ECH代表 廣田正俊のコラム
Hirota column
会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。
年末年始のすごし方
年末の研修会でも話しをしました年末年始の過ごし方について今回は書いてみます。
そろそろ年末を迎え、今年ももう終わろうとしています。
皆さんの1年はどのような1年でしたでしょうか。
私は社会人になってからはなかなか長い休みを取れる機会が少ないので、5月のゴールデンウイークや年末年始の休みを大事に使っていました。
その時々で自分が興味あることを1週間程度の休みの中で習得するといったことです。
例えば、JAVAプログラミングやLINUX、今でしたらAWSやPerlなどでしょうか。
特に仕事に役立つようなことを中心になってきました。
みなさんはSAPに関することが仕事となっていますので、FIやSDなど何か特定のモジュールの知識を付けたり、Excelの関数に関する本をマスターするなどが良いのではと思います。
運動選手なら体力をつけることとなりますが、私たちは知識でお客様へサービスを提供する仕事です。
自分がどれだけの知識を持っているかで自分の価値が決まります。
年末年始、ゆっくり休むことも必要ですが、何か1つ後に残ることをやってみてください。
年末年始の休みは家にいることが多いですが、私は家にいるとどうしてもテレビを見たり横になってくつろいだりしてしまうので、パソコンと本を持って外出しています。
外に出て自分にスイッチが入れば集中して本を読んだり、興味あるSAPの仕組みを調べてみたりすることができます。
自分の身体をまずは勉強できる環境に持っていく事が時間をうまく使うコツと思っています。
人はそれぞれ生まれながらに異なる環境にいて、運動能力に優れていたりお金持ちだったりします。
でも、時間はみんな平等に持っています。
その時間をうまく使うと自分の人生が大きく変わります。
過ぎてしまった時間は取り返せないので、時間を大事に使ってください。
2023/12/28
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こころの泉
私は毎月月刊誌PHPを読んでいます。
なぜ読んでいるかというと、私は社長である前に社会人、社会人である前に人です。
人としてどうゆう生き方をするのが正しいのか、どうゆう生き方をしたいかをいつも考えていてその事を教えてくれるのが月刊誌PHPです。
学生時代にしばらく読んでいました。
その時は、自分はなぜ生まれてきたのか、人としてどうゆう行いが正しいことなのか、少し哲学的な思いにかられた年ごろで、その後社会人になってからはしばらく読んでいませんでした。
その後、昨年からの松下幸之助経営塾に行くきっかけから改めてPHPを読み始めました。
仕事や家庭、友人関係で悩んだときに、雑誌PHPを読むと改めて自分はどうあるべきかという指針を与えて前向きな日々を送ることができます。
今回は8月号に載っていた松下幸之助さんの著書「続・道をひらく」に掲載された「心の泉」を紹介しようと思います。
「心の泉」
夏の終わりの田舎道。
雨が降らないからパサパサのポクポク。
人と人とを互いにつなぐものは、お互いに相手のことを思いやる心。
ちょっとしたことにも、思いやる心から泉がにじみ出る。
そのうるおいがなくなったとき、人と人との間は、パサパサのポクポク。
どっしりとした大地を支えるものは水。
どっしりとした人間の共同生活を支えるものは、他を思いやる心。
世の中がどんなに変わっても、お互いにこの心の泉までをからしたくはないと思う。
社会生活は他者との関わりで成り立っています。
別の本で読みましたが、人の悩みの全ては他者がいるから起きるそうです。
世の中に自分一人しかいないとなると、他者やお金などが無く、悩みや欲が無くなります。
悩みが無くなると、次に来るのは虚無感です。
そして人は生きていく事ができなくなるそうです。
自分にとって他者は必ずいなくてはいけない存在です。
その他者とうまく生きていくために必要なことは「利他」の精神です。
周りの人の事を考え、思いやりに満ちた「利他の心」に立って物事を判断していきたいと思います。
2023/12/21
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守破離
今回は「守破離(しゅはり)」という言葉を紹介します。
この言葉は、1500年代の茶人として知られる千利休が詠んだ「規矩(きく)作法、守りつくして破るとも、離るるとても本を忘るな」という和歌に由来するものと言われています。
(規矩とはコンパスとさしがねのことで寸法や形を意味する言葉です。ここから、きまりや規則という意味になっています)
守破離は、日本の茶道や武道などでの師弟関係のあり方としたもので、その修業の過程を3つの段階で表しています。
守は、基本や型を守りながら身につける段階
破は、既存の型を破り発展させる段階
離は、基本から離れ、独創的かつ個性を発揮する段階
この守破離は、何かを学ぼうとするものが心に持つことで上達への近道とされています。
私たちITコンサルタントは多くの知識を身につける必要があるため、先輩から色々なアドバイスを受けながら知識を増やしていきます。
その時にどのような姿勢・考え方で知識の習得に臨むかで成長の速度が大きく変わっています。
守破離になぞらえて考えてみると、
守は、テキストに記載していることや先輩のプレゼンテーションなどをそのまま真似をし覚えることで基本としての型を身につけていきます。
この時にやり方を真似ず自分独自の方法で知識習得を図ると、最初は覚えが良いかもしれませんが覚える量や関係性が複雑になってくるとその理解がスムーズにいかなくなることがあります。
まずは出来上がっている先輩の型を「すなお」に学ぶという姿勢が成長速度を速め、結果として成功への早道となります。
破は、先輩などから学んだ知識を元にして、ここで自分なりの創意工夫して独自の仕事のスタイルを確立し、自身の意思で方向性を決めていきます。
「守」によって基本ができているので、自分なりの工夫が理にかなったものとなり、一番自分に合った型を作り上げることができます。
離は、「破」によって作り上げた型は自分の創意工夫で作りあげたものなので、先輩などから完全に離れ自分独自のスタイルを作りあげることで他者へその型を分かりやすく伝えることができるようになります。
和歌の最後にある「本を忘るな」は、教えを破り離れたとしても元となる考え方を見失ってはいけないという大事なことを示しています。
先人から真似る、このことはどのようなことにおいても大事なことです。
また、守破離だけでなく、過去の先人が書いた本を読むことも自分を成長させるには大事な事です。
あと、基本の型を会得しないままにいきなり個性や独創性を求めるのはいわゆる「型無し」と言われ、型を身につけた人がそこから型を破って自分の形を作ると「型破り」と言われています。
2023/12/11
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水五訓
今回は黒田官兵衛の水五訓という言葉に出会ったので紹介します。
黒田官兵衛は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という3人の天下人に仕えた武将です。
戦わず交渉で敵を降伏させるという希有な才能に長けており、軍師として秀吉の天下統一に大きく貢献した人物です。
また、福岡城の築城や町の区画整理に関わるなど、私の出身地の福岡にゆかりがあり、59歳で亡くなると崇福寺(福岡市博多区)に葬られました。
黒田官兵衛は「水五訓」という教えをのこしています。
<水五訓>
1,自ら活動して他を動かしむるは水なり
2,障害にあい激しくその勢力を百倍し得るは水なり
3,常に己の進路を求めて止まざるは水なり
4,自ら潔うして他の汚れを洗い清濁併せ容るるは水なり
5,洋々として大洋を充たし発しては蒸気となり雲となり雨となり雪と変じ霰(あられ)と化し凝(ぎょう)しては玲瓏(れいろう)たる鏡となりたえるも其(その)性を失はざるは水なり
その意味は、以下の通りです。
1,自分自身が動いて模範を示すことで、周囲を動かしていく。
2,たとえ障害があっても、その障害が自分の能力を増すものとなるので努力は続ける。
3,自分が決めた道は、迷うことなく進んでいく。
4,嫌いな人でも追いやったりせず、良いところを見つけ共にがんばっていく。
5,蒸気となったり、雲や雨、雪やあられに変化しても入れ物を変えれば形が丸や四角に変わるのが水である。
しかし形が変わっても水の性質は失われない。与えられた環境の中で柔軟に変化し成長することが大切である。
「水五訓」はリーダとして組織を動かす人が知るべきことを表しています。
人へ指示する前に自分がしっかりとその模範を見せ、自分が先んじて動くことで周りの人も動くという環境をつくり、
目の前に障害が出てきてもすぐにあきらめるのではなく、粘り強く打開の方法を考えることでその考えることが経験値となり自分をより上のレベルに引き上げてくれます。
また、1度決めたことを信じて成功するまで努力を続け、あきらめなければ失敗は無いということを強く心に持って臨むことが大事です。
次に、人はそれぞれで、自分と同じ考え方でない人を非難したり避けることはせず、その人の長所に目を向けてその長所をいかに伸ばしていくかを考えることが必要です。
欠点を直すことに労力を注ぐのではなく、長所を見つけその長所をいかに伸ばしていくかが人を育てる要所となります。
社会では様々な環境に出会います。その環境に柔軟に対応していく事が必要ですが、その中でも自分というものをしっかりと持ち、周りに流されず自分の柱を持ちながらも柔軟に周りの環境に適応していく事が必要です。
これからリーダーとなる人がこの「水五訓」を心に留めて、周りの人から尊敬され付いて行こうと思われる人を目指していきましょう。
2023/12/07
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自得
松下幸之助さんの本を読んでいたら「自得」という言葉に出会いました。
私たちITコンサルタントに必要なことだなと思ったので書いてみます。
「自得」
仕事というものはいろいろな知識を得たり、人から教えられたりするだけでは、モノにならない。
やはり自分でそれに取り組んで、そこからそのカンどころをみずからの身体でさとるというか、自得していかなくてはならないものだと思うのである。
教わった通り、本で読んだ通りにやったとしても、一応の事はできるかもしれないが、本当のプロにはなれない。
自得していこうという前提にたって、はじめて知識も生かされ、人の教えも役に立つわけである。
私たちは多くの知識を必要とする仕事を行っています。
知識は研修や資料から得ることができますが、その得た知識をそのまま使いその場を解決するだけでは本当のプロにはなれません。
得た知識を元に、ERPシステムに様々な設定を行い、1つ1つの設定内容を変えることでどのような挙動になるかなどを興味を持って調べることが必要です。
まるでゲームをするようにERPシステムを操作する、それくらいの興味を持つことができれば確実にプロと呼ばれるコンサルタントになれます。
自転車の乗り方をいくら教えてもらっても、自分でハンドルを握りペダルをこぐという操作をして初めて、微妙なハンドルの操作具合やペダルのこぎ具合が習得できるのと同じですね。
また、目の前に出てきたことに対して、自分が成長するためには課題にどのように対峙するかも将来の成長に大きく影響します。
例えばコピー取りにしても、コピーを取ってくださいと依頼されコピー機の使い方を簡単に教えてもらい、その使い方でいつまでも同じことをやっていたのでは人は成長しません。
例えば、10ページの資料を10人分コピーしてくださいと言われたとき、10ページの資料を10回コピー機へ通したり、1ページ目を10枚印刷、2ページ目を10枚印刷・・・という風にして、後から1~10ページをまとめるといったことをしていたのでは成長はありません。
コピー機の機能に興味を持って、どうすれば資料を一度コピー機に入れただけで10人分に振り分けされたコピーができないかと自分なりの工夫を考えて行うのとでは自分自身の成長速度に違いが出てきます。
こういった、今よりもいかに早く効率的にできるかということを考えながら仕事に取り組むと、仕事も楽しくなり自分の成長を感じることができるようになります。
自分が持つ1日24時間という時間をどれだけ自分の成長のために使うか、この定量的な評価軸は必ず自分にとって必ず良い結果となります。
2023/11/14
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コミュニケーションのさしすせそ
コミュニケーションの本を読んでいたら「コミュニケーションのさしすせそ」という言葉に出会いましたので紹介します。
最近はMeetやZOOMによる対話も多くなり、対面でのコミュニケーションとは違う気配りも必要になってきました。
対面の時は相手の表情が見えるので、「してください」という依頼を受けたときに、にこやかな表情で言われると「あ、してあげよう」と思えます。
表情に怒りがあるように感じたときは、威圧感を覚え、恐怖を感じることもあります。そこから反発という感情が出てくることもあります。
このように対面であれば相手の意図はわかるのですが、メールやリモート画面での会話となると相手の真意を正しく理解することが難しくなります。
このため普段からメールやリモート画面でのやり取りには気を付けないといけないですが、そこでできることに「コミュニケーションのさしすせそ」があります。
普段から相手とのコミュニケーションを良い形にしていれば、このような誤った受け取り方も防げますので「コミュニケーションのさしすせそ」を参考にしてください。
コミュニケーションのさしすせそ
さ:さすがですね!
し:知らなかったです!
す:すごいですね!
せ:センスありますね!
そ:そうなのですか!?
この言葉は相手を褒めるときに相槌として使う言葉ですが、普段のコミュニケーションで使ってみると普通にも使えるものです。
人は話を黙って聞かれると、自分の話を聞いてくれているのか不安になります。
この相槌をうまく使うことでコミュニケーションがうまくいきます。
リモートでの会話では、相手が話していることに無反応になる人が多いです。
対面の時は「無表情」ということは無いと思います。
これは無表情だと、自分が「相手は自分の事を変に思っているだろうな」と思うからです。
これがリモートでの会話となるとその配慮が無くなります。
私たちが今までリモートでの会話というコミュニケーション手段を使ったことが無いからかなと思います。
リモートでも、話しかけている相手が無反応だと、話し手は「聞いているのかな?」と不安になります。
話し手への気遣いとして相槌は大切ですね。
今回紹介した「コミュニケーションのさしすせそ」は相手に驚きを表すときによく使う言葉です。
この言葉は、相手の話に興味を持っていることを表すことができるので、相手に対して共感している印象が強くなり、その結果相手に好意的な印象が生まれます。
相手への共感を示すと、相手は心地よくなり安心して話し続けることができます。
これは「同調効果」とも言われ、特に協調性の高い日本人にはより効果が高いそうです。
私たちはお互いが助け合ってすごしています。
私がよく例に出すことに、「自分一人では1本の鉛筆すら作ることができない」があります。
全てがお互いの支えあいで成り立っています。
いつも感謝の気持ちを持って、相手への気遣いを忘れないようにしたいと思います。
2023/10/28
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ファーストペンギン
携帯電話事業 au を手掛けているKDDIを興した千本倖生さんの本を読んでいたら「ファーストペンギン」という言葉に出会いました。
「ファーストペンギン」とは、
ペンギンはつねの群れを作って行動する動物ですが、集団を統率するボスやリーダーは存在しないそうです。
それでは、なぜペンギンは隊列を組んで移動したりするなどの整然とした集団行動ができるのかというと、それは、最初に行動をとった一羽にみんなが従うという習性があるからだと言われています。
エサを取りに海に飛び込むときも同じで、群れは互いにけん制するようなしぐさを見せるだけで、最初の一羽が飛び込むまで行動を起こしません。
逆にいえば、シャチやヒョウアザラシといった天敵がいるかもしれない未知の海にまっさきに飛び込む一羽、すなわち「ファーストペンギン」の勇気、果敢なチャレンジ精神、そのベンチャースピリットは、称えてしかるべきものなのです。
自分がエサにされてしまうリスクや恐怖を克服して、エイヤッと未知の世界に飛び込むのは危険で破壊的な決断でもあります。
しかし、それが成功すれば仲間を助けることができるし、集団に先駆けてリスクテイクするファーストペンギンは、その行動を後追いするその他大勢よりもさらに、大きなものが得られる存在でもあります。
なぜなら、未知の世界を経験することは飛躍的成長の条件の1つであり、危険を恐れず、果敢に挑戦することが大きな成長への飛躍台となるからです。
私が興したECHもファーストペンギンだと思っています。
SAP業界では10年以上前から技術者不足が言われ続けています。
その中で教育に重点を置いて新たなビジネスモデルでやっていこうという会社はありません。
それは、教育とビジネスを同時に成り立たせることが簡単ではないということです。
ゆえに、SAP業界では今に至ってもまだ技術者不足が言われ続けています。
私は困難な事業に携わっていると思っています。
しかし、このビジネスモデルが成功すれば、SAP業界に1つの新しい技術者育成の活路を見出し、SAPユーザー、SAPベンダーなど社会に大きな貢献ができます。
自分の仕事が社会から必要とされ役に立っているという「利他の精神」でこれからもECHの事業を続けて行きます。
2023/10/09
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気分が上向くきっかけ
今回は毎月読んでいるPHPに載っていた羽鳥慎一さんの「気分が上向くきっかけ」を紹介します。
羽鳥慎一さんは「羽鳥慎一モーニングショー」を8年に渡り務めているフリーアナウンサーです。
彼は仕事の中で「この仕事、向いてないかも」と落ち込んだ時があったそうです。
その時に前向きになれたきっかけを書かれていたので紹介します。
放送でコメンテーターの方たちの議論が白熱しすぎて、やや険悪なムードになり「もっとうまく進行すればよかった」と思うことがあるそうです。
ただ、このネガティブな感情を引きづることはあまりないそうです。
それは、番組のメンバーやスタッフの方は、番組開始以来ほとんど変わらず同じメンバーで、お互いに勝手知ったる、という感じで信頼関係がしっかりとできているからだそうです。
このような状況になっているのは、普段から話をたくさんして、お互いの事を理解しているからだと言われています。
気分が沈む原因の多くは人間関係にあるような気がすると言われています。
そういった意味では、気分が上向くきっかけは「話をすること」だそうです。
家庭内にしても職場にしても友人同士でも、気持ちの行き違いがあると、気分は上向きにななりません。
そういう時は、とにかく相手と「話す」。
羽鳥さんは苦手なタイプであればあるほど、話をするそうです。
苦手な人をいきなり好きになるのは無理ですが、よくよく観察するとその人にもいいところが必ず見つかるということです。
「この人は苦手」という気持ちはいったん横に置いておいて、いいところだけを見て話しをするようにしているそうです。
コミュニケーションが苦手だから話すのはちょっと・・・と思う人もいるかもしれないですが、羽鳥さん自身も本来は暗い人間で、誰とでもうまくコミュニケーションを取れるタイプではなかったそうです。
ただ、人と話をしないと成り立たない仕事に就いたために、鍛えられたということです。
慣れだそうです。
無理やりにでも周りの人たちとコミュニケーションを図ること。
人間関係におけるモヤモヤを解消するには、コミュニケーションを取ることが一番だと実感しているそうです。
2023/09/20
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人生の豊かさの9割は習慣で決まる
毎月読んでいるPHPに「人生の豊かさの9割は習慣できまる」という記事があったので紹介します。
心理学の新たな領域に「ポジティブ心理学」と呼ばれる分野があります。
心理学をこころの問題の解決ではなく、心の豊かさをより高めるために使っていこうというものです。
ここに「幸福の公式」があります。
幸福の公式「H=S+C+V」
H:幸福(Happiness)
S:規定値(Set Point)
C:生活状態(Condition of living)
V:自発的活動(Voluntary Activities)
1つ目の「規定値」とは、物の考え方、とらえ方です。
よくあるたとえに、コップの水が「半分も入っている」ととらえるか、「半分しか入っていない」ととらえるかです。
事実は同じでも解釈の違いで、感情とその後の行動は変わってきます。
事実をどう解釈するかで幸福度の40パーセントが左右されます。
2つ目の「生活状態」とは、人生における日々の出来事(幸運、不運)の事です。
一次的に何かが起きても、感情は一瞬上がったり下がったりするだけで、長くは影響しません。
例えば、出世して給与が上がっても、それは幸福に長くは影響しないし、会社の倒産や病気などで一時的に感情が下がることがあっても、またその人が持つ規定値に戻っていきます。
人生で起きる日々の出来事の幸福度への影響は10パーセント程度と言われています。
3つ目の「自発的活動」とは、人生において自分で選んだ活動をしているか、その感覚を持って生きているかというものです。
例えば、休日前夜に夜更かしをして、朝十時に目を醒まし、だらだらとテレビを見て貴重な休日が終わっていくという一日を想像してみてください。気分に流されて自己コントロールや規律が失われると、豊かさは低下するのです。
逆に、習慣の中で「早起き」の人気が高いのは、自発的に取り組めて、自己コントロール感が得られやすいからでしょう。
ちなみに3つ目の自発的活動の幸福度への影響力は50パーセントもあるのです。
まとめると、幸福度の影響力は規定値40パーセント、生活状態10パーセント、自発的活動50パーセントとなります。
規定値と自発的活動で90パーセントです。
規定値はものの考え方、とらえ方です。
思考のメタ認知(客観視すること)によって、ネガティブな考え方を浄化し、ポジティブな面に目を向けることができます。
そのための方法として、「書く瞑想」があります。
ただ日々の事を書き出し目を向けるだけで、とらえ方の積み重ねが大きく変わっていきます。
イライラ、不安、心配、焦り、自己嫌悪、後悔を生み出した出来事を書くと、思っていた以上にたいした量がないか、たいした内容ではないことに気づきます。
書くことで気持ちが浄化されていく事が実感されるでしょう。
また、人は、できなかったこと、失敗したこと、イライラしたことは強い印象で覚えていますが、逆に、できたこと、うまくいったこと、うれしかったことのインパクトは薄くなりがちです。
ささいなグッド、ハッピー、感謝をあえて書くことで、印象が薄くなっていた出来事と感情を強く感じることができます。
自発的活動についてですが、「継続は力なり」という習慣化の偉大な名言があります。
イチロー選手が大リーグの記者会見で次のような名言を残しています。
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」。
まさに継続は力なりを象徴する偉大さの秘密が小さな習慣なのです。
では、実際にどうすればよいかですが、1日1パーセントの時間の自発的活動があります。
1日の1パーセントは15分です。
15分の読書、15分の筋トレ、15分の英語学習、1日15分であれば、朝、昼、晩のどこかでタイミングが見つけやすく、無理なく行動することができるでしょう。
歩きながら「15分の英単語」など、ハードルを下げて抵抗なくできることを積み重ねていく事が自己肯定感を高め、行動と思考習慣をよくして、幸福度を高めることができます。
2023/09/08
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自分の適性
今回は1つの動画を見てもらいます。
2分程度の動画です。
( https://www.youtube.com/watch?v=q8i6wHCefU4 )
この動画は、以前社長ブログで紹介した「個人のキャリアの8割は偶然の出来事によって決定される」という「クランボルツ理論(計画的偶発性理論)」に似たことを物語っています。
社会で仕事を始めて間もない頃、「仕事が自分に合っていない」や「自分に合う仕事を探している」という人がいます。
それが間違っているということではありません。
でも、社会でまだ経験をそれほど積んでいない人が、目の前に出てきた仕事が自分に合っているかどうかはなかなかわかるものではありません。
多くの仕事は工夫や努力して身につけていくもので、最初からできるといった仕事は自分が満足する報酬をもらって行う仕事ではありません。
個人のキャリアの8割は偶然の出来事から決定されるというように、自分の中に「とにかく目の前にあることを一生懸命やってみる」という姿勢があるかどうかでキャリアの積み重ねができます。
数か月仕事をやっただけで「自分に合わない」という判断をするのは、人生の時間を無駄遣いしているのではないかと思います。
社会人生活は40年~50年続けることとなります。
その中の3年くらいを1つの事に費やして、その結果「違う仕事が自分には合っているのではないか」という判断が出て違う方向へ変えていくという形が、悔いのない充実した人生を送れるのでは思っています。
私の過去を振り返ると、最初は経理マンとして経理部で7年働き、その後コンピュータの先生を7年、そして独立して起業しました。
経理の知識を一通り身につけ、コンピュータの知識も十分身につけた結果が今の会社経営です。
いつも、その時々を一生懸命やってきました。
最初から「私には経理が合わない」や「コンピュータが合わない」などと言っていたら今の私はありません。
最初に見てもらった映像は何を物語っているかというと、
ブランコの漕ぎ方を知らないロボットが、どんなにじたばたしてもブランコは前後しません。
でも、ロボットはあきらめるという回路が無いので、やり方はわからなくてもあきらめずに繰り返しじたばたします。
最初はなかなか変化が訪れませんが、あきらめずにやっていると少しブランコが前後しだします。
でも、やはりまだ自分が満足できる揺れ方ではありません。
ロボットはあきらめません。
何度も何度もやり続けます。
すると、また少しゆり方を学び、その学びを糧にあきらめずに続けます。
そのあきらめずに続けるという行動で、最後にロボットはブランコをとてもきれいに揺らすことができるようになります。
まずは目の前に出てきたことに一生懸命に取り組む。
この姿勢が身に付けば、どんな仕事であっても自分の人生を豊かなものにしてくれます。
ブランコの動画、もう一度見てください。
2023/08/23
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