ECH代表 廣田正俊のコラム
Hirota column
会社の方向性や今現在の様子など
ECH 代表 廣田正俊の考え方とともに記しています。
社会人と勉強
今日は社会人と勉強について書いてみます。
私は以前から不思議に思っていることがあります。
「なぜ社会人になると勉強をしない人が増えるのだろう?」
みんな学生の時は大なり小なり日々家で宿題をしたり、試験前は夜遅くまで勉強をしていたと思います。
学生の時の勉強は「これって何に役立つのだろう」という漠然とした思いを持って、何か明確な目的を持った人以外は、周りからやりなさいと言われていたのでやっていたという人が多いと思います。
それが社会人になると途端に勉強から縁遠くなります。
社会人になることで先生という存在が無くなり、親も勉強という言葉を発しなくなります。
他者からの圧力が無くなるので勉強をしなくなるという状態の様です。
私は社会人になってからコンピュータに出会い、「これは面白そうだ。もっと知りたい」という強い欲求が出てきて、仕事だからという思いではなく、自分が興味があるのでもっと知りたいという気持ちからコンピュータの勉強を始めました。
それが仕事にも直接関係したので仕事の評価が上がり、給与も上がったという経験をしました。
そこで私が思ったのは、社会人は勉強をするとそのまま給与に直結して成果が表れるという事です。
正直、私は学生の頃は余り勉強はしていませんでした。
友達と遊ぶことが楽しくて受験勉強に集中できず希望する大学には入れませんでした。
学生の時はみんなが勉強しているのでかなりの勉強が必要でした。
1日1時間など勉強してもあまり人よりも成績は良くならず、周りを見ていると昼間から勉強しているので7時間や12時間以上勉強している人がいました。
私は1時間ですらできなかったので当然追いつくことなどできず、希望する進路には行けませんでした。
しかし、社会人になってから勉強と自分の評価・給与が直接結び付くことに気づき、毎日の行動に勉強を取り入れていきました。
社会に出てみると、社会人の多くはあまり勉強しないので、私が勉強の大事さに気づき1日1時間勉強しだすと、途端に人より知識量が増え、他者からの評価も上がりました。
学校の勉強との大きな違いは、学校の勉強は英語や世界史、数学などといった既に出来上がっている情報をいかに多く覚えるかが他者との差別化になり、中学・高校といった数年をかけて覚えてきた情報量が評価となります。
社会人になると、特にIT系の場合は日々技術は進歩しており新しいことが次から次に出てきます。
そういった中で新たに出てきたことを覚えることとなりますので、自分の過去は関係なく、いまどれだけ勉強しているかで優位性を持つことができます。
社会人になって1日1時間だけでも毎日勉強するだけで、1年間で365時間、約46日、平日で換算すると2か月ほどになり、自分の社会人としての生き方、周りからの評価が大きく変わります。
今既に勉強を日課としてやっている人もいると思います。
その行動は必ず、将来を豊かな人生、楽しい人生へと導いてくれます。
今という時間を大切にして、日々知識の積み重ねがいかに自分の人生を豊かにしてくれるかを思いながら過ごしてください。
私は人生は平等だと思っています。
苦労する量はみんな同じです。
今、楽をすると、将来苦労します。
今、苦労すると、将来楽できます。
将来の自分、将来の家族を思い、豊かな人生が送れるよう毎日を大切に過ごしてください。
日本はもうすぐゴールデンウイークです。
この連休を有意義に過ごしてください。
2021/04/27
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1か月リフレッシュ
今回は「1か月リフレッシュ」について書いてみます。
今ECHでは、プロジェクト現場へ長く入っていた社員がプロジェクトを終え、新たなプロジェクトへ入るタイミングで1か月のリフレッシュ期間を推奨しています。
1か月のリフレッシュ期間で何を推奨しているかというと、2週間程度の休暇と2週間程度のスキルアップです。
プロジェクト現場へ入っているとなかなか有休も取りづらく、まとまった休みを取っての心身のリフレッシュや、家族と一緒の数泊の旅行などがしづらい環境にあります。
私が家族を持ち、ある程度自分で仕事がコントロールできるようになったとき思ったのは、家族と1週間一緒に旅行に行ければ楽しいなと思いました。
それからは、自分の仕事が切れるタイミングで、子供の学校の休みなどをうまく合わせ(時には、勉強に支障のない程度に学校を休ませて)ながら土日を合わせた1週間程度の休みを取って旅行へ行きました。
これだけの時間があると、沖縄や北海道、またハワイやアメリカといった遠いところまで行くことができます。
家族と一緒に旅行という形で数日を過ごすと、とても良い思い出になり、また子供がいる家庭では、子供が大きくなるとなかなか一緒に過ごす時間が少なくなるので家族で一緒に行動する時間はとても貴重な思い出となります。
親が健在の方は、体が自由に動ける今の時期を大切にして旅行などへ行ってもらうのも良いと思います。
仕事ばかりで家族と過ごす時間が無いといった事にならないように「1か月リフレッシュ」をうまく使ってもらえればと思っています。
また、私たちの仕事は知識をお客様へ提供する仕事です。
知識量がお客様の満足度を大きく左右します。
プロジェクト現場などへ出ているとなかなか自分の知識を溜めるための時間がとりづらく、どうしても日々の仕事に追われ時間が流れてしまいます。
仕事をやっていると徐々に知識は増えては行きますが、私たちが扱っているSAPシステムは機能がとても多く、合わせてお客様の業務に関する知識も必要です。
現場でSAPシステムの機能を知ると共に、製造業、食品業、運輸業などといった様々な業種業態に関する知識を知っておかないといけません。
そういった業務知識を現場だけで知ろうとすると、5年、10年という経験を必要とします。
ただ、そういった知識が長い年月をかけないと得られないかというと全ての面においてそうではなく、日々の新聞記事で得られる情報や、業種別の本などを読むことでも業務知識を得ることができます。
また、まとまった時間を利用して、ロジスティックス系であれば中小企業診断士の資格やロジスティクス・オペレーションなどの資格や、会計系であれば日商簿記検定や税務検定など、ベーシス系であればOSやデータベースの資格などの勉強があります。
これら資格試験はどの業種にも当てはまる広い知識として役立つので、長期の休みに集中して勉強するということが将来の自分を助けてくれます。
リフレッシュ期間の内の2週間は、自分が担当しているSAPシステムの分野での更なる機能の深堀や、別の新しいSAPシステム分野への足掛かりとしての学習、社会人としての人間力・リーダシップなどを磨くための外部研修を受講するなど有意義な時間として使ってもらえればと思っています。
2週間の有給休暇と2週間のスキルアップ期間を家族サービスや自分のスキルアップに使う事は、仕事に追われいつの間にか時間が過ぎているということにならないよう、思い返すことのできる楽しい思い出を作り、将来の自分のために時間を使うといった有意義な時間の使い方となります。
今の現場が変わるタイミングで1か月リフレッシュをうまく使ってもらい、また、1つの現場参加の期間が長期にわたっている社員は、個別に相談してもらうことでうまく1か月リフレッシュ相当のことができるようにしたいと思っています。
有休があまりない人も個別に相談してくれればと思っています。
ECHにいることで自分の人生が豊かになったという実感を得てもらうために1か月リフレッシュを会社のしくみとして根付かせて行きます。
2021/04/21
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オンリーワン
今回は「オンリーワン」について書いてみます。
世の中で成功するためにナンバーワンになれと言いますが、オンリーワンという言葉も一時期良く使われました。
私は会社経営をするにあたりこのオンリーワンにこだわりを持っています。
世の中でうまく行っているビジネスや儲かっているビジネスを見て真似をすると最初の立ち上がりはうまく行きます。
しかし、自分が苦労せずにできることは他者もできるということです。
一次的に潤っていても、必ず価格競争などが起こり時間や体力を使った競争へと流れていきます。
この場合、成功しようと思うと労働時間を長く使ったり、資金力を使った囲い込みを行うなどといった思い切った投資をしないとなかなかうまく行きません。
私は他社と争いながら、勝ち負けといった分野でビジネスをやりたいとは思いませんでした。
私にしかできない事、オンリーワン戦略で他社が真似できないことに力を入れていきました。
他社が真似をしないことをするのが当然良いのですが、他社がしないというのは、やらないのではなく、やれないといった場合が多いです。
ノウハウが無いや、好きでない、ここで踏ん張ってというときにがんばれる熱意がないことからやれないといった事になります。
ECHが業界の中で参入しやすい開発に手を付けず、コンサルタントに特化してビジネスを行ってきたのはオンリーワンを目指したからです。
単なる派遣業ではなく、自社で社員を育てコンサルタントとしてお客様へ行くという形にこだわったのもオンリーワンだからです。
どの会社もコンサルタントの育成は難しく、資金力のある会社がコンサルタント分野を行うといった業界です。
資金力のない中小企業はどうしても開発分野の業務に流れます。
資金力がある大手は大量に採用を繰り返しながら仕事ができる社員を増やします。
小規模な会社は大量採用はできないので、業務コンサルタントとしての領域にはなかなか入れず、開発系の仕事をメインにして社員を採用します。
そして、5年以上の年月を経てやっとコンサルタントに近い仕事ができる人がいたり、またはずっと開発系の仕事ばかりをするといった形の会社が多いです。
業務コンサルタントを育成するためには、社内で数か月に渡り教育を行う必要があり、教育のための教材やシステムも必要です。
その間は採用した社員は売上を上げないので、将来に対しての投資という熱意を持つ会社でないとできないことです。
また、資金力があっても教育ノウハウを持つ会社でないとコンサルタントの育成はできません。
いま、大手の同業者がECHへ教育を依頼してくるのは教育ノウハウを持たないからです。
E-LearningやSAPシステムはお金を出せば入手できますが、その教材をどう使っていけばよいかが分からず、社員の努力に任せているといった状況が多いです。
コンサルタント育成には、社員の成長を信じて教育投資を行い、教育環境整備への投資も積極的に行うことが必要です。
他社がなかなかできない教育ノウハウの蓄積や人に対する投資をECHは今後も大事なこととして行っていきます。
PS.
1つ私が記憶に残っている話を書きます。
「人生が変わる発想力」という本で見た話です。
ある靴メーカーが事業拡大の可能性を探るため、2人のマーケティング担当者をアフリカに派遣しました。
一人目は「絶望的な状況です。靴を履いている人間は一人もいません」という電報を送ってきました。
ところが二人目は勝利を宣言するかのようなメッセージを送ってきたのです。
「すばらしいビジネスチャンスです。誰も靴を持っていません」
2021/04/14
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シニアコンサルの働き方
今回は私が目指すシニアコンサルの働き方について書いてみます。
私たちが働いているITコンサルタント業界はスキルレベルで3つの階層に分けることができます。
ジュニアコンサル、ミドルコンサル、シニアコンサルです。
それぞれの大まかなスキルレベルは下記のとおりです。
1,ジュニアコンサル
上位コンサルの指示に従ってSAPカスタマイズ・テストができる。
2,ミドルコンサル
お客様の業務要件を聞き取り、SAPが持つ適切な機能を提案・実装できる。
3,シニアコンサル
BPRを行いながら他社事例などを提示し適切な業務の流れを示し、SAPを動作させるにあたり下位コンサルに適切な指示ができる。
BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)
シニアコンサルは、様々なお客様の業務を理解して、今行っている業務の流れが効率的でないと思うときには他社事例などを提示しながらお客様が今行っている業務の流れを適切なものへ変更提案したり、その業務をSAPシステムで動かすにあたり、将来に渡り永続的に使えコストバランスの良い機能を提案・導入します。
その導入にあたっては下位コンサルへ、SAPのどの機能、場合によっては複数の機能を提示することで解決を図るなどの指示を行い、下位コンサルがカスタマイズ・テストなどを行うときのアドバイスを行います。
ここでの特徴は、シニアコンサル自身がカスタマイズを行ったりテストを行う事はしないという事です。
シニアコンサルの持つ時間は1日24時間です。
その限られた時間を有効に使うために、他のコンサルでできることは任せ、シニアコンサルでないとできないことに仕事を絞って自分の持つ時間を有効に使います。
これにより1人のシニアコンサルがサービスできるお客様の数を増やすことができ、多くのお客様に素晴らしいシステムの構築ができるようになります。
よって、シニアコンサルは、お客様の業務要件を聞き、その業務を処理するためのSAP機能を選別し、決定した機能を下位コンサルへ導入指示します。
また、同時に複数のお客様へ対してサービス提供を行います。
今回ECHでは組織変更を行いました。
新たに設置した職責に「プロジェクトサポートリーダ」があります。
この職責はシニアコンサルとしての立場で下記のような役割を持ってほしいと思い設置しました。
社員の皆さんは様々な現場へ入り、SAPシステムの導入を行います。
現場では、経験不足、技術不足などから迷うことがあります。
その時に「プロジェクトサポートリーダ」が皆さんと会話しながら、皆さんの現場の業務がスムーズにいくよう活動します。
私はこの3年、上記のような活動がSAP業界で実際にできるものか試してきました。
私自身はプロジェクトを複数かけ持ちし、1つ1つのプロジェクトには0.2~0.3人月(月に4~6日)の作業時間を取り、一緒に入るまだ経験の少ないメンバには1.0人月入っていただき、私がお客様との業務要件整理を行う中、使うSAP機能を定め、そのカスタマイズ・テストは一緒に入ったメンバが行うという形です。
今現在もその試みは続けており、今は3つのSAP導入プロジェクトに関わっています。
この仕組みの良いところは、シニアコンサルの効率的な活動と共に、一緒に入るメンバコンサルの成長を支えることができます。
お客様とのやり取りをメンバコンサルへ見せることで、業務経験の少ないコンサルが、お客様と業務要件を詰めるときにはどのように進めていけばよいかを実際に見ることができ、SAPが持つ複雑な機能にどのようなものがあり、どういった使い方をすればよいか、マニュアルに載った使い方だけではなく、実務で使う上での応用的な使い方を見せ伝えることができます。
結果、シニアコンサルは9時~18時といった定時の中で、多くの成果を上げることができ、メンバコンサルはテキストでは学ぶことができない業務をベースとしたSAP機能の理解ができます。
また、シニアコンサルは経験値を必要としますのでどうしても年齢は高くなります。
年齢は体力という問題を同時に抱えていきます。
深夜まで仕事をすると、翌日の頭の働きに影響し、複雑な業務要件を理解・解決するときに時間を要してしまうといった悪循環が始まります。
シニアコンサルは毎日すっきりとした頭で考えるという体制を維持するために残業をすべきではありません。
私はSAPプロジェクトの仕事では残業はしないようにしています。
18時以降の時間は、経営に関する仕事、自分の人生を豊かに(技能アップや趣味など)するための時間として使っています。
ECHのシニアコンサルには全員上記のような働き方になってほしいと思っています。
2021/04/05
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