ECH代表 廣田正俊のコラム

Hirota column

会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。

三大神

ヒンドゥー教には、ヴィシュヌ、シヴァ、ブラフマーという三大神が存在します。

ヴィシュヌは「維持」、シヴァは「破壊」、ブラフマーは「創造」の神です。

ヒンドゥ教ではよく知られたこの三大神が、実はビジネスの繁栄維持に応用できるという文献を読みました。

まずヴィシュヌのように、企業は既存の中核事業を維持しなくてはいけない。

だが、シヴァのように、非生産的な過去の痕跡は捨てなくてはならない。

そしてブラフマーのように、時間と環境が破壊したものを満たすように、有望な未来を作り出さないといけない。

ヒンドゥ教の三大神には、それぞれ象徴的な妻がいます。

ヴィシュヌの妻は、富をもたらすラクシュミー。

シヴァの妻は、過去を破壊する際に必要不可欠なパワーを象徴するパールバティ。

ブラフマーの婚約者は、イノベーションや将来の利益の源にとても重要なインプットとなる創造と知識を象徴するサラスフティです。

ヒンドゥー哲学によると、「創造ー維持ー破壊」とは、始まりも終わりもなく、延々と続くサイクルとされています。

三大神は、あらゆる生命体の創造と維持のため、それぞれ同等に重要な役割を果たし、さらに宇宙は劇的な変化を遂げることがあるが、変化へと向かうプロセスはたいてい進化的であり、小さなステップをいくつもいくつも重ねていくのだとヒンドゥー教は教えています。

この哲学に即して言えば、企業を維持していく事は、終わりのないダイナミックでリズミックなプロセスと言えます。

この調和のとれた「維持、破壊、創造」のサイクルを維持できるよう、ヒンドゥー教の三大神を取り入れた経営をする会社があり、成長の源となっています。

会社経営ではヴィシュヌ(維持)、シヴァ(破壊)、ブラフマー(創造)の考え方がとても参考になります。

2023/06/08

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