ECH代表 廣田正俊のコラム
Hirota column
会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。
動機付け衛生理論
今回は、アメリカの臨床心理学者、ハーズバーグが提唱した「動機付け衛生理論」について書いてみます。
動機付け衛生理論は、社員が仕事に対して満足、不満足を引き起こす要因について述べています。
ハーズバーグは調査の末、仕事に対して満足を引き起こす要因と不満足を起こす要因は別であると結論付けました。
満足を引き起こす要因を「動機付け要因」とし、不満足を起こす要因を「衛生要因」と名付けました。
動機付け要因は、「個人をよりすぐれた遂行と努力へ動機づける効果を持つ」とし、衛生要因は「主として職務不満を防止する役目をし、積極的職務態度にはほとんど効果を持たない」としています。
すなわち、社員の職務満足を引き起こすのは「動機付け要因」であり、職務不満を防ぐには「衛生要因」を整えることが必要であるとしています。
なお、「衛生要因」は職務不満を防ぐことは出来るものの職務満足や動機付けの効果を持たないとしています。
「動機付け要因」の具体例としては下記があります。
これら要因を整えると、仕事に対してプラスの感情が出てきます。
・仕事内容
達成感ややりがいといった満足感がある
・承認
仕事が周りから認められている
・責任
責任ある立場で仕事ができている
・昇進
仕事の成果として昇進が得られる
「衛生要因」の具体例には以下があります。
これら要因が整っていないと、仕事に対してマイナスの感情が出てきます。
・会社の方針
会社の理念や施策に対する理解
・監督
仕事に対して正しく評価されている
・給与
満足できる給与を得ている
・対人関係
対人関係や職場の雰囲気に対する不安や不満
・労働環境
労働時間や残業、休暇などの仕事の環境や条件に関するもの
ハーズバーグの「動機付け衛生理論」は会社経営を行う上で役立つ理論です。
それぞれにおいてしっかりとした環境が整った会社を目指します。
2025/04/20
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AEPへの加入
ECHはSAP社のAEP(Authorized Education Partner:認定教育パートナー)になりました。
AEPになることで、今後SAP社の教育トレーニングの実施や教育ツールの再販などを行います。
今までもECHではSAP関係のERP操作教育などを行ってきましたが、今後はSAP社の認定教育機関として教育カリキュラムの実施も行います。
AEPとなる目的は、SAP業界の中でなかなか育成が難しいERPコンサルタントの育成に、当社の教育ノウハウを持って業界内での技術水準の向上を目指し、ERPの更なる国内拡販を目指します。
ERP業界の中で起こっているプロジェクトのトラブルなどを無くすために、業界に関係する技術者への技術水準向上に寄与して行きます。
ECHの代表である私には過去同様の実績があります。
1994年、マイクロソフトが日本でビジネス展開を行うにあたり、マイクロソフト製品の普及の為にオフィシャルトレーニングスクールの立ち上げを行い、技術者育成を行いました。
また、ネットワーク機器最大手のシスコシステムズが国内で技術者を育成するにあたり、シスコネットワーキングアカデミーの立ち上げに参加し、国内130の大学、高専、専門学校の教授、講師などに教育の実施を行いました。
オラクル社においては、ERP製品であるEBSの普及にあたり、認定トレーナーとして国内ユーザーへの教育を実施しました。
これら実績を踏まえて、今回SAP社のERP普及の為に、ECHの今までの教育ノウハウを持って技術者育成を行います。
ECHは今後、日本におけるSAP社の認定教育パートナーとして人材育成のリーディングカンパニーを目指し活動します。
2025/04/18
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真の使命に目覚める
今月の雑誌PHPに「松下幸之助さんの生涯」として「真の使命に目覚める」という記事がありましたので紹介します。
昭和の初めに松下幸之助さんが、取引先から、宗教の信仰によって人生に喜びを感じるようになったという話を聞きました。
そして、「この喜びを他人様とも分かち合いたい。一度私とお参りしませんか」と誘われたそうです。
幸之助さんは最初は断っていたものの、何度も熱心に勧められるので訪問することにしました。
現地に到着すると、塵一つ落ちていない壮大な神殿を見学し、大勢の人たちが無償の奉仕活動に喜びの表情で励んでいる姿に衝撃を受けました。
この宗教の隆盛は、優れた経営によるものではないか。
倒産の多い産業界の経営とは何が異なるのか、考え込みました。
宗教は人々に精神的なものを与え、産業は物質的なものを与えるという意味では違いがある。
しかしよく考えると、精神的な豊かさと物質的な豊かさのどちらも、人間が生活を営むうえでは不可欠な両輪であり、尊さという意味では本質的な相違はないと思いました。
ところが、現在の産業界には人間生活を豊かにするために事業を行っているのだという信念が無く、自分の利益ばかりを追求する風潮がある。
幸之助さんは、人々や社会に貢献することこそが、松下電器の真の使命であるべきだと考えました。
それは、物資を水道の水のごとく無尽蔵に生産して安価に供給することにより、世の中から貧困の苦しみを取り除くというものでした。
松下電器の真の使命は「水道哲学」と称され、広く知られることになります。
私はこの事を知り、会社を興し経営していくということは、私たちの指名をしっかりと認識して活動することが改めて大事であると思いました。
私たちの指名は「人を育て社会に貢献する」です。
優れた技術者、社会人を育成して、多くの企業に役立つITシステムを提供する。
育成は自社の社員に留まりません。
自社の社員、および関係するすべての人たちの技術水準を上げることに貢献し、日本の企業がITシステムを活用した競争力のあるシステムの構築、利用を支えていく、この事が私たちの使命です。
社員が成長することによる笑顔、お客様がITシステムを使うことによる笑顔、この笑顔を求めて日々努力していきます。
2025/04/12
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与えられたもの
最近、アドラーに関する本を読みました。
アドラーは、医師で心理学者として有名な方です。
1870年にオーストリアで生まれ、医師、教師として活動し、多くの人に心理学者として影響を与えた方です。
アドラーは多くの事を語っていますが、今日はその一つを紹介します。
「大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである。」
アドラーと同じ心理学者で、有名な人物にフロイトがいます。
フロイトは人の感情や行動を「原因論」として捉えました。
よく「とらうま」という言葉を聞きますが、これは今自分の感情は、過去起こったことに原因があるという考え方です。
そうすると、困ったことや悩みなどが出たときに、周りの環境や過去に原因を求めます。
自分の感情は、与えられたものに原因を求めるという事です。
アドラーは、この「とらうま」を否定しています。
いま自分の悩みや感情の原因は周りから与えられたものではなく、自分が望んだことから起きているというのです。
アドラーは、全ての事は自分が望んだことにより起きていると言っています。
怒りなどの感情は、何か原因があり出てきているのではなく、怒りを発したいと自分が思ったので、その原因を周りにつくり出しているとしています。
分かりやすい説明として、母親が子供を強くしかる感情で説明しています。
母親は、子供が悪いことをしたから怒りが出てしかっているのではなく、怒りという感情を出したいために子供をしかっているとしています。
その説明として、子供をしかっている最中に電話がかかってくると、母親はその場でよそ行きの丁寧な言葉を使い話しだします。
怒りがあってしかっているのであれば、急にその怒りをなかったかのように電話で話すというのはおかしなことであるとしています。
怒りは自分が何かをしたいために(子供をしかりたい)自分で起こしているというのです。
感情は「原因論」ではなく「目的論」であるというアドラーの考え方は私たちの生き方に大きな指針を与えてくれています。
自分に与えられた環境に不満を持って行動するのではなく、自分の目的をしっかりと定めて、自分に与えられたものをいかにうまく使っていくかが大切であると思います。
自分の不平・不満という感情は、自分で作り出しているのです。
考え方を変えてみると、日々の人生がやりがいのある充実したものになります。
2025/03/29
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「あいにくの雨」はない
毎月読んでいる雑誌PHPに「こころにひびくことば」としてエッセイストの岸本葉子さんの下記寄稿がありました。
「あいにくの雨」はない
俳句を愛読する仲間がよく口にする言葉です。
「あいにくの雨」と挨拶でよく言うけれど、俳句にはそれはない。
桜を見にいくことにしていた日が雨であっても、雨の桜を詠むだけのことと。
目標を立てて努力することは大事です。
けれど努力ではいかんともしがたいことがあります。
期待したり計画したりした通りに行かなくても、現実をありのままに受け入れて、よきものやできることをその中に探す。
俳句に教えられた心の持ちようです。
私たちも仕事の中で計画を立てて作業を行うことが多いです。
難しい仕事が出てきたとき、計画通りにいかないということもあります。
その時に、「できません」とあきらめるのではなく、「ここまではできる」という風に、自分ができるところまでは懸命に行い、この気持ちを持っていれば心の平穏が保てる気がします。
2025/03/20
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業界で一番
「2位じゃダメなんでしょうか?」、これは2009年の民主党への政権交代直後に行われた「事業仕分け」において、当時参院議員の蓮舫さんが放った言葉です。
私は2位ではダメと思います。
1位になることはとても大変です。
道案内の無い砂漠を自分で道を作り目的地まで向かって行く。
そこには未知の障害や苦労があります。
なぜそのような苦労をしてまで1位を目指すか。
これは1位になるための行動が自分を飛躍的に成長させるからです。
出来ないと思っていることに対して、一生懸命取り組むことで、それまでできなかったことができてきます。
そこでできると、自分の目線が1ランク上がります。
それまでは無理と思っていたことが、そのことができたことで自分の当たり前が1ランク上がります。
それまできついと思っていたことが普通の事となり、自分の目線が上がり、そこからまた上を目指して進んでいく事ができます。
人は変化を恐れます。
今居る環境に留まることで静かに過ごしていけるという幻想を持ちます。
世の中の全てのことは、何もしないと衰退します。
食事、健康、体力、どれも何もしないと衰退します。
今ある自分の身の回りの環境も、今が心地よいと思い何もしないでいると気づいたときには衰退しています。
日々変化を恐れず、自分から変化を起こす。
その1つに目標があります。
1位を目指す。
その「自分にはできないかもしれない」という高い目標を立てて、そこに向かうことで多くの物を得られます。
私たちの会社は業界で人材育成1位を目指します。
「あの会社には優れたコンサルがいる。」
「あの会社に入ると優れたコンサルの中で自分を磨くことができる」
「あの会社にいると成長できる」
このような評価が業界内で得られることを目指して活動します。
2025/02/28
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ことだま
私は普段使う言葉に気をつけていることがあります。
良くない感じや後ろ向きな感じ、悪いことを想像させるような言葉は使わないようにしています。
人は声に出したことに影響を受けるものだと思っています。
「心配だ」や「無理だ」といった言葉は、気持ちが沈んだ感じになります。
「大丈夫だ」や「元気だ」という言葉を声に出して言うと、気持ちが前向きになります。
ことだまという表現がありますが、声に出すということは強さがあり、その言葉をうまく使うことで日々を楽しくすることができます。
毎日色々なことが起きますが、心配なことが起きても「何とかなるさ」「時間が経てば必ず解決しているよ」「大丈夫だ」と自分に声掛けします。
すると、気持ちが変わっていきます。
モノの見方で自分の思いは変わるので、普段から後ろ向きな言葉は使わず、いつも前向きな言葉で生活することをこれからも続けていきます。
2025/02/21
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運と縁と恩
雑誌PHPに下記の記事がありました。
世の中、誰もが運のよさを求める。
神や仏に頼ったり、パワースポットを訪れたりしたくなるのも頷ける。
運はあまねく誰にも巡ってくると思えるけれど、運のよし悪しの受け取り方は人によって随分違うし、実際、運のよい人悪い人は確かにある。
いったい運はどうすればつかめるのだろう。
確たる答えはないにせよ、運を大きく左右するのは縁ではないだろうか。
縁が重なるから、ご利益をいただく確率も上がる。
縁あればこそ運は引き寄せられてくる。
ではその縁を増やすにはどうすればよいのだろう。
確かに世の中にはたくさんの縁に恵まれた人がいる。
これも要因は数あれど、縁を深めるのは恩ではないだろうか。
人生万事がご縁のおかげと、縁に恩義を感じる人がいる。
自分を誇るのではなく、他人の助けだと譲るその謙虚さが縁を深めているのではないか。
つまるところ、恩を感じる心がけで縁が深まり、縁が縁を呼んで、運が巡る。
出逢いと別れ、旅立ちと帰郷、人生が交錯する春、人びとの運と縁と恩が未来を変える。
私は最近、ご縁というものをとても感じています。
会社経営をしていて大きな課題に向かうとき、一人で考え決めていく事に迷いや不安がやはり出てきます。
今までの経営の中でそういった難関に向かった時、いつも誰かが助けてくれます。
私は本当に運が良いと思います。
この記事を読み自分を振り返ると、私はいつも周りの人からの助けでいまがあると思います。
周りの人に恩を感じ、感謝の気持ちを忘れないようにといつも思っています。
この思いが縁を呼び、運の良さにつながっていると思います。
いつも周りに恩を感じて感謝の気持ちを持つ。
そこから縁が生まれ、運の良い人生をおくることができる。
このことをいつも心に留めて日々過ごしていきます。
2025/02/14
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コミュニケーションにおける2つの次元
今回は私たちコンサルティングという仕事や普段の人との関わり合いにおいて大事なコミュニケーションについて書いてみます。
先日「BCG流 経営者はこう育てる」という本を読んでいると、コミュニケーションには2つの次元があるという記述がありました。
人の気持ちを理解するにはこの2つの次元を知っておくと良いという内容でした。
人間同士がコミュニケーションする時には、同じ言葉を使いながら、実は異なる2つの次元でコミュニケーションをしているという事です。
1つは「ロジカルな次元」でであり、明示的に口調や文字で語られます。
もう1つは「エモーショナルな次元」で、コミュニケーションではあまり明示的には語られず、暗黙のうちに伝わるものです。
1つの例として、コンサルタントとそのクライアント(お客)が下記のような会話をしたとします。
コンサルタントから:
「あなたは売上を上げるために営業マンを倍増した。分析の結果、それは費用対効果が低いことが分かった。むしろ行うべきは営業マンの訪問先および訪問回数を増やすことである。」
このような会話は「ロジカルな次元」となります。
行った事実に対して、その評価、対策を伝えています。
ただ、このやり取りにはもう1つ違った次元が裏で動いています。
口調では同じことを言っていても、「エモーショナルな次元」では暗黙のうちにまったく正反対のメッセージが伝わる可能性があります。
①私はあなたが嫌いだ
②私はあなたが好きだ
のどちらのメッセージもです。
①の場合は、「あなたは間違った意思決定をした。このような考えは経営者として考えが浅く、私はあなたに共感できない。」というメッセージです。
②の場合は、「成果を出そうと一生懸命に努力しているあなたに私は強い共感を覚えます。私はあなたにぜひとも成功して欲しいし、私ができることは何なりとサポートしたい。私があえて過去の失敗を掘り返しているのは、あなたを助け、あなたに成功して欲しいからです。」という正反対のメッセージです。
このようなエモーショナルなメッセージは暗黙のうちに伝わります。
エモーショナルメッセージをうまく伝えることが苦手と感じる人も多いのですが、このような結果を見るといつも気をつけていないといけない事です。
この解決方法として1つのやり方としては、ストレートに「あなたに共感します。あなたの成功をサポートしたい。だからあえてこのような苦言を申し上げているんです。」と相手に伝えるというのも時には良いことだと思います。
人とのコミュニケーションは自分が気づかないうちに違った形で相手に伝わることがあります。
メッセージには「エモーショナルな次元」があることをいつも忘れず、自分が思っていることを相手にしっかりと伝わるよう日々気をつけることで、円滑な対人関係の構築ができます。
2025/02/06
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人の悩みは全て人との関係性
日々人には悩み事があり、悩みを思う事で気持ちが憂鬱になったりします。
なぜ悩みがあるのかについて、お坊さんが書いた書物を前に読んだことを思い出しました。
全ての悩み事は人との関わりからくるというものでした。
会社で居心地が悪い
同僚と思うように話しができない・・・
家で居心地が悪い
家族と思うように話ができない・・・
お金がなくて困っている
人から良く見られるために洋服を買いたい・・・
家族に安心した生活をさせたい・・・
思うように仕事がはかどらない
仕事が遅れると周りの人に迷惑をかける・・・
病気で体調が悪い
周りの人と楽しく過ごしたい・・・
ならば、悩みをなくすために人との関係性を断てばよいかというと、自分一人では食材を作れないし、仕事も自分一人ではできません。
人が生きていく為には必ず他者とかかわりあり、助け、助けられる関係から成り立っています。
すると、人との関係がどれだけ自分にとって大事かということになります。
相手が少しくらい自分とは違う考え方をしていても、相手の事を悪く言ったり否定的に見たりするのではなく、その理由を考えて、その人とどのような関係を築けば良いかを考えるようになります。
周りに人がいるから自分の人生は豊かになります。
自分が日々生活できているのは、周りに人がいるおかげだということに気づき、日々このことを忘れずに過ごすことが大事です。
周りの人に感謝の気持ちを持つことで悩みは減っていくと思います。
2025/01/30
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