ECH代表 廣田正俊のコラム

Hirota column

会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。

フィードバック文化

今回は、「NO RULES 世界一「自由」な会社、NETFLIX」という本を読み、フィードバックについて気づく点があったので書いてみたいと思います。

NETFLIXはみなさんも知っている世界最大級の「動画配信サービス企業」です。
NETFLIXは「テクノロジー × コンテンツ × 組織文化」で成長してきた会社です。

NETFLIXといえば、動画配信のイメージが強いと思います。
しかし、彼らの競争力の根源は「テクノロジー」や「コンテンツ」だけではありません。
成長の本質は「組織文化」にあります。

その中心にあるのが、徹底したフィードバック文化です。
NETFLIXのフィードバック文化とは「相手の成長のために、率直に本音を伝え合う文化」です。
フィードバックは特別なものではなく、日常業務の一部として常に行われているそうです。

例えば、
・上司が部下にフィードバックする
・部下が上司にフィードバックする
・同僚同士でも率直に伝え合う

こうした「双方向・全方向」のフィードバックが行われています。
さらに特徴的なのは、遠慮しない率直な意見です。

・良いことだけでなく、改善点もはっきり伝える
・遠回しではなく、ストレートに伝える
・ただし、相手の成長を本気で考えていることが前提

「気を使って言わない」ことの方が、チームにとってはマイナスだと考えられているのです。

なぜそれが成長につながるのかというと、この文化があることで、NETFLIXには次のような状態が生まれています。

① 問題がすぐに見える
小さな違和感も即座に共有されるため、問題が大きくなる前に修正できます。

② 学習スピードが圧倒的に速い
リアルタイムでフィードバックがあるため、「やりながら改善」が可能になります。

③ 組織全体で成長する
個人の改善がすぐにチームに波及し、組織としての強さが上がっていきます。

④ 上下関係に依存しない
良いアイデアや改善は、役職に関係なく上がるため意思決定が速くなります。

ただし、前提があり、重要なことはフィードバックは「信頼」があって初めて機能するという点です。

Netflixでは、
・相手を尊重する
・相手の成長を願う
・陰で言わず、本人に直接伝える
といったルールが徹底されています。

つまり、「本音を言っていい会社」ではなく、「本音で成長させ合う会社」なのです。

私はこの考え方は、ECHにとって非常に重要だと考えています。
私たちは、SAPという変化の激しい領域で活動しており、人の力がそのまま価値になる会社です。
だからこそ、組織の成長スピードが競争力になります。

そのためには、フィードバックを「仕組み」ではなくECHの「文化」にする必要があると考えています。

いきなりNETFLIXのような文化を作る必要はありませんが、まずは以下を意識してみてください。

・「良かった点」を具体的に伝える
・「改善点」を曖昧にせず伝える
・相手の成長を前提に会話する
・自分もフィードバックを受け取る

特に大事なのは、フィードバックは「評価」ではなく「支援」であるというお互いの認識です。
人は、自分では気づけないことが多くあります。
だからこそ、他者からのフィードバックが成長を加速させるのだと思います。
そして、強い組織とは、フィードバックが自然に流れる組織です。

ECHも、そのような組織にしていきたいと考えています。
ぜひ、日々の業務の中で、「一歩踏み込んだフィードバック」を意識してみてください。

2026/5/27

2026/05/27

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無人の山中で木が倒れたとき、音はするのか

「無人の山中で木が倒れたとき、音はするのか」

これは、有名な禅問答です。
この問いかけは、古くから哲学や禅の世界で語られてきた、非常に意味深いテーマを持っています。
質問をそのまま受け止めると「音はしない」となりますね。


「音はする」という答え

科学的に考えれば、答えは「音はする」となります。
木が倒れて空気が振動し、音が発生する。
つまり「音はする」です。

「音はしない」という答え

一方で、違う考えもあります。
音は単なる空気の振動でなく、それを「聞く」人がいることで初めて成立するという考えです。
つまり、誰もその音を聞いていなければ、それは単なる「振動」であって「音ではない」という考え方です。

この問いかけが言いたい事は、「音」にあるのではありません。

・ものの価値とは何か
・存在するとはどういったことか
・意味とはどこで生まれるのか

こうした本質的な問いを、私たちに投げかけています。
私たちの生活する社会で、非常に重要な示唆を持つものだと思います。

例えば、
・どんなに正しいことを言っても
・どんなに相手を思っても
・どんなに優しい言葉を使っても

それが相手へ伝わらなければ存在していないのと同じなのです。
なぜなら、言葉は「受け手が感じて初めて成立する」からです。

コミュニケーションは聞き手がいて初めて成立します。
「正しく話している」ではなく「正しく伝わっているか」が大事です。
重要なのは「相手にどう届いているか」です。

無人の山で木が倒れても誰も聞かなければ意味を持たないように、コミュニケーションも「伝わってこそ価値」になります。

AIやDXが進むこれからの時代においても、最後に差がつくのは「コミュニケーション能力」です。

・相手がどう受け止めるか
・どう感じるか
・どう評価するか

つまり「自分の発した言葉に意味と力を生み出す能力」です。
言葉は、誰かに届いたときに初めて価値になります。
ただ「話す」のではなく、「伝わる」コミュニケーションをしていきましょう。

2026/5/20

2026/05/20

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変化に対応しながら、変化を創る

昨日の全体会で話した内容を改めて社長ブログに書いてみます。

現在、私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。
DXの加速、AIの進化、そして人材不足といった構造的な変化は、企業の在り方そのものを大きく変えています。
特にAIは、単なる業務支援のツールではなく、経営判断を支える存在へと進化しています。

このような時代において重要なのは、「変化に対応する」することはもちろんの事、変化を前提に価値を創り続けることです。

その中で、ECHの方向性は明確です。
教育事業の拡大、攻めの保守の安定成長、新領域のプライムビジネス強化。
この3つの柱を軸に、成長と安定を両立しながら企業価値を高めていきます。
これは単なる戦略ではなく、「人材育成」と「ストック型ビジネス」によって持続的に成長するという、私たちの意志です。

SAP業界は大きな変化が起きています。
S/4HANAへの移行は、単なるシステム導入にとどまらず、業務改革そのものへと進化しています。
これからは技術力だけでなく、業務理解や提案力を持ち、顧客の変革を支援する存在が求められます。
つまり私たちは、「技術者」ではなく「価値を創るパートナー」へと進化していく必要があります。

ここで皆さんに伝えたいのは、私たちは変化に追いつく会社ではなく、変化をリードする会社を目指すということです。
そのためには、一人ひとりの主体的な行動が不可欠です。
小さなことで構いません。新しいことに挑戦し、自ら価値を生み出す意識を持つことが会社全体の成長につながります。

みなさんに、ぜひ意識してほしいことがあります。
それは「日々の中で、成長につながる時間を作る」ということです。
一歩一歩の積み重ねが未来をつくります。

ECHは、挑戦する人を応援する会社です。
私たちは明確な方向性と成長基盤を持っています。
一人ひとりの成長が会社の大きな成長へとつながります。
社員全員で次のステージへ進んでいきましょう。

2026/5/16

2026/05/16

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「何をしたいか」ではなく「何ができるか」

日々仕事をする中で、私がよく感じることがあります。
それは、成長していく人ほど「何をしたいか」よりも「何ができるか」を大切にしています。

社会人になって初めの頃は、「将来何をやりたいか」や「自分にはどんな仕事が向いているか」とよく考えます。
ただ、仕事の現場では「この人は何をやりたいか」ではなく、「この人は何ができるか」で仕事や役割が決まっていきます。

・この人なら安心してこの仕事を任せられる
・この分野ならあの人に聞けば大丈夫だ
・この場面ではあの人が必要だ

そう思われる存在になると、自然と仕事が集まってきます。

このような状態なるのは、その人に特別な才能があったからではありません。
その人が、一つ一つ「できること」を増やしてきた結果です。

「できること」は、日々の積み重ねで増えていきます。
この「できること」をどうやって増やしていったかは、毎日の仕事の中にあります。

・分かったつもりで終わらせない
・人に説明できるところまで理解する
・昨日できなかったことを、今日できるようにする

こうした小さな積み重ねが、半年後、1年後には大きな差になります。

私たちの周りにいる「頼られている人」は、最初から優秀だったわけではありません。
一つ一つコツコツと「できること」を増やしてきた結果です。

この「何ができるか」を考えて行動していると、自然と「この分野が好きだ」「これを続けたい」という思いが生まれてきます。

できることが増える

任されることが増える

自信がつく

選択肢が広がる

この流れの中で自分の進む道が自然と見えてきます。
最初から「やりたいこと」が明確でなくても大丈夫です。
過去からの「できること」の積み重ねで「やりたいこと」が見えてきます。

ECHは「人を育て社会に貢献する」という理念を大切にしています。
「できること」を増やそうと努力する人を応援します。

今日より明日、一つでもできることを増やす。
その積み重ねが、皆さん自身の価値を高め、結果として仕事のやりがいや人生の選択肢を広げてくれます。

もし今、「自分は何がやりたいのか分からない」「このままでいいのか不安だ」と感じていたら焦らなくて大丈夫です。
まずは、「今日、自分は何ができるようになったか」を意識しながら行動してみてください。
その積み重ねた先に、皆さんそれぞれの道があります。

会社としても、皆さんが「できること」を増やせる環境をこれからも用意していきます。
一緒に、少しずつ前へ進んでいきましょう。

2026/5/1

2026/05/01

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