ECH代表 廣田正俊のコラム
Hirota column
会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。
この壺は満杯か?
今回はひろゆきさんが書かれた「1%の努力」という本に出ていた「この壺は満杯か?」の話を紹介したいと思います。
私は知らなかったのですが、ネット上では有名な話だそうです。
以下がその話です。
ある大学でこんな授業があったという。
「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。
その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。
壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壺は満杯か?」
教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利を取り出した。
そして砂利を壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。
そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」
学生は答えられない。
一人の生徒が「たぶん違うだろう」と答えた。
教授は「そうだ」と笑い、教壇の下から砂の入ったバケツを取り出した。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
「この壺は満杯になったか?」
学生は声を揃えて、「いや」と答えた。
教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと水を注いだ。
彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか?」
一人の学生が手を挙げた。
「どんなにスケジュールが厳しいときでも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込むことは可能だということです」
「それは違う」と教授は言った。
「重要なポイントはそこではないんだよ。この例が私たちに示してくれる真実は、大きな岩を先に入れない限り、それが入る余地は、その後二度とないということなんだ」
君たちの人生にとって「大きな岩」とは何だろう、と教授は話しはじめる。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり、自分の夢であったり・・・。
ここでいう「大きな岩」とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君たちはそれを永遠に失うことになる。
もし君たちが小さな砂利や砂、つまり、自分にとって重要性の低いものから壺を満たしていけば、君たちの人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果、それ自体を失うだろう。
「自分にとっての「大きな岩」はなんだろう?」
とひろゆきさんは本で結んでいます。
「優先順位」、この大切さを改めて感じました。
日々、目の前に出てくることに追われ「大きな岩」を忘れていないか。
5月連休の中で私はこの事を深く考えました。
2022/05/15
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連休の過ごし方
5月連休、ゴールデンウイークが間もなくやってきます。
社会人になるとまとまった休みを取ることはなかなかできなくて、5日以上連続して休める日は年に数回でしょう。
若いうちはこの期間をどう過ごすかで自分の人生が大きく変わっていきます。
私の学生時代はあまり勉強をしませんでした。
そのため社会人になってからの自分の人生の選択肢はものすごく狭いものになっていました。
休みなく、泥んこになりながら働いて、月の給与は10万円でした。
そういった生活を2年ほど送った後、このままでは長い人生苦しいものになるという思いから、改めて勉強を始め、今に至りました。
私が社会人になって改めて勉強を始めた頃、どういった思いでいたかというと、周りを見回した時みんな勉強をしていませんでした。
学生時代、徹夜で勉強をしていた人も社会人になったとたんに、仕事が終わったら夜飲みに行ったりと殆ど勉強をしていませんでした。
そういった風景を見る中、私は学生時代に勉強をせず狭い人生の選択肢という経験をしていたので、ここで勉強して自分の人生を変えたいという強い思いを持っていました。
なので、会社が終わるとそのまま近くのコーヒーショップやマクドナルドへ行って、毎日2~3時間の勉強をしながら1つ1つ資格を取っていきました。
また、その頃のゴールデンウイークや年末年始の過ごし方は、まとまった休みが取れるので自分が目指している資格を取るために本を2~3冊買って、毎日勉強をしました。
このような生活をしたのは3年程度でした。
周りの社会人が勉強をしない中私は努力を続け、その結果、就職時は私よりもかなりの知識を持っていた人達を3年間で追い抜き、会社の中でとても重要なポストへ配属され、やりがいのある仕事に着くことができました。
それからは、自分がやりたい仕事を選ぶことができる立場となり、毎日が充実した日となりました。
若いときは遊ぶことが楽しくてお金が無くても過ごせるので、日々楽しい事、ただ毎日に流されて送るといった生活を送っていてもそれほどは困りません。
しかし、年齢が上がり、家族・両親など自分が一生かかわっていかないといけない人が増えてきた時、やりがいのある仕事ができて、十分な収入を得ようと思ったとき、そこから勉強を始めてももう遅いと言わざる得ない年齢になっています。
私は人生で苦労する量はみんな同じと思っています。
若いうちにする人、年を取ってからする人、どちらも量は同じです。
そうであれば、若いうちに苦労して、それからの長い人生、やりがいがあり基盤の安定した生活を送れる方が良いと思います。
若い時にその日の流れに流されて、気づいた時には年齢を重ね、そこからの苦労は家族もありなかなかうまくはいきません。
ゴールデンウイーク、全ての日を旅行や遊びに使うのではなく、自分の将来のために知識を蓄える期間として使ってみてください。
その経験が人生を変えていきます。
2022/04/28
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経営者の使命
私は今年4月から、パナソニック創業者 松下幸之助さんが立ち上げたPHPという研修組織が行っている経営塾に参加しています。
そこで経営者が行うべきことを多く学んでいますが、その1つに「経営者の使命」というものがあります。
会社を興した経営者は強い使命感を持って経営にあたるという事です。
揺るぎない思いを持って、やり遂げる気持ちです。
経営は、人・物・金といったとても貴重で多様性に富んだ事象を扱います。
それぞれが絡み合った状況の中で多くの事柄を考え成し遂げて行きます。
例えば、会社のステークフォルダ(利害関係者)に対して何ができるかを考え、ステークフォルダとWinWinの関係を築けるよう行動して行きます。
ECHのステークフォルダには下記のような方々がいます。
この方々に具体的に何ができるかを考え、やり遂げるという使命感を持って行動します。
・社員
・SAPユーザ
・SAP導入ベンダ、パートナ
社員に対しては、生活を守り、やりがいのある仕事を提供し、将来を考えたときに希望が持てる会社を作ることです。
会社がどのような状況にあっても安心して生活が送れ、毎日充実した日々を送る中で、将来に対して希望を感じられる事です。
いま私が具体的に考えていることに、「従業員持ち株会制度」の設立や、「年収1,000万円超えの社員を増やす」があります。
「従業員持ち株会制度」は、ECHの株式を社員が持ち、会社の成長・利益獲得と共に、金銭的な配当や奨励金、経営への参加、また将来的には株式上場から得られる出資者利益などを得ることができます。
この仕組みを通して、会社の成長が社員のやりがい・利益に直接つながるような形を作って行きます。
「年収1,000万円超えの社員を増やす」は、私が以前から思っていたことで、ECHがいかに良い会社であるかを考えたとき、充実した社員教育システムや福利厚生などといったものもありますが、どれも定性的な要素が高く、誰が見ても明らかな定量的な指標として「1,000万円の給与」を考えていました。
社員がやりがいのある仕事を行う中で、年収が1,000万円を超えたという声を増やして行きます。
また、次へのステップで「年収1,500万円」も考えています。
SAP導入ベンダに対しては、高いスキルを持つコンサルタントをプロジェクトへ参加させることでSAPシステムの導入を成功に導きます。
また、その会社の社員育成の為に質の高い教育を提供します。
具体的には、ECH社内の社員育成をしっかりと行い現場をリードできる人材として育成して行きます。
SAP業界はなかなか人材育成ができない業界です。
この中で、ECHが存在することで業界内のコンサルタントの質的向上を図り、結果SAPを導入する企業が増え、業界の活性化に貢献するというとても重要な役割をECHは持ちます。
ECHにしかできない教育ビジネス、教育カリキュラムを作り、同業ベンダの社員育成を行い、業界の活性化に貢献するという強い使命感を持って行動します。
SAPユーザに対しても、SAPが企業価値を高めるためのツールとして活用できるよう、経験豊富なコンサルタントを送り、個々のユーザに合った使いやすいシステムとなるよう導入・運用保守を行います。
具体的には、先に書いたことに重なりますが、ECH社内の社員育成をしっかりと行い現場をリードできる人材として育成する事です。
これらは単なる思いだけではなく、経営者の強い使命感としてどれも実現に向けて動いて行きます。
2022/04/24
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無収入寿命 24カ月
株式会社 北の達人コーポレーションという化粧品や健康食品などの製造販売を行っている会社があります。
社長は木下勝寿さんです。
いま目覚ましく成長している会社です。
この方の記事を最近読みましたが、木下さんは「無収入寿命 24カ月」ということを言われています。
これは、会社に収入が24カ月間なくても社員の給与はしっかりと渡せるようにしたいという事でした。
経営者が会社をどのようなものと考えているかはそれぞれの社長の考え方と思いますが、私は以下と思っています。
・社会の公器
会社は社会のものであり、社会のためにあると思っています。
社会に役立つことができてこそ存在価値があり、利益を上げ納税を行い、社会基盤の整備に貢献することが会社の存在価値であると思っています。
・社員の生活基盤
会社に勤めてくれている社員の生活を保証し、将来に渡り安心して働ける存在であることが必要と思っています。
人から必要とされる仕事をしながら毎月安定した収入を得ることができる組織を作って行く必要があります。
私は、会社を起業した当初から、社員が1年間仕事が無くても給与の支払いができる額を会社の留保利益として確保することを目標としてきました。
また、合わせて、社員が病気などで仕事ができなくなった時でも、1年間は給与同等額が収入として確保できるよう保険にも加入しています。
これは、私の過去の経験から来ています。
私が30代の時に、脳塞栓という脳の血管が詰まる病気(医者は、私の場合事故のようなものとも言っていましたが)になり2か月間入院をしました。
その時、最初の1か月目は有給休暇の取得によって、月の給与を得ることができました。
しかし、2か月目になると給与が会社からでなくなりました。
理由は有給休暇が無くなったためです。
その経験から、私が起こす会社は何があっても1年間は社員に給与が支払える会社にしたいという思いで経営を行ってきました。
そして、ここにきて、いま社員が1年間仕事が無くても全員に1年間給与が支払える額が留保利益として確保できました。
しかしいま、木下さんが言われている「無収入寿命 24カ月」に出会いました。
無収入寿命 24カ月は、会社に24カ月間全く収入が無くても、24カ月は社員へ給与を支払える内部留保利益を持っておくという意味です。
木下さんは、この変化の激しい社会の中で、24カ月分の社員へ支払う給与の額は留保しておかないといけないと思いいままで経営を続けてきたそうです。
2年前までは、24カ月という期間は長すぎるのではないかという意見もあったそうです。
しかし、無収入寿命 24カ月を思って経営してきた中、今回の新型コロナウイルスの蔓延が起こりました。
いまこのコロナ環境は2年になろうとしています。
この状況を見て、木下さんは無収入寿命 24カ月が間違っていなかったことを確信したそうです。
いま社会は、新型コロナ環境がまだ収まらない中、ロシア・ウクライナ問題が出てきました。
ロシアと貿易取引をしていた自動車販売業者や魚介類の取引を行っていた会社はいまとても苦労しています。
世界はインターネットの普及と共に境界線が低くなり、他国で起こったことが日本に直接影響を与えるようになりました。
80億近い世界人口の中、1億をやっと超える程度の日本は以前にも増して大きな影響を受けるようになりました。
これからは、中国の台頭とインドの成長、今まで以上に世界は変わり日本への影響も大きくなってくると思います。
その中で、どのような変化が起こっても、社員の生活をしっかりと守るため、また会社を存続させていくために、無収入寿命 24カ月を目指します。
社員の給与は、社員の成長に合わせて伸ばしていく中、社内留保として24か月分の社員給与の留保ができるようSES事業、教育事業、保守事業、パートナ事業、そして新たな顧客開拓を進めて行きます。
今のやり方、ビジネスがうまく行っているからと安心していては衰退を招きます。
日々変化しながら、新たな事への挑戦を繰り返し、安定した成長と収入の実現のためにこれからも皆さんの協力をお願いします。
2022/04/09
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目的と価値観
今読んでいる本「世界でいちばん大切にしたい会社 著者:ジョン・マッキー、ラジェンドラ・シソ-ディア」に、会社は「目的と価値観」から始めるべきであるという文章が出てきました。
今年はECH2.0と銘打って、新たな成長を目指して、「保守・教育ビジネス」「大阪進出」「社員満足度向上」などの活動を始めており、また4月になり新しい社員が入社してくる中、改めてECHという会社を興した「目的と価値観」について書いてみようと思います。
目的
私が会社を興した目的は、縁ありECHに入ってくれた社員の技能・知識レベル向上の手助けをする中で、成長する可能性のある人の能力を伸ばし、幸せな人生を送るための手助けができればと思った事です。
私自身の体験として、社会人になってから勉強することで自分の人生を大きく変えることができました。
今年還暦になり改めて今思う事は、人よりも幸せな人生を送ることができているなという思いです。
自分の働く場所があり、自分を必要としてくれている人がいて、人から感謝される仕事ができ、収入も十分に得て、家族と幸せに暮らせている今の自分は、社会人になったばかりの時は想像もできていませんでした。
この経験をECHに来てくれた社員全員に経験して欲しく、どうすればなれるという手助けができればと思い、今の会社を続けています。
価値観
目的を達成するためには、価値観を同じにする仲間が互いに協力し合って活動していくことが必要です。
私の価値観は、人とのかかわりに関することが大部分を占めます。
・礼節を持って人と接する
・人の悪口は言わない
・相手の立場に立って物事を考える
・自分が相手に何ができるかを考える
・相手にとって居心地のよい雰囲気を作る
・約束は必ず守る
・時間に遅れない
・まず自分から相手へ与える
・相手から得たもの以上を相手へ渡す
・お金を追いかけるのではなく、お金は正しい行動に必ず付いてくる
私は仕事をする上で、いつもこの価値観を持って行動しています。
その結果今の人生に悔いはなく、幸せな人生を送っています。
会社経営やお金儲けに関する本や講演会はたくさんあります。
SPAや金融DX、SDGS、SNS、隙間ビジネスやブルーオーシャンなど、様々な分野でビジネスを成功させるための手法が溢れています。
しかしどれも、一人で行うことはできず、一緒に行う仲間が同じ目的・価値観を持ち行動しないと成功できません。
これからもこの目的と価値観を社員と共有しながら、すべての社員が幸せになるよう会社経営を行っていきます。
2022/04/03
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社員の採用
今回は、なぜ社員を採用するのか、これに対する私の考えを書きます。
ECHの企業理念は「人を育て、社会に貢献する」です。
採用した社員をしっかりと育て、優れたIT技術者にすることで社会に貢献します。
会社は実体のない箱です。
法人格を持って人のように契約をしたり物を所有はできますが、実体はありません。
その実体は人です。
よって、会社の良い悪いは全て人、その会社にいる社員によって決まります。
良い会社に入るのではなくて、入社した社員が良い会社にするのです。
社会には、伸びる要素をもっているがたまたま良い環境に恵まれず、自分の能力を伸ばし切れていない人がたくさんいます。
周りが何も刺激を与えないと、日々ただ流れ、流されていく毎日を送ってしまう人です。
しかし、少し背中を押してあげたり、周りががんばっている環境に置くことで心に火が付き、自己啓発に目覚める人がいます。
自己管理が素晴らしくできて、自分の能力を自分で伸ばし切れる人は、正直なところどのような環境にいても伸びていきます。
しかし、周りの環境の巡り合わせが悪く、チャンスがあまり目の前に出てこない環境にいた人はその環境に慣れてしまい、せっかくの能力を活かせず、ずるずると年を重ねてしまうといった人もいます。
そのような人を見つけ、ECHの教育を受けてもらい自分の能力を開花させ、より素晴らしい人生を送ってもらうために私はECHを興しました。
そして、成長した社員が後から学びに入ってくる社員を教え、上から下への知識の流れが出来上がり、将来は私は不要で、いまいる社員が成長するであろう卵を社会から見つけ出し、しっかりと仲間として育て上げ、互いに刺激しあいながら成長する組織として広げていきます。
そのためには、社員の流れを作っていかないといけません。
磨けば光る石を見つけ、それをみんなで磨き、会社をどこから見てもきらきらと光っている形にしていくのです。
採用し、育て、成長し、また、採用し、育て、成長させる、この流れが大事なのです。
採用を辞めたとき、この流れが止まり、停止した会社となり衰退を招くのを待つだけの会社になってしまいます。
人の細胞はいつも生まれ死滅しています。
これがあるのでいつも活き活きとして若々しいのです。
自分が成長し、自分が多くの時間を費やして頑張る。
それではいつまでたってもハツカネズミのようにくるくる回る器具の中でずっと走り続けなければいけません。
そうではなく、自分がそれまでに培った知識・ノウハウを後輩へ教え、その後輩が成長する中でしっかりと働く、これが理想的な会社と思っています。
この様な会社を私は作っていきます。
2022/03/18
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社風
今回は社風について書いてみます。
私が学校の先生をしていた時に毎年面白いことが起きていました。
毎年新入生が入学してきますが、クラス分けは学力が偏らないようにそれぞれのクラスに平均して学生を分けています。
新学期が始まり担任の先生も決まり、それから1年間担任の先生の元で1つのクラスの学生が学生生活をおくりますが、しばらくすると必ずそれぞれのクラスには色が付きます。
とても賑やかなクラス、真面目で掃除などをきっちりとするクラス、静かであまり笑い声などはしないクラスなどです。
それぞれ最初は性格もばらばらの学生が集まったクラスですが、1年後にはクラスの中の学生それぞれが同じような雰囲気を持ったクラスとなります。
どうしてクラス全体に色がついてくるかを考えたとき、それは担任の先生が持つ雰囲気でした。
その先生の雰囲気にクラスは染まっていきます。
先生はそれだけクラスに大きな影響力を与えているのです。
毎年、明るい先生のクラスは明るい雰囲気になり、物静かな先生のクラスは静かなクラス、真面目な先生のクラスは掃除などをきっちりと行う真面目なクラスになります。
組織の中のリーダの雰囲気というのはとても大事で、組織全体の雰囲気が決まってきます。
私はECHのリーダとして社風を以下のようにしたいと思っています。
・誠実に仕事を行い、相手が感動するレベルのものを提供する
・相手の成功を考え、今何をしてあげることが一番良いかを考える
・目標を持ってやり遂げるという強い気持ちを持つ
・笑顔でお互いが話しやすい雰囲気作りをする
・相手の事を思いやり、互いが助け合う
・礼儀正しく、礼節を重んじる
・他者を責める前に自分に何かできる事が無かったか振り返る
会社は働いてお金を稼ぐ場所と思っていては人生楽しいものにはなりません。
自分の時間の半分近くを占めている仕事をいかに楽しくできるか、それは人生を楽しく過ごすことにつながってきます。
私はいまコーチングを受けていますが、毎日の過ごし方として宣言していることは「日々楽しく過ごす」です。
毎日を楽しく過ごすためには仕事を通して接する人たちとのコミュニケーションがとても大事です。
コミュニケーションは先に挙げた社風を作ることでうまくできると思っています。
私は社員が日々楽しく過ごせるような社風作りを今後も続けていきます。
2022/03/01
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ECHの社員教育のしくみ
今回はECHの社員教育のしくみについて書いてみます。
昨年から新聞などでよく社員教育が話題として取り上げられます。
企業はDXなどの新しい技術を社内に取り込んでいかないといけないが、新型コロナ環境や労働人口の減少などからなかなか技術力を持った社員の採用がうまく行きません。
そこで、社員採用は続けながら、今いる社内の人材を育成し自社に不足している技術に対応しようとしています。
この社員教育が活発となったいま、当社の社員教育についてよく聞かれ、また、今年に入ってから当社は広告媒体による求人募集を再開しましたが、面接するときに社員教育の方法について必ず聞かれます。
ECHの社員教育・育成は、企業理念の「人を育て社会に貢献する」のもと、以下のような形で行っています。
・1年目
「座学+実機操作」を中心とした「テキスト中心の学習」を半年間続け、その後「研修会講師」などを行います。
学習は、ABAP基礎/応用、FI、SDなどのアプリを対象として行います。
・2年目~3年目
「研修会講師」および先輩に付いて「保守や導入現場」に入り、カスタマイズやテストといった現場経験を積み重ねます。
「研修会講師」業務では、講師を通してユーザが理解したいことを正確に掴み、端的に分かりやすい説明が行なえるようになることを目指します。
これは、私たちが現場へ出た時に必ず必要となるスキルです。
また、「保守や導入現場」業務でユーザと直接会話することで自分の知識の理解度を確認していきます。
・3年目以降
現場経験を積み重ねながら経験を深めていきます。
1年目から始まる「研修会講師」の目的と流れは以下の通りです。
・教材、ビデオ、研修受講などを通してABAP基礎知識などを身につける。
↓
・身につけた知識をプレゼンテーションを通して出せる知識として定着させる。
↓
・プレゼンテーション時に、ユーザ目線でなぜその機能があるか、実業務をイメージした理解をさせる。
↓
・得た知識を講師として出すことで、曖昧な理解を、腹落ちした理解とさせる。
↓
・講師を3回程度繰り返すことで、自分の頭の中で業務とSAPの画面がリンクし、業務の流れをSAPの画面を通して頭の中でイメージできるまで刷り込みを行う。
この段階的な習得法で、実際に現場に出たときに自分が学んだ技術をスムーズに現場業務に対応させることができるようになります。
また、1年目は下記のことにも重点を置いて育成を行っています。
・研修時は日報を提出させ、理解度の把握を行う。
日報を書く目的は以下の通りです。
・決めたことをコツコツとやり上げる能力を身につけさせる。
・研修内容が理解できているか把握する。
日報にはその日に何を学んだかを記載させる。
記載している文章の濃さで、理解度を推測する。
・目に見える形で成果、進捗度の認識をさせる。
・プレゼンテーションを必ず行う。
・プレゼンテーションができないとコンサルになれないという意識付けを行う。
・プレゼンテーション時に、先輩コンサルがチェックすることで、どこまで理解すれば良いかという学習理解の温度差を認識させる。
・先輩の仕事を見せて、自分の将来像がイメージできるようにする。
育成で使用する教材は以下の通りです。
・自社作成テキスト
SAPの標準機能の中から、シニアコンサルが実務で必要とする機能を抽出してパワーポイントで作成している。
図と説明文の構成で、ポイント解説を記載する。
具体的な実務例は、講師が研修時に業務事例などを伝える。
・自社構築SAPテンプレート
SAPサーバの中に、FI,SDなどの組織設定を行い、必要なマスタデータを登録している。
研修時はそのデータを使い演習を行うことでスムーズな理解ができるようにしている。
・ビデオ
過去の研修ビデオがあり、いつでもどこでも学習者はビデオ視聴が可能としている。
・サーバ
SAPサーバは自宅からでも24時間アクセス可能としている。
この育成のしくみを取ることで、SAP未経験の新人でも1年研修を受けたのち、2年目に教育講師をしたり、シニアコンサルに付いてOJTで学びながらジュニアコンサルとして活躍できるようになりました。
また、3年目以降の社員も、自分が更なるスキルアップを目指すときに、社内に十分な教材が用意され、1か月のリフレッシュ期間制度なども利用しながら成長していくことができます。
しっかりとした教育を行うことで、「ECHの社員は皆 技術力に長けた素晴らしいコンサル集団ですね」と言われるようして行きます。
2022/02/14
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技術力×粘り強さ×責任感
今回は社会人の能力について書いてみます。
最近読んだ本に、社会人が仕事に携わるときの能力は「技術力」と「粘り強さ」と「責任感」の掛け算で決まるとありました。
この計算式で気づかされたことに、どの項目も「0」があるとダメだという事です。
掛け算で能力が決まるので、いくら技術力があっても例えば「責任感」がないと社会人の能力としては役に立たないということです。
それぞれを考えてみたとき、
「技術力」は、日々の勉強と何にでも興味を持つ積極性が必要です。
社会人は昼間は仕事がありなかなか勉強といった将来への投資を行う時間があまりとれません。
その中で技術力を身につけるという事は、いかに自分の自由な時間を自分の将来のための勉強に費やすかという事です。
毎日、会社から帰るときに喫茶店などに寄って勉強したり、休みにファミレスへ行って勉強したりといった行動ができるかという事です。
また、仕事中に何か気になる技術的な項目が出たときに、その事に興味を持ち、そのまま流すのではなく今その知識が必要でなくても興味を持って調べるという積極性が必要です。
このような行動はどこかで学べるものではなく、日々の自分の生き方によるところです。
自分の将来をしっかりと見つめ、3年後、5年後にどうなっていたいかをリアルに考える気持ちが必要です。
「粘り強さ」は、何か課題が出てきたときに途中であきらめることなく、どうすればこの課題が解決できるかをずっと考え続けることができるかという事です。
自分がわからない、できないことにぶつかったときに、「もうだめだ」と直ぐにあきらめるのではなく、周りの人へ聞いたり、本などの様々な情報源からヒントを得たりといった、いつもそのことを考え続けることができるかです。
難しいことになればなるほど解決方法はなかなか出てきません。
しかしいつもこのことを考え続けることで、ちょっとしたヒントや思い付きが出てきます。
そこから新たな情報が得られ解決へ向かって行くという事があり、そのためにも粘り強さは必要です。
発明家が時々言っていることに、ひらめきはお風呂に入っているときや歩いているときにふと出てくると言います。
粘り強く1つの課題をずっと考えて続けることで、自分の頭の中からふと解決のヒントが出てくるようです。
「責任感」は、頼まれたことは途中で投げ出さず最後までやりきるという事です。
人の能力には限界があります。その限界を超えたようなことが起こったときにどのような行動をとるかという事です。
そこから逃げ出して他の人へ渡してしまうのではなく、できるまでがんばり、がんばってもできないときは何か他に解決方法がないかを考えるという事です。
自分にはできないが、ほかの人へ頼めばできるような事であれば頭を下げてでもお願いに行き、問題の解決に向かいます。
自分が担当したこと、やると決めたことは、必ず何らかの形ができるまでやり続けるという姿勢が社会人には必要です。
私はこれからも「技術力×粘り強さ×責任感」の大事さを忘れずに仕事に向かって行こうと思います。
2022/01/30
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贈る言葉
今回は私が授業を担当した大学の学生が卒業するにあたり送った言葉を載せます。
贈る言葉
皆さん、卒業おめでとうございます。
多くの方が学生生活最後となり社会へ旅経つことになると思います。
今までは学費を払い知識や経験といったものを受取る立場でしたが、社会に出るとお金をいただきその対価として皆さんの能力を社会へ提供する立場となります。
その時、今までの学生生活で得た知識を存分に使い、社会で1歩1歩経験を積み独り立ちし、その後は自分の得た知識や経験を後輩へ伝える立場となっていくことでしょう。
社会人になるという事は、社会の一員として責任ある行動と他者への貢献が必要となります。
私がいつも社員に言っていることとして「人は鉛筆1つでさえ一人で作ることができない。他者の助けがあって初めて社会生活ができているという事を忘れないように。」があります。
人は気をつけないと「自分の力で生きていっている。他者の助けが無くても大丈夫。」といった思いを持ちます。
しかし、社会へ出ると現実はいつも他者の助けがあるから行動できています。
家は建築業者が立て、道は道路業者が作り、電車は鉄道会社、お昼はレストラン、自分一人では何一つできないのです。
その事をいつも忘れず、他者への感謝の気持ちを持ち、いつも「ありがとう」と言える自分となっていってください。
お金を稼ぐことが社会人の目的ではありません。
他者と助け合って、お互いが幸せな人生を送ることが社会人としての目的です。
また、社会へ出ると今までに経験してこなかったことに直面することもあります。
その時は自分一人で悩むことはせず、必ず周りの誰でも良いので相談してください。
人へ助けを求めることは何も恥ずかしい事ではありません。
令和4年1月
廣田 正俊
2022/01/16
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