ECH代表 廣田正俊のコラム

Hirota column

会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。

消費行動を左右する3つの要素

大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンや長崎のハウステンボスを再建し、今は沖縄でジャングリアを企画し開業した森岡毅(もりおかつよし)さんは、消費行動(人が物を買う)を左右する要因に3つの要素があると言っています。

消費行動を左右する3つの要素
・相対的好感度
・認知
・配荷、距離

森岡さんはマーケティングに優れた成果を出しており、何がいつどの位売れるかといった予測を99%の確立で的中し、いま色々な業界から注目を集めています。

例えば下記のようなことです。
アミューズメント業界は、遊戯施設を作るとどのくらいの集客があり、どの程度の収益が見込めるか
生鮮食料品業界は、いつ何をどのくらい仕入れたらよいか
運輸業界は、いつどの路線にどのくらいの輸送量を確保すればよいか

このように、様々な業界が必要としている情報は、「消費行動を左右する3つの要素」を正確に分析することで得ることができるとしています。


これは私たちの仕事にも値します。
私たちの仕事(ITコンサルタント)はサービス業です。
お客様から呼ばれて初めて仕事ができます。

プロダクトアウトではなく、マーケットインの姿勢で仕事に向かうことで、お客様から必要とされ感謝されるITコンサルタントになることができます。

プロダクトアウト:技術的に優れたものを作れば必ず売れる
マーケットイン:お客様が望むものを作れば必ず売れる

私たちの仕事は、いくらSAPの知識があってもダメで、お客さまが「今必要としているもの」を「お客様が理解できる形で提供」することが必要です。
SAPの知識さえあれば良いといった「プロダクトアウト」志向ではなく、お客様がいま何を望んでいるかを正確に掴み、望むものをお客様が使いやすい形で提供するといった「マーケットイン」の思考が私たちITコンサルタントには必要です。

「消費行動を左右する3つの要素」に照らして私たちが取るべき行動を考えると、

・相対的好感度
 誰よりもにこやかな表情で、小学生でも分かる言葉や例えを使いながらお客様に説明ができる。
・認知
 朝ははっきりとした声で挨拶することで顔を覚えてもらい、会議では必ず足跡を残すことを考えながら発言する。
・配荷、距離
 お客様が困ったときに直ぐに傍にいて声掛けしやすい行動・態度でいる。

ECHの社員は、「消費行動を左右する3つの要素」を身につけた集団になり、業界で光る存在になります。

2025/10/31

2025/10/31

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