ECH代表 廣田正俊のコラム
Hirota column
会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。
業界で一番
「2位じゃダメなんでしょうか?」、これは2009年の民主党への政権交代直後に行われた「事業仕分け」において、当時参院議員の蓮舫さんが放った言葉です。
私は2位ではダメと思います。
1位になることはとても大変です。
道案内の無い砂漠を自分で道を作り目的地まで向かって行く。
そこには未知の障害や苦労があります。
なぜそのような苦労をしてまで1位を目指すか。
これは1位になるための行動が自分を飛躍的に成長させるからです。
出来ないと思っていることに対して、一生懸命取り組むことで、それまでできなかったことができてきます。
そこでできると、自分の目線が1ランク上がります。
それまでは無理と思っていたことが、そのことができたことで自分の当たり前が1ランク上がります。
それまできついと思っていたことが普通の事となり、自分の目線が上がり、そこからまた上を目指して進んでいく事ができます。
人は変化を恐れます。
今居る環境に留まることで静かに過ごしていけるという幻想を持ちます。
世の中の全てのことは、何もしないと衰退します。
食事、健康、体力、どれも何もしないと衰退します。
今ある自分の身の回りの環境も、今が心地よいと思い何もしないでいると気づいたときには衰退しています。
日々変化を恐れず、自分から変化を起こす。
その1つに目標があります。
1位を目指す。
その「自分にはできないかもしれない」という高い目標を立てて、そこに向かうことで多くの物を得られます。
私たちの会社は業界で人材育成1位を目指します。
「あの会社には優れたコンサルがいる。」
「あの会社に入ると優れたコンサルの中で自分を磨くことができる」
「あの会社にいると成長できる」
このような評価が業界内で得られることを目指して活動します。
2025/02/28
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ことだま
私は普段使う言葉に気をつけていることがあります。
良くない感じや後ろ向きな感じ、悪いことを想像させるような言葉は使わないようにしています。
人は声に出したことに影響を受けるものだと思っています。
「心配だ」や「無理だ」といった言葉は、気持ちが沈んだ感じになります。
「大丈夫だ」や「元気だ」という言葉を声に出して言うと、気持ちが前向きになります。
ことだまという表現がありますが、声に出すということは強さがあり、その言葉をうまく使うことで日々を楽しくすることができます。
毎日色々なことが起きますが、心配なことが起きても「何とかなるさ」「時間が経てば必ず解決しているよ」「大丈夫だ」と自分に声掛けします。
すると、気持ちが変わっていきます。
モノの見方で自分の思いは変わるので、普段から後ろ向きな言葉は使わず、いつも前向きな言葉で生活することをこれからも続けていきます。
2025/02/21
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運と縁と恩
雑誌PHPに下記の記事がありました。
世の中、誰もが運のよさを求める。
神や仏に頼ったり、パワースポットを訪れたりしたくなるのも頷ける。
運はあまねく誰にも巡ってくると思えるけれど、運のよし悪しの受け取り方は人によって随分違うし、実際、運のよい人悪い人は確かにある。
いったい運はどうすればつかめるのだろう。
確たる答えはないにせよ、運を大きく左右するのは縁ではないだろうか。
縁が重なるから、ご利益をいただく確率も上がる。
縁あればこそ運は引き寄せられてくる。
ではその縁を増やすにはどうすればよいのだろう。
確かに世の中にはたくさんの縁に恵まれた人がいる。
これも要因は数あれど、縁を深めるのは恩ではないだろうか。
人生万事がご縁のおかげと、縁に恩義を感じる人がいる。
自分を誇るのではなく、他人の助けだと譲るその謙虚さが縁を深めているのではないか。
つまるところ、恩を感じる心がけで縁が深まり、縁が縁を呼んで、運が巡る。
出逢いと別れ、旅立ちと帰郷、人生が交錯する春、人びとの運と縁と恩が未来を変える。
私は最近、ご縁というものをとても感じています。
会社経営をしていて大きな課題に向かうとき、一人で考え決めていく事に迷いや不安がやはり出てきます。
今までの経営の中でそういった難関に向かった時、いつも誰かが助けてくれます。
私は本当に運が良いと思います。
この記事を読み自分を振り返ると、私はいつも周りの人からの助けでいまがあると思います。
周りの人に恩を感じ、感謝の気持ちを忘れないようにといつも思っています。
この思いが縁を呼び、運の良さにつながっていると思います。
いつも周りに恩を感じて感謝の気持ちを持つ。
そこから縁が生まれ、運の良い人生をおくることができる。
このことをいつも心に留めて日々過ごしていきます。
2025/02/14
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コミュニケーションにおける2つの次元
今回は私たちコンサルティングという仕事や普段の人との関わり合いにおいて大事なコミュニケーションについて書いてみます。
先日「BCG流 経営者はこう育てる」という本を読んでいると、コミュニケーションには2つの次元があるという記述がありました。
人の気持ちを理解するにはこの2つの次元を知っておくと良いという内容でした。
人間同士がコミュニケーションする時には、同じ言葉を使いながら、実は異なる2つの次元でコミュニケーションをしているという事です。
1つは「ロジカルな次元」でであり、明示的に口調や文字で語られます。
もう1つは「エモーショナルな次元」で、コミュニケーションではあまり明示的には語られず、暗黙のうちに伝わるものです。
1つの例として、コンサルタントとそのクライアント(お客)が下記のような会話をしたとします。
コンサルタントから:
「あなたは売上を上げるために営業マンを倍増した。分析の結果、それは費用対効果が低いことが分かった。むしろ行うべきは営業マンの訪問先および訪問回数を増やすことである。」
このような会話は「ロジカルな次元」となります。
行った事実に対して、その評価、対策を伝えています。
ただ、このやり取りにはもう1つ違った次元が裏で動いています。
口調では同じことを言っていても、「エモーショナルな次元」では暗黙のうちにまったく正反対のメッセージが伝わる可能性があります。
①私はあなたが嫌いだ
②私はあなたが好きだ
のどちらのメッセージもです。
①の場合は、「あなたは間違った意思決定をした。このような考えは経営者として考えが浅く、私はあなたに共感できない。」というメッセージです。
②の場合は、「成果を出そうと一生懸命に努力しているあなたに私は強い共感を覚えます。私はあなたにぜひとも成功して欲しいし、私ができることは何なりとサポートしたい。私があえて過去の失敗を掘り返しているのは、あなたを助け、あなたに成功して欲しいからです。」という正反対のメッセージです。
このようなエモーショナルなメッセージは暗黙のうちに伝わります。
エモーショナルメッセージをうまく伝えることが苦手と感じる人も多いのですが、このような結果を見るといつも気をつけていないといけない事です。
この解決方法として1つのやり方としては、ストレートに「あなたに共感します。あなたの成功をサポートしたい。だからあえてこのような苦言を申し上げているんです。」と相手に伝えるというのも時には良いことだと思います。
人とのコミュニケーションは自分が気づかないうちに違った形で相手に伝わることがあります。
メッセージには「エモーショナルな次元」があることをいつも忘れず、自分が思っていることを相手にしっかりと伝わるよう日々気をつけることで、円滑な対人関係の構築ができます。
2025/02/06
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