ECH代表 廣田正俊のコラム
Hirota column
会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。
社員研修について
今回は社員研修について書いてみたいと思います。
皆さんは学生時代に国語や社会といった様々な勉強を行ってきました。
そこで得た知識を持って社会へ出てきています。
ただ、そこでの勉強には不足していることがあります。
他者の意見や考え方を理解して多様な考え方を身に付けるという事です。
学生時代に習うことは1つの正解がありその正解を正しく出せるかという事でした。
習うことには全て正解がありました。
しかし、社会人になった今、世の中には正解がないと言った事象が多々あります。
例えば、今の新型コロナ環境でどうすれば感染を止めることができるかや、世界で起こっている宗教を根源とした紛争、多様な考え方がある中で一方の意見が必ずしも正しいと解釈されない場面です。
新型コロナ感染を防ぐために夜の会食を止めろという意見が出てくる反面、経済活動を止めることで貧困による被害者が出てくるという意見、イスラム教では正しいと言われている事が他の宗教では理解されないなど、どちらが正しいと言い切れない事柄が多くあります。
このような「答えが無い問題」にどう対応していくかという力をつけるために広く知識を身に付けることが要求されます。
こういった多様性を持った考え方が社会に出ると必要となりますが、この様な教育は日本ではあまり行われませんでした。
このことに対し、最近「リベラルアーツ」教育が大学などでよく話題になっています。
日本語では「教養教育」と訳すことができるそうですが、これは多くの学校で行われている「専門教育」とは異なり、幅広い教養を身に付けるための教育です。
「一つの正解を求める」のではなく、多様性を理解しながら多面的に物事を見て、理解し、判断できる人材の育成です。
ECHでは今までSAPのスキルに特化した研修などは多く行ってきましたが、多面性を持った人間力といったものについては余り研修としては提示してきませんでした。
今年度からは、社会で起こる多くのことや職場で起こる出来事に、一方向からの物の見方をするのではなく、多面的に物事を見て、人から言われたことをそのまま鵜呑みにすることなく、自分で考えその背景や事象を理解できる人材を育成したいと考えています。
一言で表すと人間力の育成です。
相手の立場に立って物事を考える力や、考え方に多様性を持ち、それぞれの人が持つ価値観の違いを理解し、他者との会話力を磨く研修などを社員の皆さんには受けていただきます。
社会は人と人とのかかわりで成り立っています。
私たちが行っているコンサルティングという仕事は特にお客様との良好な関係を築き、お客様の立場を理解したうえで最適な解を提供できなければいけません。
SAPの技術力のみを身に付けるのではなく、人間力を身に付けて、他者の行動を理解し、他者とどのようにかかわっていけば良好な人間関係が築けるかを研修を通して学んで欲しいと思います。
2021/05/19
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仕事場でのコミュニケーションについて
今回は職場でのコミュニケーションについて書いてみます。
私が社会人になってまだ年数が経たない時ですが、私は元来人へ物を頼むことが苦手な性格でした。
何か人へ物を頼もうと思ったときに、「相手がこの依頼で大変な思いをすると悪いな」や「依頼を断られたらどうしよう」など、頼む前から色々と自分の中で思いが出てきてなかなか人へ依頼することがスムーズにできませんでした。
しかし職場で仕事をするとなると人との協力で仕事は進めていくことが多く、人へ仕事を依頼しないと仕事自体が回らなくなることが多くなりました。
また、今のITコンサルタントという仕事についてからも、プロジェクトをうまく進めるためにはお客様が通常業務で忙しくしている中、SAPシステムを導入するための会議に出てきてもらったり、システム導入に必要なテスト作業などを依頼しないといけない立場になりました。
色々と試行錯誤を重ねながら今はプロジェクト現場でお客様から、「廣田さんから言われると何となくやろうかなという気分になってくるのですよね」と言われることがあります。
私がいつも心がけていることは「言い切り方の表現はしない」という事です。
例えば相手に何かして欲しいときに「何々をしてください」や「何々をしましたか」という風な言い切り方の語尾ではなくて、「何々をしていただけると良いのですがどうでしょうか」という表現を使うようにしています。
この文章にどういった私の工夫が含まれているかというと、行動の決定権を相手に持たせるという事です。
相手にして欲しいから「してください」ではなく、相手が「する/しないの決定権は持っていて、今回はどうしますか」と相手が自分で決めることができるという形の表現にします。
本来相手がしなくてはいけないことの場合、こちらから「してください」と言わなくても、「どうしますか?しますか?しませんか?」と相手に聞くと、殆どの場合「します」という返事が返ってきます。
そうすると、相手も自分がすると決めたのでスムーズに動いてくれます。
人は感情で動きますので、人から言われてすると「あの人は直ぐに命令するから」などといった印象を持たれてしまいますが、自分からすると決めたときは自発的に動いてくれます。
同じ仕事をするにしても、お互いに気持ちよく仕事ができると毎日の仕事が楽しくなります。
また、お客様と仕事上のみの付き合いでなく、自分の人生の友として付き合っていけるような出会いもあります。
私が今親しくしている友人は、学生時代の友、新卒で入社したときの同期、転職後の職場の同僚、今のプロジェクト現場で知り合ったお客様です。
SAPシステムの導入で知り合った方々とは、殆どの現場で今でも付き合いがあります。
何かあれば気軽に私に連絡をいただけますし、また私の会社で行っているイベントなどにもよく来ていただけます。
中には、私的なお付き合いで一緒にゴルフへ行ったり旅行へ行くような間柄になった人もいます。
自分の人生を振り返ったとき、家族とはまた違ったやすらぎを感じることができる友人はとても大事な人です。
家族にはできないような人生相談事や、自分がちょっと気弱になったときに励ましをもらえたり、お金では買えない関係としてとても自分の人生を豊かにしてくれます。
学生を卒業してから、新たな人との出会いは職場となります。
そこで出会う人と良好なコミュニケーションを取ることで仕事をうまく運び、時にはとても自分と感性の合う人との出会いがあります。
今後の人生の多くの時間を占める職場でのコミュニケーションを大事にしていってください。
2021/05/12
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社会人と勉強
今日は社会人と勉強について書いてみます。
私は以前から不思議に思っていることがあります。
「なぜ社会人になると勉強をしない人が増えるのだろう?」
みんな学生の時は大なり小なり日々家で宿題をしたり、試験前は夜遅くまで勉強をしていたと思います。
学生の時の勉強は「これって何に役立つのだろう」という漠然とした思いを持って、何か明確な目的を持った人以外は、周りからやりなさいと言われていたのでやっていたという人が多いと思います。
それが社会人になると途端に勉強から縁遠くなります。
社会人になることで先生という存在が無くなり、親も勉強という言葉を発しなくなります。
他者からの圧力が無くなるので勉強をしなくなるという状態の様です。
私は社会人になってからコンピュータに出会い、「これは面白そうだ。もっと知りたい」という強い欲求が出てきて、仕事だからという思いではなく、自分が興味があるのでもっと知りたいという気持ちからコンピュータの勉強を始めました。
それが仕事にも直接関係したので仕事の評価が上がり、給与も上がったという経験をしました。
そこで私が思ったのは、社会人は勉強をするとそのまま給与に直結して成果が表れるという事です。
正直、私は学生の頃は余り勉強はしていませんでした。
友達と遊ぶことが楽しくて受験勉強に集中できず希望する大学には入れませんでした。
学生の時はみんなが勉強しているのでかなりの勉強が必要でした。
1日1時間など勉強してもあまり人よりも成績は良くならず、周りを見ていると昼間から勉強しているので7時間や12時間以上勉強している人がいました。
私は1時間ですらできなかったので当然追いつくことなどできず、希望する進路には行けませんでした。
しかし、社会人になってから勉強と自分の評価・給与が直接結び付くことに気づき、毎日の行動に勉強を取り入れていきました。
社会に出てみると、社会人の多くはあまり勉強しないので、私が勉強の大事さに気づき1日1時間勉強しだすと、途端に人より知識量が増え、他者からの評価も上がりました。
学校の勉強との大きな違いは、学校の勉強は英語や世界史、数学などといった既に出来上がっている情報をいかに多く覚えるかが他者との差別化になり、中学・高校といった数年をかけて覚えてきた情報量が評価となります。
社会人になると、特にIT系の場合は日々技術は進歩しており新しいことが次から次に出てきます。
そういった中で新たに出てきたことを覚えることとなりますので、自分の過去は関係なく、いまどれだけ勉強しているかで優位性を持つことができます。
社会人になって1日1時間だけでも毎日勉強するだけで、1年間で365時間、約46日、平日で換算すると2か月ほどになり、自分の社会人としての生き方、周りからの評価が大きく変わります。
今既に勉強を日課としてやっている人もいると思います。
その行動は必ず、将来を豊かな人生、楽しい人生へと導いてくれます。
今という時間を大切にして、日々知識の積み重ねがいかに自分の人生を豊かにしてくれるかを思いながら過ごしてください。
私は人生は平等だと思っています。
苦労する量はみんな同じです。
今、楽をすると、将来苦労します。
今、苦労すると、将来楽できます。
将来の自分、将来の家族を思い、豊かな人生が送れるよう毎日を大切に過ごしてください。
日本はもうすぐゴールデンウイークです。
この連休を有意義に過ごしてください。
2021/04/27
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1か月リフレッシュ
今回は「1か月リフレッシュ」について書いてみます。
今ECHでは、プロジェクト現場へ長く入っていた社員がプロジェクトを終え、新たなプロジェクトへ入るタイミングで1か月のリフレッシュ期間を推奨しています。
1か月のリフレッシュ期間で何を推奨しているかというと、2週間程度の休暇と2週間程度のスキルアップです。
プロジェクト現場へ入っているとなかなか有休も取りづらく、まとまった休みを取っての心身のリフレッシュや、家族と一緒の数泊の旅行などがしづらい環境にあります。
私が家族を持ち、ある程度自分で仕事がコントロールできるようになったとき思ったのは、家族と1週間一緒に旅行に行ければ楽しいなと思いました。
それからは、自分の仕事が切れるタイミングで、子供の学校の休みなどをうまく合わせ(時には、勉強に支障のない程度に学校を休ませて)ながら土日を合わせた1週間程度の休みを取って旅行へ行きました。
これだけの時間があると、沖縄や北海道、またハワイやアメリカといった遠いところまで行くことができます。
家族と一緒に旅行という形で数日を過ごすと、とても良い思い出になり、また子供がいる家庭では、子供が大きくなるとなかなか一緒に過ごす時間が少なくなるので家族で一緒に行動する時間はとても貴重な思い出となります。
親が健在の方は、体が自由に動ける今の時期を大切にして旅行などへ行ってもらうのも良いと思います。
仕事ばかりで家族と過ごす時間が無いといった事にならないように「1か月リフレッシュ」をうまく使ってもらえればと思っています。
また、私たちの仕事は知識をお客様へ提供する仕事です。
知識量がお客様の満足度を大きく左右します。
プロジェクト現場などへ出ているとなかなか自分の知識を溜めるための時間がとりづらく、どうしても日々の仕事に追われ時間が流れてしまいます。
仕事をやっていると徐々に知識は増えては行きますが、私たちが扱っているSAPシステムは機能がとても多く、合わせてお客様の業務に関する知識も必要です。
現場でSAPシステムの機能を知ると共に、製造業、食品業、運輸業などといった様々な業種業態に関する知識を知っておかないといけません。
そういった業務知識を現場だけで知ろうとすると、5年、10年という経験を必要とします。
ただ、そういった知識が長い年月をかけないと得られないかというと全ての面においてそうではなく、日々の新聞記事で得られる情報や、業種別の本などを読むことでも業務知識を得ることができます。
また、まとまった時間を利用して、ロジスティックス系であれば中小企業診断士の資格やロジスティクス・オペレーションなどの資格や、会計系であれば日商簿記検定や税務検定など、ベーシス系であればOSやデータベースの資格などの勉強があります。
これら資格試験はどの業種にも当てはまる広い知識として役立つので、長期の休みに集中して勉強するということが将来の自分を助けてくれます。
リフレッシュ期間の内の2週間は、自分が担当しているSAPシステムの分野での更なる機能の深堀や、別の新しいSAPシステム分野への足掛かりとしての学習、社会人としての人間力・リーダシップなどを磨くための外部研修を受講するなど有意義な時間として使ってもらえればと思っています。
2週間の有給休暇と2週間のスキルアップ期間を家族サービスや自分のスキルアップに使う事は、仕事に追われいつの間にか時間が過ぎているということにならないよう、思い返すことのできる楽しい思い出を作り、将来の自分のために時間を使うといった有意義な時間の使い方となります。
今の現場が変わるタイミングで1か月リフレッシュをうまく使ってもらい、また、1つの現場参加の期間が長期にわたっている社員は、個別に相談してもらうことでうまく1か月リフレッシュ相当のことができるようにしたいと思っています。
有休があまりない人も個別に相談してくれればと思っています。
ECHにいることで自分の人生が豊かになったという実感を得てもらうために1か月リフレッシュを会社のしくみとして根付かせて行きます。
2021/04/21
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オンリーワン
今回は「オンリーワン」について書いてみます。
世の中で成功するためにナンバーワンになれと言いますが、オンリーワンという言葉も一時期良く使われました。
私は会社経営をするにあたりこのオンリーワンにこだわりを持っています。
世の中でうまく行っているビジネスや儲かっているビジネスを見て真似をすると最初の立ち上がりはうまく行きます。
しかし、自分が苦労せずにできることは他者もできるということです。
一次的に潤っていても、必ず価格競争などが起こり時間や体力を使った競争へと流れていきます。
この場合、成功しようと思うと労働時間を長く使ったり、資金力を使った囲い込みを行うなどといった思い切った投資をしないとなかなかうまく行きません。
私は他社と争いながら、勝ち負けといった分野でビジネスをやりたいとは思いませんでした。
私にしかできない事、オンリーワン戦略で他社が真似できないことに力を入れていきました。
他社が真似をしないことをするのが当然良いのですが、他社がしないというのは、やらないのではなく、やれないといった場合が多いです。
ノウハウが無いや、好きでない、ここで踏ん張ってというときにがんばれる熱意がないことからやれないといった事になります。
ECHが業界の中で参入しやすい開発に手を付けず、コンサルタントに特化してビジネスを行ってきたのはオンリーワンを目指したからです。
単なる派遣業ではなく、自社で社員を育てコンサルタントとしてお客様へ行くという形にこだわったのもオンリーワンだからです。
どの会社もコンサルタントの育成は難しく、資金力のある会社がコンサルタント分野を行うといった業界です。
資金力のない中小企業はどうしても開発分野の業務に流れます。
資金力がある大手は大量に採用を繰り返しながら仕事ができる社員を増やします。
小規模な会社は大量採用はできないので、業務コンサルタントとしての領域にはなかなか入れず、開発系の仕事をメインにして社員を採用します。
そして、5年以上の年月を経てやっとコンサルタントに近い仕事ができる人がいたり、またはずっと開発系の仕事ばかりをするといった形の会社が多いです。
業務コンサルタントを育成するためには、社内で数か月に渡り教育を行う必要があり、教育のための教材やシステムも必要です。
その間は採用した社員は売上を上げないので、将来に対しての投資という熱意を持つ会社でないとできないことです。
また、資金力があっても教育ノウハウを持つ会社でないとコンサルタントの育成はできません。
いま、大手の同業者がECHへ教育を依頼してくるのは教育ノウハウを持たないからです。
E-LearningやSAPシステムはお金を出せば入手できますが、その教材をどう使っていけばよいかが分からず、社員の努力に任せているといった状況が多いです。
コンサルタント育成には、社員の成長を信じて教育投資を行い、教育環境整備への投資も積極的に行うことが必要です。
他社がなかなかできない教育ノウハウの蓄積や人に対する投資をECHは今後も大事なこととして行っていきます。
PS.
1つ私が記憶に残っている話を書きます。
「人生が変わる発想力」という本で見た話です。
ある靴メーカーが事業拡大の可能性を探るため、2人のマーケティング担当者をアフリカに派遣しました。
一人目は「絶望的な状況です。靴を履いている人間は一人もいません」という電報を送ってきました。
ところが二人目は勝利を宣言するかのようなメッセージを送ってきたのです。
「すばらしいビジネスチャンスです。誰も靴を持っていません」
2021/04/14
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シニアコンサルの働き方
今回は私が目指すシニアコンサルの働き方について書いてみます。
私たちが働いているITコンサルタント業界はスキルレベルで3つの階層に分けることができます。
ジュニアコンサル、ミドルコンサル、シニアコンサルです。
それぞれの大まかなスキルレベルは下記のとおりです。
1,ジュニアコンサル
上位コンサルの指示に従ってSAPカスタマイズ・テストができる。
2,ミドルコンサル
お客様の業務要件を聞き取り、SAPが持つ適切な機能を提案・実装できる。
3,シニアコンサル
BPRを行いながら他社事例などを提示し適切な業務の流れを示し、SAPを動作させるにあたり下位コンサルに適切な指示ができる。
BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)
シニアコンサルは、様々なお客様の業務を理解して、今行っている業務の流れが効率的でないと思うときには他社事例などを提示しながらお客様が今行っている業務の流れを適切なものへ変更提案したり、その業務をSAPシステムで動かすにあたり、将来に渡り永続的に使えコストバランスの良い機能を提案・導入します。
その導入にあたっては下位コンサルへ、SAPのどの機能、場合によっては複数の機能を提示することで解決を図るなどの指示を行い、下位コンサルがカスタマイズ・テストなどを行うときのアドバイスを行います。
ここでの特徴は、シニアコンサル自身がカスタマイズを行ったりテストを行う事はしないという事です。
シニアコンサルの持つ時間は1日24時間です。
その限られた時間を有効に使うために、他のコンサルでできることは任せ、シニアコンサルでないとできないことに仕事を絞って自分の持つ時間を有効に使います。
これにより1人のシニアコンサルがサービスできるお客様の数を増やすことができ、多くのお客様に素晴らしいシステムの構築ができるようになります。
よって、シニアコンサルは、お客様の業務要件を聞き、その業務を処理するためのSAP機能を選別し、決定した機能を下位コンサルへ導入指示します。
また、同時に複数のお客様へ対してサービス提供を行います。
今回ECHでは組織変更を行いました。
新たに設置した職責に「プロジェクトサポートリーダ」があります。
この職責はシニアコンサルとしての立場で下記のような役割を持ってほしいと思い設置しました。
社員の皆さんは様々な現場へ入り、SAPシステムの導入を行います。
現場では、経験不足、技術不足などから迷うことがあります。
その時に「プロジェクトサポートリーダ」が皆さんと会話しながら、皆さんの現場の業務がスムーズにいくよう活動します。
私はこの3年、上記のような活動がSAP業界で実際にできるものか試してきました。
私自身はプロジェクトを複数かけ持ちし、1つ1つのプロジェクトには0.2~0.3人月(月に4~6日)の作業時間を取り、一緒に入るまだ経験の少ないメンバには1.0人月入っていただき、私がお客様との業務要件整理を行う中、使うSAP機能を定め、そのカスタマイズ・テストは一緒に入ったメンバが行うという形です。
今現在もその試みは続けており、今は3つのSAP導入プロジェクトに関わっています。
この仕組みの良いところは、シニアコンサルの効率的な活動と共に、一緒に入るメンバコンサルの成長を支えることができます。
お客様とのやり取りをメンバコンサルへ見せることで、業務経験の少ないコンサルが、お客様と業務要件を詰めるときにはどのように進めていけばよいかを実際に見ることができ、SAPが持つ複雑な機能にどのようなものがあり、どういった使い方をすればよいか、マニュアルに載った使い方だけではなく、実務で使う上での応用的な使い方を見せ伝えることができます。
結果、シニアコンサルは9時~18時といった定時の中で、多くの成果を上げることができ、メンバコンサルはテキストでは学ぶことができない業務をベースとしたSAP機能の理解ができます。
また、シニアコンサルは経験値を必要としますのでどうしても年齢は高くなります。
年齢は体力という問題を同時に抱えていきます。
深夜まで仕事をすると、翌日の頭の働きに影響し、複雑な業務要件を理解・解決するときに時間を要してしまうといった悪循環が始まります。
シニアコンサルは毎日すっきりとした頭で考えるという体制を維持するために残業をすべきではありません。
私はSAPプロジェクトの仕事では残業はしないようにしています。
18時以降の時間は、経営に関する仕事、自分の人生を豊かに(技能アップや趣味など)するための時間として使っています。
ECHのシニアコンサルには全員上記のような働き方になってほしいと思っています。
2021/04/05
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売上目標がない理由
今回は、ECHには売上目標がない理由について書いてみます。
ECHには、個人やグループに対して売上目標といったものがありません。
「あなたは今年度は1,000万円売り上げてください」や、「あなたたちのグループは5,000万円売り上げてください」といったものです。
これは、ECH起業の最初からありませんでした。
一般的にはどの会社にも売上目標があります。
その目標に対して毎月実績を比較して、うまく行っているやもっと頑張ろうといった掛け声をかけます。
この仕組みが悪いとは思いません。
私も社長をしている会社が変われば売上目標を立てていると思います。
なぜECHに売上目標が無いかというと、会社を興した目的が「人を育て社会に貢献する」だからです。
当然、会社は利益が無いとやっていけません。
利益がある事は前提として、人を育て社会に貢献します。
では売上目標がないのにどうして起業してから毎期利益が出ており、無借金経営が続けられているかというと、1人1人の社員が能力を伸ばせば必ずお客様は仕事を依頼してくれますし、適切な対価を払ってくれます。
強い営業力と、お客様へ良いサービスを提供する個々の社員の能力の高さから継続した利益を上げています。
多くの企業は、個人やグループに売上目標を与えることで、個人の頑張りや成長を引き出そうとしています。
ECHはここが違います。
1人1人の社員へなぜ能力を伸ばさないといけないか、伸ばすとどういった良いことがあるかを伝え、社員が持つ能力が引き出せるよう様々な仕組みを用意して自発的に成長していく会社風土を作っているのです。
ただ、この仕組みをどの会社もできるということではありません。
世の中には、仕事をせず、目立たないようにして会社にぶら下がるといった社員もいます。
このような社員がいると「売上目標」を立てるという形になります。
ECHの社員は全員が自分の能力を伸ばすことに積極的で、会社から強制的な何かをしなくても自分から能力を伸ばすので売上目標がありません。
なお、ECHが全く利益の管理をしていないわけではありません。
半期に一度、社員1人1人の能力を経営層で分析し、適切な成長ができているかを見ながら、社員の成長に合わせて個々に対応をしています。
また、経営情報として、社員1人1人の収支管理を行っており、1人1人が赤字でなければ全体として利益はでるという形で経営を行っています。
一般的な会社が、トップダウンで予定獲得利益を決めて、そこから売上目標を社員へ割り振るのに対して、ECH はボトムアップで、社員1人1人の適切な成長と売上・利益額を見て経営を行っています。
周りの仲間を見ていただくと明らかですが、どの社員も光る部分を持っており、会社にぶら下がっているような社員は一人もいません。
これは、社風から来るものです。
私はECHへ入社を希望する社員の面接時に必ず言っていることがあります。
それは、「ECHに入社すると、最初の1年間は仕事が終わった後や週末の休みに自分で勉強しないと会社について来れないですよ。もしできないようであればECHには入社しない方が良いです。入社して自分で勉強ができない人は自然と居ずらくなってやめています。自分を成長させようと思っている人にはECHはとても良い会社ですが、会社にぶら下がっていれば給与がもらえると思っている人にとってはとても居心地の悪い会社ですよ。」と言っています。
これからも1人1人の社員の成長を最重要項目として、同時に利益が上がるこの仕組みを更に磨いていきます。
2021/03/31
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新型コロナ環境で改めて思ったこと
今回は新型コロナ環境で改めて思ったことについて書いてみます。
1年以上に渡り社会は新型コロナによる大きな影響を受けています。
テレビのニュースやワイドショーで発せられることは毎日新型コロナに関する事ばかりです。
この未曽有の出来事から最近特に思うことが2つあります。
1つは「会社の永続に必要なもの」、もう1つは「社会の一員」です。
会社は社会から必要とされないと残っていけません。
今社会では、観光業、旅客運送業、外食産業は致命的な打撃を受けています。
独力では生き残れないので国から支援を受けたり、他の会社と提携して資本援助を受けたりしています。
私たちがやっているITコンサルタントという業種も今は社会から必要とされていますが、将来何が起こるかわからないという事を考えたとき、例えば量子コンピュータによるAIシステムが開発され、ITコンサルタントの仕事の一部または全てを変わって行うといった事が起きないとも限りません。
しかし、今のECHを見たとき、将来どのようなことが起こっても必ず生き残っていけるという自信があります。
これは人を育てるという事です。
経営の神様と言われるパナソニック創業者 松下幸之助さんが言った事として、「まだ会社が小さかったころ、従業員に、『お得意先に行って、きみのところは何をつくっているのかと尋ねられたら、松下電器は人をつくっています。電気製品もつくっていますが、その前にまず人をつくっているのですと答えなさい』」と言ったそうです。
私はその通りと思います。
会社がどのような仕事をしていたとしても、人が育っていれば、また人を育てることができる会社であれば、社会環境がどのように変わってもその時々の要求に応え、会社は永続的に存続できると思います。
今ECHはITコンサルタントを育てて社会へ貢献をしていますが、今後どのように社会が変わっても、その時に必要とされる分野の知識を社員が身につけて生きていけるといった会社作りを続けていきます。
新型コロナで大きな打撃を受けた航空会社は社員を介護分野などへ出向させることで生き残りを図っています。
一方、「いもとのWi-Fi」で急激に業績を伸ばしたエクスコムグローバルは、この新型コロナ環境で海外旅行がなくなり売り上げの90%がなくなったそうです。
そこでどうすればよいかと思い、社会から必要とされている仕事を考えたとき全く異分野のPCR検査をやろうと思いつきました。
全社員一環となってPCR検査について学び、機材の手配、使い方、ノウハウを習得して、異業種でありながらPCR検査をやれるようになり、今十分な収益を上げています。
どこの会社でもできることではないと思います。
やはり普段から社員が成長する環境を整え、それぞれの社員がいつも能力向上を進めていたからだと思います。
次に、もう1つの「社会の一員」について思っていることは、
先日会社からの帰りに、路上で軽自動車の荷台部分にリンゴとそのリンゴから作ったジュースを乗せて売っている若い夫婦風の人を見かけました。
奥さんとみられる人が通る人に声をかけながら一生懸命リンゴを売っていました。
私は歩きながら近づいて行っていたので様子を見ていると、張っていたポスターから青森産のリンゴを東京で売っている様でした。
ただ、通りがかる人はあまり夫婦を気にする風でなく素通りする人がほとんどでした。
その場所に着いたとき、私もなんとなく気にはなりましたがリンゴを買う事になんとなく恥ずかしさを感じて一度素通りをしました。
そして歩きながら思いました。
「私はたまたま人の縁でITコンサルという分野を知り、その仕事をしていたから今の新型コロナ環境でも影響を受けずにやれているが、何かの縁でリンゴと出会っていたらリンゴを売っていたかもしれないな。」とふと思いました。
リンゴを売っている夫婦も何かの縁でリンゴを売っていて、新型コロナ環境がなければ普通に生活できていたのではないかと思います。
今ここで素通りすると二度とこの夫婦に会うことはないなと思うと、リンゴを買いたいという気持ちが急に強く出てきて引き返してリンゴを買いました。
その時に若い夫と少し話ができたのですが、どうしてこの場所でリンゴを売っているのですかと尋ねると、「世田谷に店舗がありそこでリンゴを売っているのですが配達で田町に来ました。いまの新型コロナ環境ではなかなかリンゴも売れず、このままだとリンゴが残ってしまうので路上販売をしているのです。」という事でした。
私たちは社会の中で生きています。
よい巡り合わせでうまくいっている人もいれば、環境の変化からうまくいかず苦しんでいる人もいます。
私たちはよい巡り合わせでうまくいっているグループに入っています。
社会の一員として、できることを1つ1つやっていきたいと思います。
2021/03/23
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年代ごとの仕事を振り返ってみて 40代から
今回は「年代ごとの仕事を振り返ってみて」の続きについて書いてみます。
40代になるとサラリーマンを辞め、起業した会社をいかにうまくやっていくかといった時期になります。
起業した当初はとにかく仕事をもらわないと給与が出てこないといった状況になりますので、週末に休むなどといった事は考えることができず、仕事があればすべて請けて行うといった状況となりました。
仕事をしすぎて入院をしたという経験があったので無理はしないようにとは思っていたのですが、仕事が目の前にでてくると、その仕事を精いっぱいやってお客様に喜んでいただきリピートにつなげていくという思いから仕事ばかりしていました。
起業する前までは、仕事は自然と来るものと思っていましたので仕事に対する姿勢は「質の良い仕事をすればよい」と思っていましたが、自分が営業をして仕事をとってきてその仕事をするという形になると、仕事をいかにリピートしていただけるかという視点で日々の仕事を考えるようになりました。
それは、自分がいくら良いと思っている仕事の内容でも、それがお客様にとって本当に良いものであるかという視点が必要ということです。
質の良い仕事をしようとするとどうしても時間そしてお金がかかってしまいます。
しかしお客様は納期を重視していて、質はある程度あればよいので急いで納品して欲しいといった要望を持っていたり、また、質は少し位低くても良いので価格を下げて欲しいといったお客様それぞれの事情、重視する視点が違うという事に気づきました。
現在、ERPシステムを導入する立場で仕事にかかわっていますが、その時の経験がとても役立っています。
お客様にとって良いものを自分で判断してシステム導入をするのではなく、システムの質、納期、かかる費用、それらをお客様へ選択肢として提示して、お客様の現状をしっかりと理解したうえでバランスよく提案することが私たちに本来求められているものであるということが本当の意味で理解できるようになりました。
この姿勢が、私が今までかかわってきたお客様から繰返し仕事をいただけているという現状につながっていると思います。
当時の自分に声をかけるとすると、「質の良いものが必ずしもお客様にとって良いものではなく、お客様の現状をしっかりと理解して、納期・費用・使い勝手のバランスを考えた本当の意味でのお客様にとって役立つシステムの導入をすることが素晴らしい仕事である。」と応援します
50代は、会社を大きくしてより多くの人の人生にかかわることができればと思う気持ちが強くなってきました。
それまでは自分の能力を上げることがとても楽しく、毎日新たなことを覚えていました。
休みなく仕事をしてもとても楽しい時期でした。
それが、社員が増えてくると本来自分がやりたかった「人を育て社会に貢献する」という事ができるようになりました。
世の中で自分の能力を上げていきたいと思っている人に私が今まで学んできた技術や知識の習得方法などを伝えて、その人の人生がより豊かなものになればという思いが実現できるようになりました。
自分がどんなに働いても、自分の時間は24時間しかなく、その時間で何かをしてあげることができるお客様の数も限られてきます。
また、自分の体力、そして家族とのつながりを考えると、いつまでも自分が忙しく働くといった事を続けることが良いことではないということに気づきました。
私自身がお客様へサービスを提供することも楽しいのですが、私が知りえたことを多くの社員へ伝え、その社員がお客様へサービスを提供することで、私の会社が社会へより多くの貢献ができるようになるという思いから、人の育成に力を入れるようになってきました。
当時から新卒の新入社員を採用していましたが、他の同規模の会社からは「新卒社員は即戦力にならないが良く採用していますね」とたびたび言われました。
その時の私の答えは、「社員採用の目的は「人を育て社会へ貢献する」ために行っています。会社なので当然利益はあげないといけないですが、人が育ちながら利益を上げていくといったビジネスモデルの構築に取り組んでいるのです。」と答えていました。
ECHがこの業界で今までやれてきているのは、自社でERPコンサルタントに必要な能力(技術力やコミュニケーション能力)を社員へ教えることができるという力があるからだと思っています。
当時の自分に声をかけるとすると、「自分一人で出来ることは本当に限られている。自分が持つ知識やノウハウを多くの人へ提供して、社会から必要とされる会社を作るためにがんばれ。」と応援します。
これからまた歳を重ね60代となっていきますが、いま考えていることは会社の永続と更なるレベル向上です。
ECHに集まってくれた社員がやりがいのある仕事ができ、持っている能力を存分に発揮しながら人生を豊かに過ごせるような会社づくりをしていきます。
また、SAP業界で他とは違う特徴を持った、会社の大きさではなく1人1人の社員のレベルの高さを誇れ、他社から「ECHの社員なんですね」と一目置かれるような会社にして行きます。
2021/03/17
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年代ごとの仕事を振り返ってみて
今回は「年代ごとの仕事を振り返ってみて」について書いてみます。
最近、年齢と共に仕事の内容・質が変わってきたなと特に感じます。
20代の前半は、大学浪人時代の貴重な経験から(貴重な経験はまた別のブログで書きたいと思います)、仕事は会計関係の仕事に就きたいとの思いで就職先を決めました。
新入社員の時は何もわからないので、会社では周りの先輩などを見ながら社会人としての振る舞いや仕事の内容を覚えていきました。
当時はパワハラなどといった言葉は無い時代で、毎日先輩から厳しい指導を受けながら1つ1つ仕事を覚えていきました。
他の部署の人からは「廣田さん、毎日先輩から厳しく言われて大変だね」と声をかけられるくらい厳しい指導でした。
ただ今思い返せば、その時につらい現場から逃げずにやってきたことが今の私の根底にある力強さ(一つのことをやりとげる)につながっていると思います。
当時読んだ本に、「会社の上司が嫌な人でも、会社という組織は必ず異動があるので自分から逃げなくても周りは変わっていく」ということが書いてあり、その言葉が私の助けになったことを今でも覚えています。
当時の自分に声をかけるとすると、「今起こっている周りの事象全てが将来の自分の自信となっていくので逃げずにがんばれよ!」と応援します。
20代後半になると、自分の中に将来は税理士になりたいといった具体的な目標ができて仕事に臨むことができるようになりました。
夜学などへも通いながら、目標に向かって終業後や休みの日も勉強を行いました。
会社の所属は経理部となっていたので、勉強で新たなことを覚えると仕事もより具体的に理解できるようになり、仕事がとてもおもしろく、達成感あるものと感じることができるようになりました。
そのうち、昼は仕事をしているので、夜や週末だけでは勉強の時間が足りないということを感じ始めました。
どうすれば勉強時間を確保できるかを考えていた時、「専門学校の先生」という求人を見つけ、「自分が勉強することで給与がもらえるんだ」ということが魅力となり転職をしました。
そこで私の人生を変える大きな出来事がありました。
マイクロソフトWindowsの発売です。
当時私は経理の先生をしていましたが、会計はコンピュータとの接点が多くそのため情報系の学科で簿記を教えていましたが、周りの先生がコンピュータを操作しているのを見てとても興味が沸き、終業後などにコンピュータを触っているうちにどんどんコンピュータにのめりこんでいき「これはとても面白い」と感じ、私の興味が「経理」から「コンピュータ」へと変わりました。
私は今思うのですが、自分が興味を持ったことにはとことんのめりこむタイプだと思います。
興味を持ったことには時間を忘れていつもそればかりやっているといった状態です。
週末の休みの日や年末年始などの休みもすべてコンピュータを触っていました。
当時の自分に声をかけるとすると、「今おもしろいと思ったことにとことん時間を費やせ。そうすると誰よりもこの分野は良く知っているといった自信が出てくる。1つ自信となるものができると、何事もできるといった自信ができてくる。足りないものがあっても良い、何か1つに秀でるんだ!」と応援します
30代後半になると、勉強すればするほど分かる事が増えて楽しくなり、周りからの視線・評価が変わっていくのが実感できました。
その頃から多くの資格試験にチャレンジするようになりました。
資格試験をとる動機は、自分の得た知識を客観的な評価物としたいということと、履歴書に書けるものを増やして自分の評価を上げたいといったことです。
また、目標を作ることでだらだらと勉強するのではなく、いつ受験するからどういった勉強を行うといった具体的な計画を立てることが自分のモチベーション維持にも役立ちました。
新たな資格試験を受けると決めたときは、まっすぐ自宅には帰らず、毎日マクドナルドで夜の22時くらいまで勉強していました。
勉強はつらいと感じることもありましたが、得た知識がそのまま自分の仕事で使え、知識が増えると周りからの評価が上がっていくことにとてもやりがいと充実した日々を感じていました。
そして、この時に私の人生での大きな出来事が起きました。
脳塞栓による入院です。
朝、目を覚ますと、自分の意識は手をついて起き上がっているのですが、右手を見ると全く動いてなくて、右半身が全く動かないといった状態になっていました。
当時既に結婚していましたので、横にいた妻が私の様子を見てこれはおかしいと思い救急車を呼んでそのまま緊急手術となりました。
後日妻から聞かされたのですが、病院に着いてすぐに医者から「この同意書(手術で何があっても仕方ないですといったような同意書)にサインをしてください。」と言われ、妻は動揺して動けないでいると、医者から立て続けに「今サインしないと旦那さんは死んでしまいますよ」と言われ慌ててサインしたそうです。
手術の結果は後遺症もなく、数日で元の体になりました。
医者からは「普通は半身不随など後遺症がでるのですが、早く処置をしたのが良かったです」と言われました。
発症の原因は、2か月の入院期間中色々と調べたのですが直接の原因はわからず、仕事からくるストレスではないかと言われました。
確かに当時の私はストレスなどは全く感じてはいませんでしたが、仕事(コンピュータの勉強)が楽しくて休みも取らずコンピュータを触っていましたので知らず知らずのうちにストレスをためていたのかもしれません。
当時の自分に声をかけるとすると、「30代は人生で一番充実していて、知識をどんどん増やしていく時期なので勉強をするのはとてもいいことだけど、自分の健康を過信してはダメだよ。規則正しい生活に気を付けながらバランスよく仕事に取り組みなさい。」と応援します
次は40代に入っていくのですが、今回は文章が長くなってきたのでその後の年代は次回に書こうと思います。
2021/03/11
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