ECH代表 廣田正俊のコラム

Hirota column

会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。

人生ライフラインシート

先日社内の研修会で「焚き火研修」がありました。

1日半の宿泊研修で、焚き火を囲んでの対話・内省や、みんなで夕食を作ったり、キャンプファイアーなどを通して社員同士がお互いに会話しながら互いを知るといった研修です。

その研修の1つに「人生ライフラインシート」を作るということがありました。

自分の人生を、年齢を横軸にして、その時々の出来事をグラフの浮き沈みとして書くものです。

入学や就職、病気や事故など、自分の人生を振り返って年ごとに気持ちが上がっている時期、下がっている時期をシートに出来事と共に線グラフで書いていきました。

この人生ライフラインシートを作りながら、改めて思ったことがあります。

人生はいつからでも自分の思い描くものになるということです。

私の高校生時代はあまり学校へは行かず、真面目ではない仲間と夜通しで遊びまわるという生活を行っていました。

そのような生活をしていたので、当然大学へは行けず、仕方なく就職した会社で働きました。

そこでは自分が望む仕事ではなく、また将来どうなっていくかという不安が出てくる、夏は暑い場所で、冬は寒い場所で働く仕事でした。

その時に、この状態を変えるために何をすればよいかと考えたとき、お金も何もない自分にできることは勉強でした。

勉強をすれば何かが変わるのではないかと信じて、一生懸命勉強をしました。

そこから自分の人生が変わりました。

勉強をしたおかげで、夏は涼しく、冬は暖かい事務所の中で仕事ができるようになり、仕事も自分で選ぶことができるようになり、専門学校、大学の先生にもなれました。

また、私は車が好きでいつかは大きなベンツに乗りたいと思っていました。

そう思う中で、勉強して生活を変えていくなかで収入も増え、若いときからの望みだった大きなベンツにも乗れました。

更に、結婚して家族もでき、毎年家族を海外旅行へ連れていく事もできるようになりました。

たぶん、20歳当時の自分には想像もできない社会人になっていると思います。

すべては勉強によるおかげです。

私は恵まれていると思っています。

学生時代、周りの人は勉強しているのに自分は全く勉強はしませんでした。

ただ、社会人になって勉強しただけです。

社会人になって思ったのは、周りの人は勉強しないという事です。

学生時代にあれだけ勉強したのに、社会人になると1時間も勉強しません。

私は社会人になって1日2時間だけ勉強しました。

ただ、周りがほとんど勉強しないので自分が相対的に上がっていくことができました。

このことに気づけたのが、私は本当に運が良かったと思います。

この経験を一人でも多くの人にたどって欲しいので今の会社を起業しました。

2024/10/23

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素直な心

今回は、私の尊敬する経営者、松下幸之助さんが言われた「素直な心」を紹介します。

松下幸之助さんは、執筆した「道をひらく」という書籍の中で「素直な心」について下記のように書いています。

素直な心と何度も言うようだが、何ごとをするにしても、やはり素直な心が一番大切なように思われる。

まして人間は、いつも素直な心でばかりいるものではないから、折に触れ、時に応じて、素直な心の大切さを強調する必要がある。

日夜、お題目のようにこれを唱えても唱えすぎることはあるまい。

素直な心の反対は捉われた心である。心が何か一つに引っかかっているのである。

引っかかった心では、ものごとは正しく判断できない。正邪(せいじゃ)の別を誤る。

正邪の別を誤って、ものごとが円滑に運ぶ筈がない。

事がうまく運ばぬときには、一度静かに考えてみるがいい。

何かに執(しゅう)している。何かに捉われている。たとえ正しいと信じることでも、その正しさに捉われてしまえば、心が狭くなり判断を誤る。

そして無理をする。正しいことですら、これに執してはいけないのである。

素直に、いつも素直に。どんな場面に直面しても、やはり素直に。

素直な心は、真実をうつす唯一つの鏡である。

私たちは何か起こったときに、自分の知識や思いが先にでてしまい、相手が言っていることに対してそのまま受け入れることができず、反論や意見を言いたくなります。

それは、自分が正しいと思っていることが唯一の正しいことであるという思いから出てきます。

世の中で起こっていることは複数の事が重なり合って表に出てきます。

まずは起きていることを素直に受け取り、先入観などは持たずになぜそのようなことが起こったのかを考えることで、より良い判断ができるようになると思います。

いつも素直な心を忘れずに行動してきたいと思います。

2024/10/20

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業界を変える夢

今回は私が会社を起業した時に志の一つとして持った「業界を変える夢」について書いてみます。

私がECHを起業したきっかけの1つに、SAPを使うIT業界においてなかなか人材(SAPを知った技術者)が育たないということがあります。

なぜ育たないかという理由を考えたとき、以下の理由がありました。

1,技術を身につけるための図書が本屋に並んでいない

2,技術を教えてくれる講座などがほとんどない

3,仕事先で技術を学ぶためのOJTの仕組みがない

これら理由から、SAP業界ではなかなか技術者が育たないという状況でした。

この業界の状況を変えないと、SAPシステムの優れた機能をお客様に提案できず、SAPシステムは使いづらいといった評価となってしまいます。

私はSAPシステムのすばらしさをお客様に伝え、広くSAPシステムを使ってもらい企業経営に活かしてもらうために、この業界の状況を変えないといけない、また私なら変えることができると思いECHを起業しました。

先に挙げた理由の1と2は、ECHで教育事業を行うことで解決できると思い今も続けています。

3のOJTのしくみについては、私がECHを起業した当時は、新人が仕事の現場へ入ってきてもなかなか役に立たず、ITコンサルタントとして働くことは難しいというのが当たり前の考え方でした。

お客様の業務を理解して、その業務に適したSAPシステムを構築することは、SAP業界に入って数年(1~2年程度)ではなかなか難しいというのが業界の当たり前でした。

私はこの業界に入り、自分がITコンサルタントとして経験を積む中で、数年でSAP業界のITコンサルタントになることができるという確信を持ちました。

その理由は、私がSAPシステムを理解し、その後お客様先へ行きお客様の業務を知らない中でも、ITコンサルタントとしてお客様に十分満足いただけるサービスを提供できたからです。

業界内で、数年でITコンサルタントになるのは難しいという評価の中、なぜ私ができたかというと、それはSAPシステムの理解の仕方が他の人とは違ったからです。

私はSAPシステムを理解するにあたり、「人に教えることができる」ということをキーワードにして進めました。

「自分が理解する」と「人に教える」とでは大きく異なります。

「自分が理解する」は曖昧な理解でも理解した気になります。

”こんな感じ”という理解で自分が納得できるからです。

しかし、「人に教える」となると、相手が理解できる言葉を正確に選らび、そして論理的に並べ伝えるということが必要になります。

そのためには、1つ1つの言葉が持つ意味とSAPシステムとの関係を明確に自分が理解していないと、相手へ分かりやすく伝えることができません。

この理解が、実際にお客様先へ行った時に、相手が言っている意味を理解して、相手が分かる言葉で説明できる力となります。

このような理解の仕方で、まだ数年という経験しかない人でもITコンサルタントとして活躍できるようになります。

いまECHでは教育事業を行い、SAP業界内の多くの会社の方に研修を行っています。

これはSAP業界を変えていくという思いから今後も続けています。

お客様が望む、参加しやすく、技術を分かりやすく習得できる環境を用意して、SAP業界内の技術者排出に貢献していきます。

技術者が育たないという業界状況を私たちの会社ECHが変えていく、この志を持ってこれからも会社経営を続けていきます。

2024/10/10

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SOAP

今回は「SOAP」について書いてみます。

SOAPとは、医療の場で広く使用されているカルテなどの記録方法の一つで問題志向型の記載方法です。

医師や看護師が患者の状況を記録するために用いられます。

患者から得た情報を基に問題点を洗い出し、そこから治療計画を立てる際に有効なやり方です。

SOAPによってそれぞれの記載項目を正確に記載し、正しく評価することで、最適な治療計画の立案につながります。

このSOAPが、私たちが仕事を進める手順にも役立つので書いてみます。

SOAPを構成する項目は以下の4つです。

・S(subjective):主観的情報

・O(objective):客観的情報

・A(assessment):評価

・P(plan):計画

それぞれのポイントを解説します。

S(subjective):主観的情報

Sは主観的情報として、主に下記のような患者の訴えをそのまま記載します。

・痛みの有無やレベル

・非言語的な訴え

これを私たちの仕事に照らすと、

・基幹業務システムで困っている事やその重要度

・抽象的な困りごとの訴えについて(レポートが見づらいや出力が遅いなど)

O(objective):客観的情報

Oは主観的な情報を排除し、客観的に事実に基づいた内容のみ記載します。

・治療方法

・機器の種類

これを私たちの仕事に照らすと、

・業務フローの作成による内容の明確化

・SAPが持つ標準機能の中で使える機能の提案・説明

A(assessment):評価

Aでは、上記のS(主観的情報)とO(客観的情報)から患者の状態を評価します。

・患者の状態

・身体・精神面の変化

これを私たちの仕事に照らすと、

・新システムに対するユーザーの理解度

・新システムによる業務の改善度・満足度

P(plan):計画

Pはアセスメントした内容から今後の計画を記載します。

・治療方針の変更有無

・治療方針の変更内容

これを私たちの仕事に照らすと、

・新システム稼働時の状態把握(データの信頼性、即時性など)

・現状を捉えた次システム改善提案

私たちの業務において、漠然と事象を捉えて思いつきで課題に対する解決策を考えるのではなく、SOAPに沿ってユーザーと話していく事で課題に対する正確な対応ができます。

2024/10/03

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なぜその仕事が重要か

私達の会社には、ソリューション部、エデュケーションサービス部、アプリケーションマネージドサービス部、営業部、総務部があります。

それぞれの部門が行なっている仕事について「なぜその仕事が重要か」について書いてみました。

・ソリューション事業部

何億、何十億という金額を支払って構築した、しょうとしているERPシステムが、お客様のビジネスを成功に導くものとなるように私たちが持つ力を全て注いでシステムを稼働していく。

稼働は困難を伴うこともあり、誰にもできるようなことではない。

お客様が私たちの力を信じて任せてくれているのでその期待に応えていく。

また、お客様からいただくお金は、そのお客様の会社の一人一人の社員が懸命に働き稼いだお金なので、感謝していただき、そのお客様にとって有益な投資となるようシステム構築に最善を尽くす

・エデュケーションサービス部

自分の人生をITコンサルトに定め、人生の大事な時である学習、成長の時をECHに委ねた人に、期待する成果を出すために全力でサポートし、その人の人生に参加する。

自己を律して成長を継続して行くことはなかなか難しく、人の側に寄り添い成長を助けることで、その人の人生に輝かしいページを記録して行く。

・アプリケーションマネージドサービス部

お客様のビジネスを支えるコンピュータシステムを障害なく日々正しく稼働させることに責任を持ち、お客様の新たなビジネスチャンスをしっかりと支え、信頼できるシステムの構築ができるチームをお客様は必要としている。

基幹業務システムの停止はお客様のビジネスに多大な影響が起きる。

販売の停止、生産の停止など、数億単位の損失が出ることもある。

今や企業の生命線とも言える基幹業務システムの維持管理はとても重要な業務である。

・営業部

自社の社員がやりがいのある仕事に就き、毎日を充実し満足度の高い仕事に就けるよう、業界にあるERP導入プロジェクトのリサーチに努め、ビジネスのシーズをいち早く掴み取ることで自社の永続的な成長に貢献する。

売上なくしては利益はなく、社員が安心して働けるのは営業によるプロジェクト業務の獲得である。

・総務部

社員が勤務する中で様々な労務上の事務処理がある。

その事務処理を扇の要となり対応し、正しく労務管理を行うことで社員が自分の担当している仕事に集中できるようになる。

人が集まる会社組織では円滑なコミュニケーションとルールが必要で、その整備をすることで、社員が居心地良く社内で活動することに多大な貢献をしている。

2024/09/25

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会社が進むべき方向

今回は、私たちの会社が進むべき方向について書いてみます。

私たちはITコンサルティングを行う会社で働いています。

私たちはこの業界で、お客様へ使いやすく役に立つコンピュータシステムを提供できないといけません。

何度かこのブログで書きましたが、社会から必要とされない会社は淘汰されます。

私たちが社会から必要とされるためには他社に無い優れたサービスを持たなくてはいけません。

他社と同じ様なサービスが提供できるだけでは、お客様にとってECHである必要が無いためです。

私たちの業界にいる同業の会社には、資金力があり社員数も多く、中にはグローバルでアメリカ、ヨーロッパなどでも仕事をするような会社があります。

そういった会社と同じ土俵で仕事をしているのが私たちの会社です。

お客様から必要とされるためにはまずは2つの重要なポイントがあります。

それは、コミュニケーション能力と技術力です。

お客様に寄り添い、お客様がいま何を必要としているかを正しく理解し、お客様の目線で分かりやすく語り掛け、私たちにできることを精一杯行う、日々の仕事の細部に渡り、いつもこのことを忘れずに行動することが必要です。

そして、日々のスキルアップにも貪欲に、ERPが持つ機能を細部に分かり理解し、その1つの機能と実際の業務との関係性をしっかりと理解することでERPが持つ優れた機能をお客様に提供できます。

私たちの仕事は、お客様から信頼されることで成り立ちます。

1つの言葉、行動に十分な気持ちを込めて、お客様に役立つサービスの提供を行わなくてはいけません。

毎日朝起きたときに、昨日の自分が行った事を振り返り、満足できる仕事ができたかを確認する、私は毎日このことを繰り返し、お客様から必要とされるコンサルタントとした行動ができているか振り返っています。

2024/09/11

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眠れない時にやること

普段の私たちの生活の中で睡眠はとても大事な活動です。

日々仕事をしている中でストレスを感じたり、体に不調を感じているときなどは眠れなかったり、眠りについても夜中に目が覚めたりします。

私が愛読している雑誌PHPに、夜眠れない時はどのようにすれば良いかという記事があったので紹介します。

1,ベットから出る

 以前は、寝付けなくても横になることが推奨されていました。

 でも無理に横になっていると、思考が巡り始めて脳が興奮し、ますます眠れなくなる悪循環に。

 30分たっても寝つけなかったら、ベットから出て過ごしましょう。

2,単調な作業をする

 テレビを見る、ゲームをするのはやめましょう。

 光の刺激で脳が覚醒します。

 なるべく頭を使わない単調な動きで脳はリラックスし、しだいに眠くなります。

 作業に夢中になりすぎず、眠い感覚が消える前にベットに戻るのがポイントです。

3,絶対に時計を見ない

 時計を見ると、「2時間たったのにまだ眠くない」「起床まであと4時間しかない」など、無意識のうちに計算して、眠れない時間が長いほど、焦って寝つけなくなります。

 気になっても、時計を見るのはやめましょう。

あと、絵本を読むのを良いです。

イギリスの研究では、「6分の読書」が散歩やコーヒー、ゲームや音楽鑑賞よりもストレス解消効果が高かったといわれています。

小学年低学年向けの絵本を読むこと。

難しい漢字がなく、10分弱で読み切れて、ストーリーもおだやかなものがほとんど。

童心にかえり、温かい気持ちが安眠へと導いてくれます。

2024/09/06

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α(アルファ)波のリラックス効果とは

α波が脳に良い影響を与えることは広く知られており、最近その記事を読みましたので、日常生活でうまくα波を引き出す生活スタイルを紹介します。

α波が出ている状態の脳には、「脳の快楽物質」と呼ばれるベータエンドルフィンというホルモンが分泌されており、心身のストレス軽減に重要な役割を果たしてくれます。

α波による良い効果は複数あります。

・脳と体を休めリラックスする効果

・ストレスを沈める効果

・脳の活性化を促して体の免疫力を高め、病気を予防する効果

このようにα波が多く出る状態に誘導しその状態を維持すると、心身ともに良い効果が得られます。

α波にはストレスを沈める効果があるので、ストレスが原因と考えられている病気の、ガンや高血圧、心筋梗塞、うつ病や更年期障害、不眠症や肩こり腰痛などに良い効果が期待できます。

また、ストレスが解消されリラックスした状態だと血行が良くなり、疲労回復や快眠、整腸の効果があり、細胞活性化による老化防止や、集中しやすくなり記憶力・想像力アップの効果も得られます。

日常生活でうまくα波を引き出してリラックスするための方法を紹介します。

・音楽や自然界の音

 川のせせらぎや鳥の鳴き声、波などの自然の音には「1/fゆらぎ」という一定の周波数が含まれており、1/fゆらぎが含まれる音には、自然と脳をα波に導く働きがあります。

・モーツァルトの音楽

 モーツァルトの音楽にも1/fゆらぎが含まれているといわれています。

 その他、自分が聞いていて心地良いと感じる音楽に触れるだけでもα波が出ることがあります。

・その他

 月明かり、太陽の光、季節の花や青空、アロマテラピー、瞑想などもα波を引き出してくれます。

α波は心身ともに安らいだ状態の時に引き出される脳波です。

リラックス効果だけでなく、ストレスを沈めたり脳を活性化したりして免疫力を高める力もあります。

日々の生活の中でα波をうまく利用して、心身ともに健康的な生活を送りましょう。

2024/09/01

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わが社の職場風土の現状と課題

今回は私が参加している経営者研修で発表した「わが社の職場風土の現状と課題」を転載します。

わが社の職場風土の現状と課題は、企業理念に沿って行動するための下記5か条がいまどのようになっているかを記すことで明らかになります。

わが社の企業理念:人を育て社会に貢献する

理念を支える企業文化

1,社員一人一人が成長を目指す。

2,社員同士がお互いの成長のために協力し教えあう。

3,利他の気持ちを持ち互いに助け合う。

4,努力を惜しまず自己の成長を目指す。

5,自分の持つ知識を全て出し切って最善のシステムをお客様へ提供する。

1,社員一人一人が成長を目指す。

 私たちは人の成長を信じて、人はそれぞれ得意・不得意がある中で得意分野を見つけ、その成長を手助けします。

 社内に人が育つための仕組みを作り、日々社員自身で改善を重ね、それぞれの個性に合った成長プログラムを作り実践しています。

 人はそれぞれ個性があり、その個性に合う育成プログラムは日々改善が必要です。

その改善に社内の知見を集め、改善活動に終わりはありません。

2,社員同士がお互いの成長のために協力し教えあう。

 自分一人でできることは限られています。

 私たちは幼少期から、人に教えてもらい、本を読み、多くの人の力を借りて今に至っています。

 人から学ぶことに素直になり、互いが助け合う職場風土の醸成を日々声にして伝えあっています。

 学ぶことによる成長の楽しさ、教えることによる人への貢献達成感、この意識を持ち続けることができるよう社内の雰囲気づくりを進めています。

3,利他の気持ちを持ち互いに助け合う。

 多くの経験、知識を得ることで豊かな人生を送ることができます。

 何かを得たいと思った時に、自分から取りに行こうとすると多くの労力を必要とします。

 時間を使い経験する、多くの文章を見て知識を得るなど、人が持つ1日24時間という制約がある中、自分一人で全てを得ていくには時間が足りません。

 自分が持つものを人へ提供し、自分が知らないことを相手から教えてもらう、この循環が自分の人生を豊かにしてくれます。

4,努力を惜しまず自己の成長を目指す。

 人生90年=788,400時間、お金や物は、自分の努力次第で今の状態を保つことができます。

 時間は、毎日24時間必ず減っていきます。

 昨日の自分より今日の自分が成長していると感じることができるよう、社内で自己目標を立てて行動することを進めています。

 今の行動が自分の成長につながっていると感じることができるよう、社内でフィードバックができる仕組みを作っていきます。

5,自分の持つ知識を全て出し切って最善のシステムをお客様へ提供する。

 私たちが会社という組織に属して、日々仕事を続けていく為には、社会から必要とされることをしていないといけません。

 社会から必要とされることで会社は存続できます。

 私たちは自分の知識を増やして、その得た知識をお客様へ提供することで必要とされる会社・人になれます。

 お客様の為にどうすれば貢献できるか、知識をつけて、お客様がいま何を必要としているかを正確に掴み、「あなたが必要です」といわれる仕事をしたいと思います。

2024/08/26

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人望が集まる人の考え方

先日レス・ギブリン氏が執筆した「人望が集まる人の考え方」という本を読みました。

その中に、下記のような自己チェックシートがあったので紹介します。

1.自分の求めるものを与えてもらう前に、相手の求めるものを与えているか?

☐ はい ☐ いいえ

2.相手が完璧でなくても受け入れているか?

☐ はい ☐ いいえ

3.相手をけなして自分の自尊心を満たそうとしないように気をつけているか?

☐ はい ☐ いいえ

4.相手に純粋な関心を寄せているか?

☐ はい ☐ いいえ

1.自分の求めるものを与えてもらう前に、相手の求めるものを与えているか?

これは、人の心理に応じたことで、人は誰かから何かをしてもらうとお返しをしなくてはという意識が働きます。

普段の自分の行動に、相手に対する貢献という気持ちを持って行動すると、自然と周りの人は自分の為に色々な事をしてくれるようになります。

昔からの格言に、「周りは自分の鏡」というものがあります。

周りに対して与えるという行動をしていると、周りの人は自分に与えるという行動をしてくれます。

逆に周りに与えないという行動をすると、周りの人は自分に与えないという行動をするようになります。

2.相手が完璧でなくても受け入れているか?

全てにおいて完璧という人はいません。

何かが劣っていても、必ず何かに優れている点があります。

例えば、単純な事でも根気よく続けることができるや、周りへの気遣いが良くできるなどです。

「何ができない」ではなく、「何ができる」という視点で相手を見ることで、自分を助けてくれる人が増えてきます。

3.相手をけなして自分の自尊心を満たそうとしないように気をつけているか?

人の間違いに気づいたとき、その人のためにアドバイスをしてあげるという姿勢でのぞむのか、または自分が間違いに気づいたことを相手へ伝えて、自分の自尊心を満たそうとするのかで相手の受け取り方は大きく違ってきます。

自分に自信がないと、相手からバカにされたくないや、自分の方が上であるという意識にこだわりを持ち、そこから相手の間違いを指摘して自己承認欲求の満足度を高めようとします。

このような行動になっていないか、いつもセルフチェックする必要があります。

4.相手に純粋な関心を寄せているか?

相手が行動した背景に関心を持って接しているかが大事です。

自分が色眼鏡で相手を見ていないか、また人から聞いたことをそのままうのみにして相手と接していないか、まずは自分から相手の事を純粋な気持ちで見て、相手の行動の背景を理解することが必要です。

すなおな気持ちで相手を見ることです。

社会人として年月が経つと、後輩が増えてきます。

後輩にとって良い先輩となるために、これらの事に気をつけていきたいと思います。

2024/08/08

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