ECH代表 廣田正俊のコラム
Hirota column
会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。
人の悩みは全て人との関係性
日々人には悩み事があり、悩みを思う事で気持ちが憂鬱になったりします。
なぜ悩みがあるのかについて、お坊さんが書いた書物を前に読んだことを思い出しました。
全ての悩み事は人との関わりからくるというものでした。
会社で居心地が悪い
同僚と思うように話しができない・・・
家で居心地が悪い
家族と思うように話ができない・・・
お金がなくて困っている
人から良く見られるために洋服を買いたい・・・
家族に安心した生活をさせたい・・・
思うように仕事がはかどらない
仕事が遅れると周りの人に迷惑をかける・・・
病気で体調が悪い
周りの人と楽しく過ごしたい・・・
ならば、悩みをなくすために人との関係性を断てばよいかというと、自分一人では食材を作れないし、仕事も自分一人ではできません。
人が生きていく為には必ず他者とかかわりあり、助け、助けられる関係から成り立っています。
すると、人との関係がどれだけ自分にとって大事かということになります。
相手が少しくらい自分とは違う考え方をしていても、相手の事を悪く言ったり否定的に見たりするのではなく、その理由を考えて、その人とどのような関係を築けば良いかを考えるようになります。
周りに人がいるから自分の人生は豊かになります。
自分が日々生活できているのは、周りに人がいるおかげだということに気づき、日々このことを忘れずに過ごすことが大事です。
周りの人に感謝の気持ちを持つことで悩みは減っていくと思います。
2025/01/30
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5つの原則(仕事で一番大切な事)
毎週1冊は本を読むと決めていて、今週読んだ本が松下幸之助さんの「5つの原則(仕事で一番大切な事)」です。
松下幸之助さんは94歳でこの世を去りましたが、その生涯で得た経験から、仕事で一番大切な考え方として5つあげました。
その5つを紹介します。
1,使命感
- 自分の性格など、自分が持っているものを正しく理解し何を望んで何を目指すのか、そして自分にとって何が一番の価値となるのかを深く考えて明確にすることで、自分自身が生きていくうえでの使命というものを自覚することができる。
自らの使命を自覚できるようになれば、主体的な生き方・働き方に繋がる。 -
この言葉を受けて私は、自分の使命は教育であると自覚しました。
人は教育によって大きく成長します。
人の成長を手助けすることが私の使命です。
2,素直な心
- 私心にとらわれず謙虚に人の意見に耳を傾け、あらゆる人や物から学ぶ姿勢を持って物事の実相を見極め判断していける心を身につけることで、いくつになっても成長し続けることができ、充実した人生を送ることができる。 -
私の座右の銘は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」です。
どんなに自分の知識が増えて行っても、いつも周りの人から学ぶという姿勢を忘れず、また全ての助言は自分の成長のためになると考え感謝して請けるように行動しています。
3,人間観
- 人は皆ダイヤモンドの原石のような存在であるという見方で自分を見ることで、自己肯定感が高まり、モチベーションやチャレンジ意欲が大きく高まるでしょう。 -
自分も他人も、すべての人に光るものがあると思っています。
人の長所を見つけ伸ばしていく、このことが大事といつも思い行動しています。
4,自然の理法
- 万事徹底していけばそれが正しいことで自然の理法に当てはまっていればいつかは必ず成就する。 -
何事も毎日コツコツと続けていれば必ず成就します。
私は多くの資格をとってきましたが、どれもコツコツと努力を重ね、1度や2度の失敗であきらめることをせずに続けました。
あきらめなければ失敗は無いということを学びました。
5,自主責任意識
- すべては自分の責任と自覚して自分自身を経営していく発想を持てば、やらされ感や受け身の発想から脱却し、真の生きがい、やりがいを感じることができるでしょう。 -
自分の周りで起きていることはすべて自分の行動による結果と思っています。
周りは自分の鏡で、自分の行動がそのまま自分自身に返ってきます。
周りで嫌な行動があれば、自分の行動を変えることで周りを変えることができると思い行動しています。
2025/01/25
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雨垂れ石を穿つ
今回は「雨垂(あまだれ)れ石を穿(うが)つ」という言葉を紹介します。
これは、雨垂れのような小さな雫でも、長い時間をかけて落ち続けると岩にも穴が空くということを表していて、小さなことでも根気よく続けていると必ず目的は達せられるということを言っています。
私の好きな言葉に、Making a steady effort という言葉があります。
私がECHを起業した時に会社名として考えたものに、ECHの他にTHINKがありました。
会社を興した動機は、勉強によって人生を変えることができる。
その勉強も、ただするのではなくて分からないことがあったときに、なぜと考え、そのなぜを何度も繰り返すことが自分にとってより腹落ちした本当に理解した知識となることを経験から知りました。
その、なぜなぜなぜを「THINK」という言葉で表し、この「THINK」を社名にしようと思ったのです。
そこから同じ時に出会った言葉でずっと大切にしてきた言葉が、Making a steady effort です。
コツコツと努力を重ねることを意味しています。
学ぼうとしていることを一生懸命考え、考え抜いて、その努力をコツコツと続けていく、これが自分の人生を変えました。
この誰でもできることを日々忘れず繰り返すことで人生が変わっていきます。
ECHでは新入社員に、入社して1年間は必ず毎日日報を提出してから帰社するようルールを設けています。
これは、日報によってその日に自分がやったことを振り返り、満足できるものであったかを確認し、明日は何をやるのかを考え、明日朝来たときにすぐに仕事に取り掛かれる、仕事に対しての段取り力を身につけて欲しいという事に合わせて、
もう1つ重要なことは、日報を書くということは10分程度で終わることです。
この小さなことを毎日忘れることなく、必ずやる、やることができるという力を身につけて欲しいという思いから日報を行っています。
日々の小さなことの積み重ね。
そしてその継続、この2つを忘れずやっていけば必ず人生は変わっていきます。
2025/01/12
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2025年 年頭挨拶
2025年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶申し上げます。
昨年の日本経済は、人手不足を克服するためのシステム投資が増え、情報通信などの法人向けサービスが堅調で、私たちの主要顧客層である製造業でも海外経済の回復に支えられ好業績の企業が増えました。
引き続き、今年度も日本経済の堅調な成長が見込まれています。
その中で昨年のECHは、新規事業として立ち上げた教育と保守が堅調な成長を遂げた1年となりました。
教育事業では開発コースに対する受講者が年間で100名を超え、教育部メンバーによる活躍から、業界の技術者育成に大きく貢献できました。
保守事業でも顧客数は2桁となり、AMS部のメンバーによる新たな収益基盤を確立した1年となりました。
これら実績を踏まえて引き続き社内では、教育事業を通して自社の社員育成を行い、育った人財を保守事業、ソリューション事業を通して社会への貢献を進めていきます。
2025年のECHは、新たな飛躍の年と位置付け、社内の組織変更と新規ビジネスの立ち上げを行います。
ECHの社員は利他の精神を持ち、自分に何をしてもらえるかではなく、自分が何ができるかを考え、新たなことに対する挑戦を恐れず、更なる成長を目指す組織にしていきます。
新しいものを受け入れ、自分の新たな力として役立てることができる成長する組織へと向かいます。
新規ビジネスとしては、プライムプロジェクトの獲得を進めます。
プライムプロジェクトに必要な人と組織を作り、社員が持つ能力活躍の場を増やし事業を大きくしていきます。
他社にない人材育成のノウハウを活用し、社員の早期のスキル習得、パートナーのスキル向上を通して収益拡大を目指します。
これら施策を進めるために社内の各部において下記を重点策として進めます。
教育部
他社にない人材育成のノウハウ活用による社員の早期スキル習得
AMS部
様々な業種の保守による社員の経験知の増加
ソリューション部
プロジェクトに関わる上流工程の経験知の増加
営業部
プライムプロジェクト獲得による新規ビジネスへの参入
総務部
社員間のより強固な連携を図るためのコミュニケーション
新たな飛躍を目指して社員一丸となって進んでいきましょう。
2025年1月
株式会社ECH
代表取締役社長 廣田正俊
2025/01/06
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