ECH代表 廣田正俊のコラム

Hirota column

会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。

文字で心を洗い、心のノミで顔を彫る

文字で心を洗い、心のノミで顔を彫る

今回は、作家 小島直紀さんの「文字で心を洗い、心のノミで顔を掘る」という言葉を紹介します。

少しわかりにくい言葉だと思います。
私も最初にこの言葉に出会った時は「何を言っているのだろう」と思いました。

意味を知りたくて色々と調べていると、先人たちの知恵や知識を身につけて、その知恵や知識を自分という人間形成に活かしていく事と言ってました。

忙しい毎日の中で仕事に追われていると、知らないうちに心が疲れたり考える余裕がなくなったりします。
そんなときに役立つのが、本を読むことです。
本を読むことはただ知識を増やすだけではなく、自分の頭の中で読んだ内容を改めて考え、「いま自分は何を考えているのか」、また「今はどういった気持なのか」を改めて見つめなおすことができます。
これが「文字で心を洗う」ということです。

若いうちは経験も少なく、分からないことだらけです。
だからこそ、本を読むことには大きな意味があります。
本は、先に社会を生きた人たちの失敗や悩み、考え方を短い時間で学ばせてくれます。
自分がまだ経験していない世界の疑似体験ができるので、「ああ、こう考えればいいのか」「こういう見方もあるんだ」と、新たに気づかせてくれます。
これは仕事をするときの安心感にもつながります。

また、本を読むことで自然と身についてくるのが「考える力」と「言葉の力」です。
仕事では、分かっているつもりでもうまく説明できない場面がよくあります。
本を読み続けていると、自分の気持ちや考えを言葉にする力が備わってきます。
質問をするときや説明をするとき、相談をするときに、その差は必ず出てきます。
技術やスキルと同じように、言葉は私たちの仕事に大切な道具です。

心を洗ったあとは、「心のノミ」で自分を掘っていく番です。
自分なりに得た知識、学んだことを実際の仕事で少しずつ試してみると、すぐにうまくはいかないかもしれませんが、失敗して「なぜうまくいかなかったんだろう」と考えるときに、積み重ねた知識が役立ちます。
この積み重ねが、数年後の自分の強さになります。

ECHという会社も、皆さん一人ひとりの成長によって形づくられています。
最初から立派な顔をしている人も会社もありません。
学び、悩み、考え、行動する中で、少しずつその人、会社らしい「顔」ができていきます。

本を読んで心を整え、日々の仕事で自分を磨いていく。
その繰り返しが、将来の自分を助けてくれます。
私は、その積み重ねが必ず自分の力になると信じています。

2026/4/8

2026/04/08

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