、大局を見据え、考え、変革し続けること。
これが、本当の「いい経営」だと書かれています。

変革は、危機が訪れてから行うものでなく、普段から課題に向き合い対応していく、大事なのは平時の変革だと改めて思いました。

平時に将来を見据えて舵を切れるかどうか。
それが経営者に求められる役割なのだと思います。

ただ、変革は経営者一人ではできません。
松下幸之助さんは、経営において最も大切なものとして「衆知」を挙げています。
一人の知恵には限界がある。
多くの人の知恵を集め、活かすことで、企業は正しい判断ができ成長し続けられる。
この考え方は、高野正行さんが説く「変革の主役を、経営者から組織へ移していく」という思想とも重なります。

最初は、経営者が方向を示す必要があります。
しかし、いつまでも経営者だけが考え決めていては、変革は持続しません。

大切なのは、社員一人ひとりが自分で考え、判断し、動ける状態をつくること。
衆知が活かされ、組織そのものが変わり続けられるようになること。
それが「いい経営」なのだと思います。

ECHが目指しているのも、誰か一人が引っ張り続ける会社ではありません。
人が育ち、衆知が活かされ、組織として変わり続けられる会社。
派手な改革ではなく、静かに、着実に進む変革。

これからもECHは、変化が持続する状態をつくるための「いい経営」を行っていきます。

2026/4/22

2026/04/22

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月光の響

先週末、栃木県にある藤城清治美術館を訪れました。

日々忙しく仕事に向き合う中で、ふとある言葉を思い出したことが、この美術館へ足を運んだきっかけです。

「経営は、科学とアートである」

経営者として日々さまざまな判断に向き合う中で、いまの自分に何が必要なのかを常に考えています。
多くの経営者と出会い、書籍を読み、経験を重ねる中で、「経営は科学とアートである」という考えは、私の中で確信に変わりました。

データや論理に基づく「科学」と、直感や感性に基づく「アート」。
この二つのバランスこそが、経営者に求められる重要な資質だと感じています。
その中でも「アート」を育むためには、美術に触れ、感じ、考える時間が必要だと考え、藤城清治美術館を訪れることにしました。

藤城清治美術館
https://fujishiro-seiji-museum.jp/

アートには正解がありません。
その点で、経営ととてもよく似ていると感じます。
人それぞれ異なる解釈があり、その違いを理解する力。
対象を注意深く観察する力。
論理だけでは伝えきれない感情を受け取る力。
そして、無から有を生み出す力。
アートには、経営に通じる多くの学びがあります。

美術館の敷地には広い庭があり、そこに点在するオブジェや、教会に設えられたステンドグラス、美術館内に並ぶ多くの作品は、どれも強く感性に訴えかけてくるものでした。
その中で、特に心を惹かれた作品が「月光の響」です。

月光の響
https://seijifujishiro-lavie-shop.myshopify.com/products/%E6%9C%88%E5%85%89%E3%81%AE%E9%9F%BF

背景には広がりのある世界が描かれ、小さな形が集まって一本の大きな木を形づくっています。
そこに差し込む強い光。その光の下で、一人の少年が懸命にチェロを奏でています。
静かな中にも、少年の内側から湧き出る力強さを感じさせる絵でした。
この作品を前にしていると、自分の中にもまだ湧き出てくる力があるのだと、不思議と勇気をもらえます。

広い世界の中で、懸命に一つのことに打ち込むことの尊さ。
その姿勢の美しさを、この「月光の響」は改めて教えてくれました。

2026/4/16

 

2026/04/16

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文字で心を洗い、心のノミで顔を彫る

文字で心を洗い、心のノミで顔を彫る

今回は、作家 小島直紀さんの「文字で心を洗い、心のノミで顔を掘る」という言葉を紹介します。

少しわかりにくい言葉だと思います。
私も最初にこの言葉に出会った時は「何を言っているのだろう」と思いました。

意味を知りたくて色々と調べていると、先人たちの知恵や知識を身につけて、その知恵や知識を自分という人間形成に活かしていく事と言ってました。

忙しい毎日の中で仕事に追われていると、知らないうちに心が疲れたり考える余裕がなくなったりします。
そんなときに役立つのが、本を読むことです。
本を読むことはただ知識を増やすだけではなく、自分の頭の中で読んだ内容を改めて考え、「いま自分は何を考えているのか」、また「今はどういった気持なのか」を改めて見つめなおすことができます。
これが「文字で心を洗う」ということです。

若いうちは経験も少なく、分からないことだらけです。
だからこそ、本を読むことには大きな意味があります。
本は、先に社会を生きた人たちの失敗や悩み、考え方を短い時間で学ばせてくれます。
自分がまだ経験していない世界の疑似体験ができるので、「ああ、こう考えればいいのか」「こういう見方もあるんだ」と、新たに気づかせてくれます。
これは仕事をするときの安心感にもつながります。

また、本を読むことで自然と身についてくるのが「考える力」と「言葉の力」です。
仕事では、分かっているつもりでもうまく説明できない場面がよくあります。
本を読み続けていると、自分の気持ちや考えを言葉にする力が備わってきます。
質問をするときや説明をするとき、相談をするときに、その差は必ず出てきます。
技術やスキルと同じように、言葉は私たちの仕事に大切な道具です。

心を洗ったあとは、「心のノミ」で自分を掘っていく番です。
自分なりに得た知識、学んだことを実際の仕事で少しずつ試してみると、すぐにうまくはいかないかもしれませんが、失敗して「なぜうまくいかなかったんだろう」と考えるときに、積み重ねた知識が役立ちます。
この積み重ねが、数年後の自分の強さになります。

ECHという会社も、皆さん一人ひとりの成長によって形づくられています。
最初から立派な顔をしている人も会社もありません。
学び、悩み、考え、行動する中で、少しずつその人、会社らしい「顔」ができていきます。

本を読んで心を整え、日々の仕事で自分を磨いていく。
その繰り返しが、将来の自分を助けてくれます。
私は、その積み重ねが必ず自分の力になると信じています。

2026/4/8

2026/04/08

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新しい組織体制

4月から新しい組織体制が始まります。
今日は、そのスタートに合わせて、今回の組織体制について少し書いてみたいと思います。

今回の組織変更は、単なる配置換えではありません。
プライムビジネス、収益構造、そしてデータドリブン。
この3つを軸に、ECHの将来をより確かなものにしていくための大きな一歩です。

会社全体で同じ指標を見て、同じ方向に向かって進んでいく。
必要な数字を全社で共有し、判断のスピードを上げていく。
そうした“強い組織の姿”を、これからしっかり形にしていきます。

また、マトリクス体制を導入することで、権限を現場に近いところへ移し、意思決定のスピードをさらに高めていきます。
組織が大きくなるほど、トップダウンだけでは限界があります。
だからこそ、私は「衆知経営」へと舵を切り、みんなの知恵と力が自然と集まる組織をつくっていきたいと考えています。

今回立ち上げたバリューデジタルセンターは、ECHが「作業をする会社」ではなく、「価値をつくる会社」であることを明確に示す存在です。
顧客のDXを牽引し、売上と利益にしっかりコミットするプロフェッショナル集団へ。
このチームが、これからのECHを更なる飛躍へつないでいきます。

そして、ECHの根幹である「教育」。
これは創業時からずっと大切にしてきたものです。
「人を育て社会に貢献する」という理念は、これからも変わりません。
教育施策をさらに強化し、顧客にとって価値ある教育を提供し、社員が成長し続けられる環境を整えていきます。
教育は未来への投資です。この文化をこれからも会社全体に根付かせていきます。

今年の数値目標は簡単ではありません。
しかし、今の体制と、今のメンバーであれば、必ず達成できると私は思っています。

「企業は人なり」。
ECHには、どこに出しても誇れる社員が揃っています。
持てる力をみんなで出し合って、4月から始まる新しい体制で飛躍の一年をつくっていきましょう。

2026/3/31

 

2026/03/31

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