ECH代表 廣田正俊のコラム
Hirota column
会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。
のり鉄
今回は私の休日の過ごし方を書いてみます。
日々忙しく仕事をする中で、休日にリフレッシュできることを持つのは大事なことだと思っています。
私のリフレッシュ法の1つで「のり鉄」やってます。
月に2~3回、「のり鉄」でリフレッシュしているのでその様子を書いてみます。
朝、4時に起床。
支度をして4:30に自宅を出て田町駅へ。
(朝4時に起きてリフレッシュできる自分はすごいと思っている)
辺りはまだ真っ暗。
ときどき、ヤンキーなバイクのお兄さんがバリバリ音を立てて走っている。
東京にもこんな人がいるんだな。でも千葉から来てるかもと思いながら見ている。
4:58 田町駅
| さすがに早朝の田町駅は人が数人しかいない。
田町駅を出て、忙しく数分で乗り換え
5:03 品川駅
品川駅は朝帰りの若者と釣りに行くおじさんでいっぱい。
(自分もおじさんだが)
朝の品川駅がこんなに人がいるのかと思うくらいの多くの人がぞろぞろと歩いている。
その人の流れに乗って、東海道線に乗り換え。
4人ボックス席でくつろぐために最後尾の車両へ移動して、足を延ばしてくつろぎ。
いまから、鈍行列車の旅が始まる。
5:10 品川駅
| その時々で読みたい本を持って乗っているので、車窓から朝焼けを見ながらゆっくり読書。
小田原辺りになると、日が昇り、海と朝日のとてもきれいな景色が見える。
人が乗ってきても数人で、席はガラガラ。
周りに人がいない環境はリラックスできる時間です。
1時間、のんびりと過ごす。
電車は小田原行きなので、強制的に小田原で降ろされる。
乗り換え時間が1分なので、みんなダッシュで次の電車に走り出す。
なぜ朝っぱらから走らないとといけないのかと思いながら、その人波に乗ってダッシュ。
JRさん、もう少し乗り換え時間を考えて欲しい。
6:22 小田原駅
| しばらく車窓からのきれいな景色を見ながらのんびりと過ごす。
しかし、この電車は熱海行き。
たった20分位しか走らず、また強制的に降ろされる。
乗り換え時間に余裕はあるが、今度は早朝練習に行く学生との席の取り合いになる。
もたもたしてたら席が無くなるので、またここでもダッシュ。
6:45 熱海駅
| 何度も電車を乗り変えながら最後の東海道線。
7時が近づくと、クラブ活動に行くような格好の高校生がたくさん乗っている。
みんな元気が良くて、ニコニコ、ケラケラ、友達ととても楽しそうにお喋りしている。
こっちまで楽しくなる。
7:27 富士駅
富士駅に到着。
東海道線から身延線へ乗り換え。
待ち時間があるのでトイレ休憩。
以前、改札のすぐ外にあるパン屋さんのパンを朝ごはんに買おうと思い、駅員さんに「目の前に見えるパン屋でパンを買いたいのでちょっと改札を出してください」と言ったら、鬼の形相で「途中下車はできません」と言われビビる。
たぶん毎回、乗車している人が同じことを言ってるのだろうと思う。
私は初めて言ったのに。あきらめて引き下がる。
7:45 富士駅
| 柚木駅のすぐ近くにゴルフ練習場があり、数分乗って下車。
7:48 柚木駅
徒歩5分位で着くゴルフ練習場で地元の人に混じって朝から2時間半ほど練習。
200球程度打って、汗をかく。
ゴルフクラブは家から2,3本持ってきている。
本が入ったリュックとゴルフクラブ、多分電車の中では変なオヤジに見えてるだろうといつも思っている。
10:25 柚木駅
| ひと汗かいたら出発。
今度は富士山を横目に見ながら、山の中へ電車は入って行く。
このあたりから駅は殆ど無人駅になってくる。
電車の中も、1両に5人も乗ってなくて、4人ボックス席で足を延ばしてくつろぐ。
小田原辺りの海景色から、今度は山と川の景色に車窓が変わる。
1時間半ほど本を読みながらのんびりと「のり鉄」。
12:02 下部温泉駅
駅からすぐそばに温泉がある下部温泉駅で降りて、日帰り温泉に向かう。
田舎の山の中なのに、いつも駐車場は車が多くて、温泉の入り口にはよく「今日はお客様が多いのでご容赦ください」と出ている。
やはり温泉は癒しの場所でみんな好きなんだなと思う。
温泉につかりさっぱりしたら、休憩室で仮眠。
無料で休憩室もあり、とても良い温泉だなといつも思っている。
1時間程度仮眠したら出発。
ここには健康食で有名な「タニタ食堂」があり、「こんなところに!」と思いながら時々昼食をとったりもする。
13:58 下部温泉駅
| まだ甲府までは山の中の田舎道を電車は走るので、1時間半ほどのんびりと本を読む。
ときどきその週の仕事が終わらず残ったりしていると、しかたなく電車の中でパソコンを開き仕事を始める。
休みのリュックにパソコンが入っていると、100%リフレッシュにはならないな。
おまけにパソコンを見ていると酔う。
15:18 甲府駅
甲府についたら名物の「ほうとう」を食べる。
毎回食べているので他に何かないかなといつも思っているが、甲府には「ほうとう」しかない。
1時間くらいかけてゆっくり「ほうとう」を食べた後、駅前のレンタルスペースで将来の会社の事を考える。
平日はその場その場の仕事に追われているので、この時間は会社の将来を考えるとても貴重な時間になっている。
18:01 甲府駅
| 駅のキオスクでオレンジジュースを買って帰りは特急「かいじ」に乗って帰る。
一度帰りも鈍行列車で帰ったが、3時間位かかり、八王子辺りから乗ってくる人が増えて4人ボックス席で足を延ばして座ることもできなかったので最近は特急で帰っている。
ぜいたくな時間だと思っている。
19:47 新宿駅
新宿はいつも人でいっぱい。
人をかき分けながら、ゴルフクラブが人に当たらないよう気をつけながら電車に乗る。
山手線で田町駅へ。
20:30 田町駅
徒歩で歩いて、21時前には帰宅。
下部温泉にも入ったので、夜はのんびり過ごして就寝。
晩御飯は、夕方4時位に食べた「ほうとう」がいつも大盛クラスが標準なのであまりおなかは空かない。
明日も仕事だ。
今日も充実した一日だったと思いながらテレビをつけたまま就寝。
2025/10/1
2025/10/01
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苦労と生きがい
私が愛読している本に「リーダーになる人に知っておいて欲しい事 松下幸之助著」があります。
その中に、仕事がきついなと思ったときに元気づけられた言葉があったので紹介します。
松下幸之助さんが何もないところから20万人の会社を作るまでの中で得た様々な経験を記してくれています。
「苦労と生きがい」
何もかも自分の思うとおりになるなどと考えないこと。
辛抱、苦労があって当然と割り切ってやる。
いずれその苦労は、生きがいとなる。
ぼくも、個人的にはつまらんなあ、面倒やなあと思うこともたくさんあるが、それが今の自分の立場やな、自分が立っている立場では、そこに生きがいを感じなければいけないなと、そう思って、辛抱してやっている。
だから皆さんも、何もかも自分の思うとおりにはできない。
まあ半分できたらいいほうで、半分は辛抱しないといけない。何もかも満足してやれるということはあり得ないわけや。
欲しいものを買えば必ずお金を払わなければいけないのと同じやな。
ものを買ったら金を払う。要するに何か代償を出さなければいけない。
何か自分で辛抱しなければいけないことがある。
お金を出すのがいやだったら、頭を十ぺん下げる。そんなことはいやだと、お金も出さない、頭も下げないというのでは、成功しない。
そうゆうことをピシッと割り切ってやるくらいの腹がないとあかんのや。
苦労と言えば苦労やけれども、その苦労が苦労にならないように、苦労が生きがいと感じられるようにならんとあかんな。
相撲取りでも、勝負はわずか三十秒か一分である。
しかし、それだけの勝負をするのに、陰でどれほどけいこしているかわからない。
毎日、もうへとへとになるまでやっている。そうでなかったら、一番一番勝てない。
それはもう非常に辛抱しているわけや。耐えられないほどの苦悩を耐えてきて、それで三十秒の勝負を決している。
けいこをしているあいだ、ぶつけられたり転がったり、けがしたりしてやっているけれど、それを生きがいと感じている。
だから耐えられるわけや。
それを生きがいと感じない人はあかん。
これが自分の生きがいだと感じられない人は辛抱できないな。
2025/9/26
2025/09/26
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成功と失敗、自分次第
今回は私が毎日見ている松下幸之助さんの「毎日の言葉」にあった「成功と失敗、自分次第」を書いてみます。
<成功と失敗、自分次第>
人はとかく、成功は自分の努力によるものと考えるけれど、失敗を自分のせいにはしたがらない。
しかしおよそ物事は、周到な計画を立てて臨めば失敗はほとんどない。
”失敗の原因は自分にある”の思いに徹して反省するところに、次の成功への道がひらけてくる。
私もいままで多くの失敗をしてきました。
この経験から学んだことに、失敗の原因を「仕事が忙しい」や「体調がよくない」といったところへおくと、将来の成功への道筋は見えてこないという事を経験から学びました。
失敗の原因を自分の外に求めると、自分自身は何も変わらず同じ間違いを繰り返してしまいます。
失敗の原因を自分の中に求めることで、自分の考えが変わり、行動が変わり、結果が変わってきます。
外の世界を変えることは難しいが、自分の中を変えることはできます。
自分の周りで起きていることは全て自分が引き起こしている。
この様に考えると、人として成長するためのエネルギーにもなります。
自分が工夫して変わることで周りの世界も変わります。
外の世界に原因を求めるのではなく、自分で何かできることが無かったのかと過去を振り返ることで1つステップアップした自分が生まれてきます。
社会という人とのかかわりの中で生活していると、様々な失敗があり、その原因を外に求めがちです。
そこで、自分の中を見て行動することで同じ失敗を繰り返さない自分が生まれます。
2025/9/17
2025/09/17
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未来に向けた投資
今回はいま社内で行っている「未来に向けた投資」について書いてみます。
いま社内では様々な投資を行っています。
ホームページの変更、事務所フロアの増床、業務で使うツールの導入など、どれも未来に向けた投資です。
ホームページを新たなものに変更することで、新しい顧客の開拓、優れた人材の採用、会社の信用度向上などを目指し、
事務所フロアの増床は、いま働いてくれている社員の労働環境の改善、効率的な資源の利用、リクルート活動、企業イメージ向上などを目指しています。
どの投資も、ECHの将来価値向上を目指したものです。
当社は無借金経営でいままできました。
これは当社を支えてくれた多くの社員の努力による成果です。
日々お客様にとって価値ある仕事を行い、日々それぞれの社員が自分が持つ能力を高めるための努力をして、18年間に渡り着実に貯めてきたお金です。
このお金はとても貴重なもので、その管理を任されている社長として1円といえども無駄使いはできません。
投資として使うお金は、将来の私たちの為に確実にリターンあるものとしなくてはいけません。
先人が貯めてきたお金を使うということは、その投資に見合うだけの将来への努力を約束するものです。
私はいま120%の活動をしています。
これは、未来の投資に使わせてもらったお金を決して無駄なものとしない先人への約束です。
穏やかな海でゆらゆらと揺られ大きな波もない企業経営の中で、漠然とした将来への不安を抱えていました。
少子化、グローバリゼーション(国際化)、AI、今後の企業経営の変化の度合いは指数関数的に激しくなっていきます。
この変化に耐えるだけの力をつけるために、いま未来に向けた投資を行っています。
「飛躍」、この言葉が3年後の会社を表す言葉になるよう活動していきます。
2025/9/10
2025/09/16
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理念を支える企業文化 - 利他の精神
ECHの会社説明会では、企業理念「人を育て社会に貢献する」を説明する中で「理念を支える企業文化」についても丁寧に説明しています。
企業文化はとても大切で、一緒に働く仲間が同じ価値観を持ち、互いに目指す方向を同じにすることで、それぞれが持つ力を掛け合わせて、1+1=2ではなく、1+1=4,5・・・ となっていきます。
また人生の大半を過ごす社会人生活の中で、一緒に働く仲間が同じ考えであることが、働く環境を気持ち良いものとして作っていくことができます。
ECHの「理念を支える企業文化」は下記です。
・社員一人一人が成長を目指す。
・社員同士がお互いの成長のために協力し教えあう。
・利他の気持ちを持ち互いに助け合う。
・努力を惜しまず自己の成長を目指す。
・自分の持つ知識を全て出し切って最善のシステムをお客様へ提供する。
今回はこの中で「利他の気持ちを持ち互いに助け合う」についてその思いを書いてみます。
「利他」とは、「利他の精神」の事で、
このことは、過去の優れた功績を残した多くの方が言ってきたことです。
私の尊敬する松下幸之助さんもいつも繰り返し言っていました。
「利他の精神」は、自分の利益や都合よりも、他者の利益や都合を深く考え、相手のために自分が何ができるかという事を思う心、行動を持つ事です。
自分中心的な「利己(りこ)」とは対照的に、利他(りた)の気持ちを持つことで互いの信頼関係が深まり、結果として全体がうまくいき、自分自身にも良い結果が返ってきます。
私たちの仕事は互いに協力し合って成り立つ仕事です。
仕事に必要な知識を身につけたり、お客様から預かった課題を解決する時に、自分が普段から「利他」の精神をもって行動することで、他者の手助けができ、また自分自身も助けられるというとても良い環境ができあがります。
自分の仕事だけを考えて行動をすると、ややもすると、「忙しいから」「煩わしいから」と言って、自分中心の考え、行動になりがちです。
その時に、いま自分が他者に向けて何ができるか、何をしてあげると相手の方が楽になり喜んでもらえるか、このことをいつも考えながら行動する、このような事がECHの企業文化、ECHの社員です。
私も日々忙しく仕事をする中、「利他の精神」を忘れることなく行動します。
2025/08/25
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これからのECH
いまECHを大きく飛躍させるために色々と施策を打っています。
今までのECHも順調には成長してきましたが、その成長速度はゆっくりとしたもので、今のままでは大きく飛躍を望むことは難しい状況でした。
会社を私の世代だけ考えていくのであれば今までのやり方でもなんとかなりますが、いまいる社員の将来を考えた時、10年後、20年後のECHがどうなっているか、過去のECHにはその未来がリアルには見えていない状況でした。
健全経営、この言葉の響きは良くて、安定した経営を行うには無理なチャレンジはせず、今できることに集中していくことが最善の施策です。
しかし、今日のITを基盤とした社会状況の変化は過去にないスピードで変わってきています。
特に日本は労働人口の減少と共にGDPは中国に抜かれ世界3位となり、後から来るドイツ、インドに抜かれるであろうといった状況です。
この状況で、ECHにおいては今までと同じことをやっていたのでは、大手のプロジェクトへの依存からの脱却、社員をしっかりと育成して成長させる環境を作るといったことが難しい状況が続きます。
そこで、今年は人に投資を行い、ECHを大きく変えることにしました。
・社内体制を整えて、労働環境を「この会社で働きたい」という形にする。
・プライム事業を取ることで、収益性の高い、やりがいのある仕事を社員に提供する。
・収益、事業の基盤となる教育、保守事業を整え拡大し、自社でERP業界の上流から下流までのすべてを行う。
その為に、ERP業界に知見の深い人たちにECHへ参加してもらいました。
・強い営業力で新規顧客の開拓。
・深い知見で既存顧客のサポート、拡大。
・しがらみのない発想で新規事業の立ち上げ。
どれも新たな事で困難がある事は承知しています。
ECHはまだ体力が十分あります。
いま新たな世界へ踏み出し、そこで成功することで、1つレベルの上がった「この会社にいて良かった」と思える環境を社員へ提供します。
1年後、2年後、目に見えて変わっていくECHを実現します。
2025/08/17
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業界の常識を変えたい
先日経営者研修会に出席して、それぞれの経営者の起業時の思いについて語る場がありました。
私の起業時の思いはいくつかありますが、その一つに「業界の常識を変えたい」ということがあります。
私たちの業界は、ITコンサルタントになる為にはコンピュータ関係のシステム知識と業務に関する実務知識が必須で、業務に関する知識はOJTでないと得られず、その習得の期間は数年はかかると言われています。
私がITコンサルタントの業界に入ったときは、システムに関する知識はテキストと実際にコンピュータを操作することで得ることができるので大体の機能は習得していました。
ただ、私の職務経験は新卒で最初に入った会社では経理部に所属し、その後コンピュータ関係の学校の先生という経歴です。
そこには、物つくりや在庫管理、販売管理といった経験は全くない状態です。
そういった中で、今のITコンサルタント業界に入りシステムに関する知識のみで実際のプロジェクト現場へ参加しました。
担当は製造原価管理で、物つくりの経験の無い私にとっては未知の世界です。
ただ、プロジェクト現場でお客さまと会話する時に、私が実務経験が無いということに甘えることはできず、お客様が言われることを理解し、その中にある課題を解決しないといけない立場です。
実際にその場に立ちお客様と会話すると、最初に危惧していたお客様が言われる業務関係の話が全く理解できないかというと、そうはならず、何とか言われていることが理解でき、その内容をシステムに落とし込むことができ、お客様の要望に対して対応できました。
どうして実務経験の無い私が、実務経験を重ねたお客様と会話ができたかを考えたとき、私の学習方法にありました。
私は、システム機能を習得するときに、何も見なくても操作ができるまで実機の操作を何度も繰り返し、その機能を習得する時に「なぜこんな機能があるのか?」「この機能があることで利用者にとってはどういったメリット、便利さがあるのか」を必ず自分の中で想像しながら1つ1つのシステム機能を習得していきました。
そこで考えた機能の存在理由やそこから得られるメリットが、そのままお客様との会話の中で話題となり、お客様との繰り返し行われる対話の中で、私が疑問に思っていたことなどをお客様へぶつけ、そこから私が知らなかった、思い描くことができなかったことを更に得ていくという好循環が起こり、知識を増やしていく事ができました。
なぜこのような状態でできたかを改めて考えたとき、お客様が良く言われたことに「他社はどうやっているのですか」「自分たちのやり方が正しいやり方とは思っていないのでアドバイスが欲しい」ということがあります。
お客様も実務経験は豊富ですが、そのやり方が最善とは思っていず、他社がどうやっているかをいつも気にしていました。
そこに、私が想像したあるべき姿を話すことで、お客様と対等の立場で話ができたのだと思います。
ただ、事前の知識が何もないでこのような状態になるかというと、やはりそうは思っていず、私は日経新聞をよく読んでいました。
その記事の中で、自動車業界、食品業界、製薬業界など、様々な企業がどういったビジネスを行い、どういったことで困っているかなど、毎日の記事の中から自然と知識を増やしていました。
その知識がお客様との会話の中で役立ったのだと思います。
私たちITコンサルタントに必要な知識は、下記をいつも気をつけながら習得することで役立つものとして身に付きます。
・システム知識
コンピュータを何度もさわり、目をつむっていてもその操作画面がリアルに思い描けるまでなる
・業務知識
この機能はなぜあるのか「お客様にとって何がうれしいか」をいつも考える
この経験から、ITコンサルタントを2年程度の期間で育てることができると思い、今の会社を立ち上げました。
2025/08/06
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一流の知性
リーダーシップに関する本を読んでいたら興味深い名言に出会いました。
「一流の知性とは、同時にふたつの相反する考えを持ちつつ、さらにその両方を機能させつづける能力である。」
これはアメリカの小説家「フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド」の名言です。
私は日々経営において多くの判断を行っています。
リーダーとして会社という組織の中でどの判断が最良であるか、日々判断の連続です。
そこでは、「観察」「解釈」「介入」の繰返しを行っています。
「観察」では、普段からあらゆる事実情報を入手し、自分の経験や偏見などの無いありのままの情報を集めます。
「解釈」では、自分の中で複数の仮説を立てて、先の集めた事実情報を元にそれぞれの仮設の妥当性を判断します。
そして「介入」で、仮説に基づいた行動を起こし、それをやると決めた時点では絶対に正しいと信じて行動します。
だが、同時に自分が間違っている可能性も否定することなく事にあたります。
この同時に相反することを慎重に行っていくことがリーダーには求められます。
この行動を表したのが、先のフィッツジェラルド氏の、
「一流の知性とは、同時にふたつの相反する考えを持ちつつ、さらにその両方を機能させつづける能力である。」
です。
自分の判断にはいつも危うさがある事を忘れず、一つの判断に固執することなく最新の事実情報を判断基準とした最新最良の判断を行っていくことがリーダーに求められる行動です。
会社が大きくなっていくに従い、様々な判断を行う事となります。
1つ1つの判断においてリーダーとして最良の判断をして行きます。
2025/07/21
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なぜ、よく眠れたり眠れなかったりするのか
睡眠に関する本を読みましたので得た事を書いてみます。
日本人の約20%にあたる2,400万人が睡眠障害に苦しんでいるらしいです。
睡眠の研究では、人は夕方から夜中にかけて強い光を長時間浴び続けると、体内時計がおかしくなり睡眠に悪影響が出るそうです。
夜中にコンビニに行ったり、TVゲームをしたり、寝ながらスマホをいじるなどで強い光を浴びることが、睡眠に悪い影響を与える事が分かっています。
昔から「寝る子は育つ」というように、脳が深い眠りに入ると成長ホルモンが分泌され、成長ホルモンは細胞の新陳代謝をうながして、皮膚や筋肉、骨を成長させ、日中の活動で傷ついた筋肉や内臓などを効率よく修復する働きがあります。
しっかり睡眠をとることは、脳のメンテナンスだけではなく体の健康のためにも必要不可だということです。
まずは、眠りに入る前の時間帯にパソコンやスマホなど、強い光を発するものを遠ざけるようにしましょう。
それらの画面から出るブルーライトが、睡眠誘発ホルモンであるメラトニンの分泌を抑え、脳が覚醒して睡眠を妨げてしまうからです。
また、睡眠は90分の倍数を心がけることが重要です。
睡眠は、90分のサイクルで浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を繰り返しています。
よって、90分の倍数で眠ると目覚めが良くなり一日を快適に過ごすことができます。
90分の倍数ということは、6時間とか7時間半あたりがベストな睡眠時間だということす。
その睡眠が習慣化すれば快適に眠り、そして快適な一日を送ることができます。
2025/07/11
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社長の夢
経営者は夢を語るという記事を見かけました。
夢はいくつもあるのですが、その一つを語ってみましょう。
私の夢は、
人を大切にする会社を創り、社員が楽しそうに働いている姿を見ることです。
ただ利益を追うのではなく、人としての礼節を大切にし、社員一人ひとりが「ここで働けてよかった」と思える会社。
そんな会社をつくりたいと思っています。
そのためには、夢を語るだけでなく、日々の積み重ねが大切だと感じています。
信頼を築き、挑戦を恐れず、失敗から学び、成長を喜び合う。
そうした文化を根づかせていくことが、私の社長としての使命と思っています。
会社は「人」の集合体です。
人が成長すれば、会社も成長します。
人が幸せを感じれば、そのエネルギーはお客様や社会へと広がっていきます。
2025/07/05
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